本とブログを両立させるために気をつけていること

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ブログを毎日更新する一方で、書籍も書いています。
これら2つを両立させるために、気をつけているポイントを挙げてみました。DSC00846

 

「書く」エネルギー

これまで4冊の本を書きましたが、その執筆期間中もブログは続けています。
ただし、どちらも「書く」というエネルギーを使うので、両立はなかなか厳しいです。

本を書いている間は、ブログをやめるという方法もあるでしょう。
ただし、私は、本とブログは似て非なるものと考えており、それぞれのメリットがあるので、両方やることにしています。

 

 

本とブログの違い

本とブログの違いを考えてみました。

無料か有料か

読者の方からすると、
・無料で読めるブログ
・お金を払って買う本
という違いがあります。

だからといって、ブログの手を抜いているわけではありません。
昔、記事執筆の仕事で、「ブログとは違って〜」といわれてイラっと来たことがあります(笑)

書く側からすると、本を書いて得る収入が、ブログを書いて得る収入(間接的なもの)よりも多いわけではありません。
有料でお金をもらえるから書くわけでははく、無料でも書きたいものを書く、情報発信する、という気持ちがなければ、どちらも続けることは難しいでしょう。

ブログは、1,500字から3,000字。
本は、7万字から10万字です。

『ひとり社長の経理の基本』は76,000字でした。
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これに追加原稿もあったので、最終的には、80,000字程度と思われます。
私の本は、図や表を多く使いますので、よくいわれる「本は10万字」よりも、文字自体は、ちょっと少なめです。

ちなみに、図や表も私が作っているものがほとんどです。
ブログでも図や表を作っているので、そのノウハウを、本のときにも使っています。
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個人技かチームプレーか

本とブログの決定的な違いは、プロの力を借りるか借りないかです。

本は、まず売れるかどうかの出版社(営業部)の判断、編集者さんの編集やアドバイスが入ります。
自分が書きたいものを書けるわけではなく、自分が書きたくないものも売れるなら書かざるを得ないこともあるでしょう。
だからこそ、「本を書く」判断は慎重にしなければいけないのです。

このブログも当然そのようなプロの手は入っていません。
逆にいうと、自分の判断で書けるのですが、ブログも本と同様に、読んでいただけるものを書く必要があります。
「自分の判断で書く」といういい面を活かしつつ、自由に書くのがブログのよいところです。

ブログは、個人技、本はチームプレーといってもいいでしょう。
個人技を磨いてこそ、チームプレーがいきてきますので、日々の鍛錬が重要なのです。

 

 

本とブログを両立させる

以上のような違いがあるので、本とブログは両立できるものです。
私は次の3つを気をつけています。

1 時間管理

ブログを毎日、さらに本を書くとなると、時間管理が欠かせません。
空白の時間を作っておき、本の執筆時間を確保できるように心がけています。

日頃からめいっぱい仕事をしていると本は書けませんし、書けたとしても他のこと(仕事、プライベートなど)が犠牲になります。

本当は、ブログを書く時間をもっと短縮すればいいのでしょうが、それはできていません。。。

2 複数の柱を作る

ブログで複数の柱(分野)を持っていると、その柱の1つを本にしやすくなります。
私の場合、いくつか柱をもっており、今回は、その1つの税務・会計・経理で本を書きました。

本を書いている期間は、その柱のネタは少なくなりますが、他のネタで続けることができるのです。

3 本に書くことをブログに書いてもいい

「本のネタをブログに書いていいのか」と思うかもしれません。
私も気にしていましたが、決してそうではないです。

本のネタになることをブログに書けば、考えを整理したり、反響を見たりすることができます。
新刊『ひとり社長の経理の基本』も、執筆期間中(2013年7月末から2014年4月はじめ)にブログ記事として書いていました。

■経理業務を効率化するノウハウ | EX-IT

 

 

 

 

まとめ

本とブログに限らず、本と仕事、仕事とプライベートなど両立させなければいけないことは多いです。
人的資源がない「ひとり社長」ならなおさらでしょう。

常にバランスを考えることが欠かせません。





【編集後記】

昨日は香港からマカオへ。
フェリーの船酔いが心配でしたが、大丈夫でした(^^;)

【1日1新】
※詳細は→「1日1新」

マカオ

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