「ブラック税理士事務所を作らない」という選択

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「ブラック企業」とよくいわれますが、「ブラック税理士事務所(法人を含む)」の話もよくききます。
私は「ブラック税理士事務所を作らない」ことを決めています。

※写真はイメージです。
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ブラック税理士事務所

税理士資格をとって独立すると、一般的に個人事業主となります。
税理士が2人以上いれば、税理士法人を作ることができますが、1人であれば個人事業主という選択しかありません。

税理士事務所を作ると、仕事量にあわせて人を雇うというのが基本スタイルです。

雇われる側は、受験をしつつ税理士を目指す人、すでに税理士資格を持っている人、税理士を目指さず職業として税理士事務所を選ぶ人がいます。

法律的には、税理士業務は税理士しかやってはいけないことになっていますので、資格がない人は、あくまで補助をするというのが建前です。
しかし、現実は、資格がなくても税金の計算をしたり、アドバイスをしたりしています。
(私もそうでした)

こういう状況で、かつ、徒弟制度、丁稚奉公の名残か、給料は低く、教えてもらえることも少なく、労働条件も悪いという税理士事務所も多いのです。

私はネット上で活動していたり、メルマガ『税理士進化論』を発行していることもあり、業界のブラックな話は良く聞きます。
昨日も友人とその友人と会い、びっくり&憤りを感じる話が満載でした。

 

 

私がいたブラック税理士事務所

私が、税理士事務所を3つ経験しています(その他は公務員、一般企業)。

いきなりどなる、教えない、いいかげん、ソフト会社にいばる、勉強しない、お客様への対応が悪い、お客様の愚痴を言う、人が辞めても気にしない、気分でルールを変えるなどなど、3つともブラックといえばブラックでした。

税理士業界の前にも、理不尽かつブラックな業界(公務員)にいたこともあり、元々の性格もあり、「そういうものだ」とわりきり気にしないようにしていました(反論もしていましたがw)。

・仕事は自分で勉強して覚えるものと認識した。
・「こういう税理士にはならない」という事例をたくさんみれた。
・長居したくなかったので、仕事のスピードをつけた(ExcelやPCを勉強した理由の1つです。)。
など、考え方を変えつつ、今も活かしています。

 

 

「ブラック税理士事務所を作らない」という選択

税理士として独立したとき、「いい税理士事務所を作ろう」という考えもありました。
お客様に対してだけでなく、働いてくれるスタッフにとってもいい事務所ということです。
(ブラックな事務所は、お客様に対してもたいていブラックですけどね。私がいた事務所も、ボスはお客様に嫌われていました(^_^;))

ただ、それが実現できるか?というと、私には難しいと思います。
マネジメントの才能もなく、人に任せることも苦手です。

方向性としても、人を雇うスタイルではありません。
従来のような、領収書を預かって会計ソフトに入力し、試算表をプリントアウトするというスタイルはやっていないからです。
規模の拡大をめざしているわけでなく、興味もありません。

私が仮に人を雇っても、ブラック税理士事務所になってしまい、自分が雇われていたときに経験した嫌な思いを、また別の誰かに経験させる可能性もあります。

「雇われない」だけでなく「雇わない」というのは、ブラック税理士事務所を作らない選択肢の1つです。

ブラック税理士からは「じゃあ、自分でやってみろ」「そんなの逃げだ」と思われるかもしれませんが、人に迷惑をかける、嫌な思いをさせるよりも、私はこちらを選びます。

にげるのも戦いですし、ループシュートも1点です。

 

そもそも税理士という仕事は、規模を大きくするメリットがありません。
個々の税理士自身の判断・見解が重要な部分もありますし、大勢いれば情報共有もできるといっても、日々の仕事に追われそれどころじゃないところも多いです。

お客様にとってもメリットはありません。

(規模が大きいほうが安心という方もいらっしゃるでしょうけどね。もちろん万が一のリスクはありますが)

 

情報共有や勉強なら、同じ組織でなくてもできます。

私は「雇わない」かわりに、セミナーやメルマガ、実際にあって話をするなど、情報発信やサポートをやっているのも、その情報共有や勉強の場を提供するためです。

明日も、e-Taxのセミナーをやります。

 





【編集後記】
今月のランは昨日までで45km。
暑い、スイムに集中など、いろいろ理由はありますが、せめて月の累計を100kmにすることに決めました。
6日間で、あと55kmです。

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