10件のアポより1件の仕事

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「なんだか忙しい」「そのわりにお金が残らない」という場合には、余計なアポが多すぎる場合があります。
私の独立当初がそうでした。
EX IT
※自宅にて GoPro HERO Session

人に会えるのがうれしい時期

ひとりで仕事をしていると孤独です。

「今日は人と会わなかった」
「今日は声を出していない」
「しばらく人と話していないなぁ・・」
ということもあり得ます。

電話を使っていれば別ですが、電話を使わずメールを中心に仕事をしていると、なおさら話しません。

人と会える機会があるとうれしく、人がいる場にいったり、会いに行ったりしてしまいがちです。
私もそうでした。

10件のアポより1件の仕事

ただ、人と会うには、それなりの時間がかかります。
会う時間、移動、そのための準備など、1件のアポにかかる時間は無視できません。

オフィスをかまえていてこちらに来ていただく場合にも、時間はかかります。
なによりも、そのアポがあることで時間の自由度が奪われるのです。

「時間までに帰ってこなきゃ」
「時間までに行かなきゃ」
といったこともありますし、アポで仕事や考え事が中断することもあります。

もちろん、アポがなければ仕事につながらず、食べていけません。
ただ、無用なアポには重々気をつけましょう。

以前、私は、アポで満足していた時期があります。

・話を聞かせて欲しい
・一度会いたい
・ランチでもどうですか?
といったものもあれば、

・紹介してくれませんか?
・いい話があるんです
・近くまで来たので・・・
・説明にうかがいます

などといった営業も含めると、結構な量でした。

当時のスケジュールを見ると、うーん。。とならざるを得ません。
そういったアポが仕事になる場合もありますが、その「もしかすると」にばかり追いかけていると時間はいくらあっても足りなくなります。

交流会に行く

会った人と後日会う・営業受ける
という負の連鎖もあり、この連鎖を断ち切るために、無用な交流会に行くことをやめました。

無料セミナーもそのあとに営業かけられるので(当然ですが)、行きません。

定期的に担当者が来るようなサービスもすべてやめました。
税務システムを変えた理由の1つは、アポが多すぎるためです。
大企業だと、人が行く、人と会うコストもまかなえますが、ひとりしごとだと、そのコスト(時間、お金)はまかなえません。

週に10件アポを入れるくらいなら、1件の仕事をしっかりやることを選びます。
人と会わない仕事もあるはずです。

アポが多いと仕事をしている気になってしまいます。
以前の私がそうでした。
楽しいアポもあるから困りものです。

ただ、アポで時間をとられて忙しいと感じていても、実際の数字は上がってこない場合もあります。
(アポの積み重ねで得る仕事もあるのは事実ですが)

スケジュールを見返し、その予定が、アポにすぎないのかなのか仕事なのかを確認してみましょう。

スケジュールには家族や友人、プライベートの予定もあります。
楽しみな予定のためにも、アポは厳選すべきです。

「人と会う」を最上位に置く

「人と会う」「実際に会う」という時間の使い方は、最上位に置いています。

知識やスキルを提供するサービスで、最も価値提供できるのは、会って話すことだからです。
(モノを売るなら別でしょうが)
これを軽く提供していると、その先に提供するものがなくなります。

私の場合は、毎月会う=打ち合わせをする顧問業務が最上位です。
その次がマンツーマンで会う個別コンサルティング。
その次が1対多で会うセミナー。

そして、こちらからネット上で価値提供するブログやメルマガは、無料です。

「人と会う」を、どの階層に置くかは、考えに考えておきましょう。





【編集後記】

引越にともない、いろいろ売却。
昨日は、Amazonマーケットプレイスで売れた本を発送。

16,200円の本→12,488円(送料差し引き後)
20,000円の本→6,620円
で売れました。

20,000円の本はこれです。
(20,000円もしたのか・・・)

売り方は、以前記事にしました。
【関連記事】手間を考えると微妙?Amazonで中古本を売ってみました。
リンク

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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