仕事を全力で減らそう。減らすべき7つの仕事と9つの減らし方

  • URLをコピーしました!

ひとりビジネスでも、仕事を減らすのは難しいです。
全力で取り組まなければ、仕事は減りません。
IMG 4614
※自宅にて。iPhone 6s

仕事は増える

通常は、仕事を増やすことを全力でやるはずです。
しかしながら、一定以上になれば、「仕事は増えてしまいます」。

あれだけ欲しくてたまらなかった仕事が、増えすぎてしまうのです。
その段階のこれからなる方もいらっしゃるでしょうが、すでに感じている方も多いでしょう。
ひとりで仕事をしているなら、人に任せることもできず、仕事を減らすしかありません。

「仕事を増やす」ことだけが注目されますが、実は、「仕事を減らす」の方がずっと大事で、ずっと難しいのです。

全力で「増やす」努力をするように、全力で「減らす」努力が欠かせません。
戦でも、「攻める」と同様に、「撤退する」が大事ですし、スポーツでも、「点を取る」と同様に「守る」が大事ですし、「栄養を取る」と同様に「体重を減らす」ことも大事です。

私は仕事を全力で減らしていますが、それでも徐々に増えてきています。
これが何もしていかなかったら、どれだけ増えていたかわかりません。

減らすべき仕事

では、どんな仕事を減らすべきなのでしょうか。
次のようなものがあり、私は実際に減らしてきました。

・1 嫌な仕事

やるときに嫌な気分になる仕事、それをやるのが憂鬱な仕事は減らすべきです。
ひとりだと感情のゆれが仕事に影響します。
(少なくとも私はそうです)

嫌な仕事は、他のいい仕事にも悪影響があるのです。

・2 独立当初の仕事

起業・独立当初の仕事は、ありがたいのですが、その反面自分に合っていない可能性が高いです。
単価が低いこともあるでしょうし、自分の軸が合わないこともあります。
当初は、自信もなく、軸が定まっていないからしかたのないことです。

ただ、こういった仕事が今の自分の足かせになることもあります。
私は独立当初の仕事は、ほとんどなくなってしまいました。
(今は本当に合う仕事しか残っていません)
こちらから減らした仕事もありますし、去って行った仕事もあります。

これが起きたのが独立3年目頃で、当時自分の意識も変わったときでした。

・3 時期が集中する仕事

一定の時期に仕事が集中するのなら、その時期の仕事を減らしましょう。
その時期に集中して稼ぐという考え方もあるのかもしれませんが、好ましくありません。
よほど稼げるならば別ですが、そうではない場合で、かつ自分に負担がかかるなら、減らしていきましょう。
私は、確定申告時期(2月から3月]の仕事を徹底して減らしました。

・4 腕が上がらない仕事

つまらないし、やっても得るものがない仕事は減らすべきです。
当初は、お金のためにやっていた仕事があるのはしかたありませんが、そういった仕事をやらなくてもいい時期は来ます。
仕事を通じて腕を上げることができれば、仕事の質がさらに高まり、次の仕事に活かせるのです。

・5 単価が高すぎる仕事

単価が高すぎる仕事、たとえば、売上の30%、50%を占める仕事はありがたい反面、リスクがあります。
こちらから手放すには勇気が必要ですが、後々を考えると、なんとかしたいものです。
ただし、もし、その仕事に他の要素(嫌な仕事、時間がかかりすぎるなど)なら、減らすことも考えましょう。
私は実際にそうしました。

そのときは、「やばい・・」という状況でしたが、その売上はなんとか埋まり、別の仕事をこなせるようになっています。
単価が高すぎるのもよしあしです。

・6 時間がかかりすぎる仕事

時間がかかりすぎる仕事は、減らす候補になりえます。
フリーになって自由に仕事ができるはずが、そうではなくなります。
単価に比べて時間がかかっている仕事は、単価を上げる手もありますが必ずしもおすすめしません。

単価を上げてもその時間は奪われるわけです。
3日かかる仕事の対価が10万円から30万円に上がっても、3日かかることは変わりません。
単価ではなく、問題は、「時間がかかる」ことです。

また、単価を上げて、断ってもらおうということはやってはいけません。
これも単価が問題ではないからです。

・7 時間を奪われる仕事

独立当初は、無理な条件でも仕事を受けざるを得ないこともあります。
たとえば、
・夜に仕事せざるを得ない
・土日に仕事
・納期が厳しすぎる
・資料が出てくるのが遅くて毎回あわただしい
・無茶な要求が多い
・クレームが多い
などといったことがあれば、減らしておきましょう。

