Ctrl＋Cだけじゃない！一歩先に行くExcelのコピー機能

Excelの便利かつ必須の機能であるコピー。
このコピーを徹底的に使いこなすためのテクニックをまとめてみました。

※スクリーンショットをKeynoteで加工　

方向キーをうまく使うことが大事

コピーする場合、右クリックして［コピー］を使ってはいけません。

マウスに手を伸ばす分、わずかな時間でも確実にロスするからです。

Ctrl＋C（CtrlキーとCを同時押し）を使いましょう。

この場合、PCの方向キー（←→↑↓）をうまく使うことも大事です。

Ctrl＋Cを押し、

マウスで貼り付け場所を指定し・・・とやっていてはやはりロスがあります。

近くのセルなら、方向キーで↓↓→→（または→→↓↓）と動かし、Ctrl＋Vをしたほうが速いです。

方向キーは地味に役立ちますので、使うクセをつけましょう。

Shiftキー＋方向キーで、複数の範囲を指定できます。
Shift＋→→→で選択し、Ctrl＋C、

→→→で移動し、Ctrl＋Vで貼り付けです。

マウスでの複数範囲選択も手間がかかります。

Ctrl＋C以外のコピー操作

Ctrl＋C以外にも便利なコピー操作はあります。

Ctrl+D

上のセルをコピーできます。
書式までコピーしてしまうので、気をつけましょう。

1つだけコピーするなら、その真下のセルでCtrl＋D、

複数範囲にコピーするなら、Shift＋方向キーで上のセルも含めて指定して、

Ctrl＋Dです。

行全体でも使えます。

Ctrl＋R

左のセルをコピー（右方向へコピー）します。

Shift＋→で選択して、

Ctrl＋Rです。

列全体でも使えます。

Ctrl＋C、Ctrl＋V、Ctrl、V

値のみ貼り付けができます。

数式が入っている範囲をCtrl＋Cでコピーして、

たとえば、別シートにCtrl＋Vに貼り付けるとこうなります。

Ctrlを押すと貼り付けオプションを選択でき、

Vを押すと、値のみ貼り付けることができます。

貼り付け（Ctrl＋V）のあとに表示させるオプションで、値はVなのです。
このVを押すと選択できます。
書式のみはRです。

マウスでドラッグ

マウスでセルの右下隅をドラッグするとコピーできます。
（ダブルクリックで一気にコピーできます。連続している場合のみ）

ドラッグ後にオプションをクリックすると、コピー、連続データ、書式などを設定できます。

Ctrl＋C、Ctrl＋V、Ctrl、Vと同じ考えで、貼り付けてから設定するというものです。

シートのコピー

シートのコピーはCtrlキーを押しながらドラッグでできます。

コピペを繰り返す仕事は非効率

コピーは便利なのですが、コピペを繰り返す仕事は非効率な場合も多いので気をつけましょう。
次のような改善方法があります。

1　データの作り方を改善

毎月、コピー、貼り付けをしているなら、データの作り方に改善の余地があります。

1枚のシートに入力していれば、データをコピペしなくてすむからです。
ファイル、シート間のコピーが多いなら、データの構成を考えましょう。
【関連記事】【Excel入門】ファイルの作り方で効率が大幅に変わる。データは1ヶ所に蓄積しましょう。 | EX-IT
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2　数式で連動させる

毎回コピーするなら、数式で連動させておくのも1つの方法です。
「=A1」といったシンプルな数式でも連動できますし、VLOOKUP関数を使っても連動できます。

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3　マクロを使う

コピーを繰り返すならマクロを使うのも手です。

繰り返しに強く、ミスなくすばやく処理できます。
1のデータ改善をやればマクロを使わずにすむので、マクロを使わないようにデータを整備することも大事です。

【関連記事】Excel複数シート集計　複数シートにあるすべてのデータをマクロで1枚のシートに【サンプルあり】 | EX-IT
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【編集後記】

11/23の神戸マラソンに当選しました。
はじめての当選です。
関西方面にいくのも楽しみですし、レースも楽しみにしています。

福岡、那覇も申し込んでいますが、全部当たると逆に大変です・・・。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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