プロとして信念に基づき問題の解決方法を選ぶ。税理士としての信念を書いた『ひとり社長の経理の基本』

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プロ、専門家として問題解決をするときには、自分の信念に基づいてその解決方法を選ぶべきです。
信念に反する解決方法は選んではいけません。
その方法が望まれ、お金が入るとしてもです。

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※新宿ルミネのスタバにて DSC-RX100M3

『ひとり社長の経理の基本』、重版となりました

2014年4月に発売した『ひとり社長の経理の基本』。
おかげさまで重版となりました。

お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。

これで3刷、累計18,000部となりました。
印税については、noteに書いています。

印税生活って?『ひとり社長の経理の基本』重版の裏側|井ノ上陽一|note

私が望む経理という問題の解決策

『ひとり社長の経理の基本』は、ひとり社長(ひとりで会社経営をしている方)が自分で経理をやることをすすめた本です。
節税、税務申告まで書いています。

会社の経理をどうするかは大きな問題です。

めんどくさく、手間もかかり、利益を生まない経理。
そんなもの、税理士に任せればいいという意見も多いです。

レシートを丸ごと送れば、税理士が処理してくれるというサービスは山ほどありますが、私の信念には反します。

私も税理士ですので、丸ごと引き受けて、経理という問題を解決することはできますが、今、経理を丸ごと引き受けることはしていません。
(個人事業主、フリーランスも引き受けていません。個別コンサルで経理のやり方、税金の知識などを教えることはやっています)

ひとり社長なら自分で経理ができますので、「経理を効率化する」「経理を教える」という解決策を選んでいます。
手書き、伝票、電卓という、昔ながらの経理だと手間がかかりますが、今はIT、ソフトが発達し、それほど手間がかかりません。

自分で経理をやると、
・経理、会計、税金について身をもって学べる
という絶大なメリットがあります。

経理も税金も自分事で考えないと身につきません。

そのノウハウを書いたのが『ひとり社長の経理の基本』です。

書くことで信念を貫く

「レシートを送っていただければ大丈夫です!」
「丸ごと引き受けます」
「めんどうなことは全部やります」
ということは簡単ですし、ニーズもあり、その方が売上が上がります。
税理士の伝統的な仕事だからです。

しかしながら、自分の信念と反するから、できないのはしかたありません。

『ひとり社長の経理の基本』を2014年に書いてから、仕事のやり方がさらに変わりました。
書いて変わるのは、読者の方だけではありません。
自分自身も変わります。

いろんな仕事のやり方がありますし、それぞれの考え方があるので否定はしません。
ただ、自分の信念に背いていないか、信念があるかというのが大事ではないでしょうか。

経理を丸ごと任せるのも信念があるなら問題ありませんし、経理を丸ごと引き受けるのも信念があれば問題ありません。
信念があるもの同士がつながればいいのです。

信念は書くことにより貫けます。
『ひとり社長の経理の基本』も、編集者さんから「こういった本を書いて、仕事大丈夫ですか?」と心配されたこともありました。
正直、この本を出してから減った仕事もありますが、増えた仕事もありますが、結果的に、信念をより貫けるようになったから、ま、いっかと考えています。

強い信念があるから書けるのか、書くから信念を持てるのか、どちらが先になるかはわかりませんが、書きつづけるのはおすすめです。
(こういった記事を書くことで、また信念を強くできます)

【関連記事】新刊『ひとり社長の経理の基本』めんどくさがりやな「ひとり税理士」が書いた経理の本です | EX-IT
リンク

印税生活って?『ひとり社長の経理の基本』重版の裏側|井ノ上陽一|note





【編集後記】

昨日は5月の横浜トライアスロンの抽選発表。
昨年に続き、あえなく落選でした・・・。
今年はボランティアで参加する予定です。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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