仕事の減らし方

実際に仕事減らすときには次のようなことを考え、やってみましょう。

1 リストにする

やっている仕事をリストにします。
減らすべき仕事を決めるためです。
かかっている時間、単価なども明記するとより具体的に検討できます。

そのリストを見て、心がざわっとしたら、「減らす」合図です。
私は、日々、仕事をリスト化してタスク管理しています。
そのタスク管理中に、「これ、減らしたい・・」と感じるので、減らすべき仕事がすぐにわかるのです。

2 人生でやりたいこと・やりたくないことを考える

人生でやりたいこと、やりたくなりことをリストにしましょう。

・やりたいことができているか
・やりたくないことをやっていないか
を確認すれば、仕事を減らすこともできます。

やりたいことができていない理由が、お金にあると、仕事を減らせないかもしれません。
しかし、多くの場合、やりたいことができていない理由は「時間」ではないでしょうか。
お金はいろんなことを解決してくれますが、お金では解決できないこともあり、時間が足かせになっていることも多いはずです。

同じ10万円を得るにも、時間的にも精神的にもいい状態で得ることを目指しましょう。
そのためには、減らして、増やすつまり、仕事を入れ替えることも大事なのです。
増やしてから減らすのが理想ですが、「減らす」を先にやらざるを得ません。
減らせば入ってきます。

「やりたいこと」を先にやるのも手です。
「やりたいこと」をやっていれば、時間がなくなりますし、仕事を減らざるを得ません。仕事を減らさざるを得なければ単価や売り方を考えます。
「やりたいこと」を我慢していても何も変わりません。

家族、友人、趣味などの予定を先に入れてみましょう。
(私もトライアスロンをやるようになってからかなり考え、仕事を減らせました)

3 減らすことに慣れる

仕事を減らすには、減らすことになれなければいけません。
一度も仕事を減らしてことがないなら、減らしにくいのは当然です。
減らしていくことになれましょう。

「減らせば入ってくる」という不思議な事象も、減らさないと体験できません。

4 「嫌々やっていたら、そのお客様に申し訳ない」

大義名分を掲げて仕事を減らしましょう。

その大義名分とは、「嫌々やっていたらお客様にも申し訳ない」というものです。
嫌だったり、時間がかかりすぎていたりして、苦しんでやっていてはお客様も喜びませんし、もしそれを当然と思う方がいたら、その方はお客様ではありません。

条件を交渉するのはもちろん、減らすことも視野にいれましょう。

5 大事なお客様のことを考える

仕事を減らすのは、大事なお客様のためです。
嫌々仕事をやっていて、時間が無駄にかかり、ストレスを抱えていては、大事なお客様に迷惑がかかります。
「大事なお客様のため」という大義名分です。

今、継続してご契約いただいているお客様や必要としてくださるお客様のために、時間を作りいい状態を保つようにしています。
自分でなくてもいい仕事に、時間やエネルギーを使う余力はありません。

6 スタンスで断る

仕事を断るときに単価を理由にしないようにしましょう。

その単価がOKだった、その仕事をやり続けざるを得ないことがあります。
断るなら、スタンスで断るべきです。
「お役に立てないと思いますので」や「他の選択肢を示す」ことで、減らしましょう。

7 仕事が入ってくる流れを作る

仕事を減らすのが不安にならないようにするために、仕事が入ってくる流れを作るべきです。
・売上の種類を増やす
・ネットの入り口を増やす(HPやブログ)
といったことをやっておけば、仕事が入ってくる流れを作れます。

減らしても入ってくるだろうという確信があれば、仕事を減らしやすいです。

8 アルバイト、外注に頼らない

仕事を減らすために、アルバイト、外注に頼りすぎないようにしましょう。
確かに、仕事は減るように思えますが、チェックしたり教えたりする仕事は残ります。
結果的に仕事量はそうそう減りませんし、別の仕事やストレスが増えるだけの場合も多いのです。

手間のかかる仕事を効率化しないで人に任せても根本的な解決にはなりません。
そして、自分が嫌な仕事を人に任せていいのか?という問題もあります。
(自分が嫌で、その人が好むという場合もあるでしょうが)

9 徹底して逃げる

仕事を増やす以上に、仕事を減らすのは難しいです。
ときには、徹底して逃げることも必要でしょう。

もちろん、投げ出すわけではなく、平謝りして徹底して断わざるを得ないこともあります。
・最初に聞いていた話と違う
・状況が変わった
ということもありますので、そうせざるを得ないときもあるはずです。

 

 





【編集後記】
昨日は極秘ミッション。
うまくいくかどうかわかりませんが、面白そうです。
ブログネタにもなるので、うまくいったら記事にします。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

スタバ 池尻大橋
大橋までラン
とある打ち合わせ

【1日1節】
時間術の本を1日1節書く。12月22日完了予定。
63/84(+1)

  • URLをコピーしました!