MacでWindows10を使うにはParallels Desktop11。Windows8.1との共存も。

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MacでWindowsを使えるParallels Desktop。最新バージョンのParallels Desktop11が発売され、発売日にインストールしてみました。
Macの中にWindows10とWindows8.1を入れることができます。
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MacではWindowsのソフトが使えない

Macでは、当然Windowsのソフトを使うことができません。
仕事でプライベートで、Windowsのソフトを使わない場合は、問題ありませんが、そうでない場合は困ります。

私の場合だと、
・会計ソフト(クラウドでないもの)
・税務申告ソフト
・e-Taxソフト(国税庁のサイト、税務申告ソフトの電子申告のしくみなど)
そして、
・Excel
をWindowsを使います。
Wordは、MacのWord、プレゼンテーションソフトは、MacにKeynoteです。
あとのソフトは、Mac側でなんとかなります。

ExcelはMacのExcel2016がだいぶ使いやすくなりましたが、マクロが遅いという問題は残っているため、今もやはりWindows版のExcel2013・2016(テスト版)がメインです。

MacとWindowsの2台のパソコンを使う手もあります。
もし、外で使いたい、持ち運びたい、1台ですませたいという場合は、MacにWindowsを入れてみましょう。

MacでWindowsを使うなら、Parallels Desktop

MacでWindowsを使うだけなら、BootCamp(ブートキャンプ)というMacの機能がユーティリティ内にあります。

EX IT SS 3

ただ、この機能は、致命的な欠点があるのです。

Windowsのソフトを使う場合は、再起動させなければいけなく、再度Macのソフトを使うには再起動が必要となります。
同時にMacとWindowsを使うことができません。

そこで、MacでWindowsを使うのは、仮想化ソフトというものを使って、同時に使えるようにするのがおすすめです。
今、この記事を、こんな状態で書いています。
左側にはWindowsのExcel、右側にはMacのブログエディタMarsEditです。
EX IT SS 4

WindowsとMac間でコピペもできますし、ファイル共有もできます。

MacでWindowsを使うには、次のものをそろえましょう。

・Parallels Desktop又はFusionというソフト

仮想化ソフトには、Parallels DesktopとFusionがあります。
両方使ったことがあるのですが、Parallels Desktopの方が使いやすく処理が軽いです。
バージョンによって優劣がありますが、ほぼ変わりません。
値段は、8,500円(ダウンロード版)。
今回、新バージョンParallels Desktop11が発売されました。
私は前バージョンからのアップグレードなのでかかったのは5,300円です。

11になって、処理速度は確実に速くなり、最新のWindows10やMacのEl Capitanに対応しています。
省電力もさらに進んだようです。
前バージョンのParallels Desktop10でもWindows10は使えましたが(すぐに入れていました)、正式対応しました。

・Windowsのソフト

Windowsのソフトが別途必要です。
Amazonででも買いましょう。

Windows8又はWindows8.1を買えば、無料でアップグレードできます。

・ある程度の性能以上のMac

仮想化ソフトでMacにてWindowsを動かすには、それなりに負荷がかかります。
Mac自体が重くなるのです。
ある程度の性能以上のMacは必要です。

私のメインMacであるMacBookPro Retina15インチはもちろん問題ありません。

2013年モデルのMacBookAir11インチ(メモリ2GB)ではつらかったのですが、メモリ4GBのタイプだとなんとか動かせました。
12インチのMacBookもやや性能は劣りますが、Windowsは使えます。
全体の処理速度がやや劣るため、それなりという感じです。
(一応メモリは、8GBあります)

さらに、Windows分のSSD(HDD)容量が必要となります。
30GBから60GBくらい使いますので、64GBのMacだと厳しく、128GBでなんとかという感じで、256GBあるとベターです。

Macの中にWindows10とWindows8.1を共存

Windows10を使いたい!と思ってもソフトが対応していないケースがあります。
私の場合だと会計ソフトはともかく税務申告ソフトはしばらく対応しないようです。。
毎回そうなのですが、業界で新しいWindowsを使う人が少なく文句もいわないからだと思います。
私くらいかもしれません。

対応させるのは大変かもしれませんが、ソフト会社の義務でしょうし、それができない場合切り捨てられても仕方がないはずです。
といってもしょうがないので、Windows8.1をまだMacに残しています。

Parallels Desktopで新規の仮想マシンを入れるようにし、もう1つのWindowsを入れればなんなくインストール可能です。
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左がWindows8.1、右がWindows10。
Parallels Desktopのライセンスは1つで大丈夫ですが、Windowsはそれぞれ必要です。
EX IT SS

普段はWindows10を使い、必要なときのみWindows8.1を立ち上げています。

同じExcel2013で比べても、Windows10の方がきれいです。
(左がWindows8.1、右がWindows10)
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USBタイプだと9,500円、こちらのダウンロードタイプだと、8,500円です。

発売元のアクト・ツーで買えば、即ダウンロードできます。
Parallels Desktop 11 for Mac 新規ダウンロード版

Parallels Desktop9以降のユーザーでアップグレードするなら、アクト・ツーより、本家Parallelsのサイトの方がちょっと安く5,300円です。
http://www.parallels.com/jp/

Macソフトだけで仕事ができるなら別ですが、トライアル(試用版)もあるので、一度ぜひ使ってみましょう。

 

 





【編集後記】

イベント続きの1週間だったので、昨日はひきこもり。
新作ゲーム(スパロボBX)をやっていました。
まあ、たまにはこんな日も。
今週はドラクエⅧも発売されるし、うれしい反面悩みます。
こないだ買った龍が如く0も終わってないですし。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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