栄養の偏りはデメリットだけだが、情報の偏りはメリットもある

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私の情報収集、詳しい分野は極端に偏りがあります。
当初不安がありましたが、情報収集、知識は偏っていた方が他者の役に立てることが多いです。
情報の偏り

 

情報を絞ることへの不安

情報収集を絞ると、不安になります。
私も昔そうでした。
「知らないと思われたらどうしよう」
「話についていけなかったらどうしよう」
と考え、大多数の人が得る情報をとりあえず集めておこう、話についていけるようにしようとしていたのです。

ところが、独立してからは、「ありきたりの情報をえて、他と変わらない知識・スキルだと勝てない」と強く思うようになりました。
徐々に、情報を絞り、今では自分の得意分野に関する知識・スキルを磨き続けることに集中しています。

ブログを書いていると、「いろいろ知っててすごい」「なんでも詳しい」と思われたり、褒めていただいたりすることが多いです。
あえて暴露しますが、知らないことの方がたくさんあります。
むしろ、欠落しているといっていいでしょう。
あまちゃんも、半沢直樹も見たことないですし、日頃のニュースでも知らないことはあります。
その反面、誰よりも詳しい(もっと詳しい人もいるでしょうが、上位数%に入る程度)分野も持っています。

ブログに書いているのは、その分野だけです。
知識・スキルの分野をレーダーチャートにするとこんな感じです。
得意なものはいくらでも深く語れます。イコール好きなことでもありますね。
料理とかワールドサッカー(日本代表、Jリーグは詳しくないです)、トライアスロンという分野もありますが、Excel、IT、税務会計の3分野を柱にしています。
その他、漫画、ガンダムも詳しいです(^_^;)

情報の偏り

 

 

時間は限られている、集中投入!

日々、特定の分野ことだけひたすら考え、そのための情報収集しかしていません。
ネットの情報を集めるRSSリーダー(feedly)でも分野をしぼっています。
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時間は限られていますし、集中投下しないと勝てないのです。
もちろん、情報収集能力がずばぬけて高い人は、まんべんなく情報を集め、知識やスキルを蓄積できるのでしょうが、私はそこまでできません。

 

 

情報が偏ることのデメリット・メリット

栄養が偏ると、健康に害があるというデメリットがあります。
情報が偏っている場合もデメリットがあるでしょう。

「日経新聞読まないやつとは仕事できん!」
「ドラマの話ができない人とは仕事できないわ」
「ニュースくらい毎日見なさい」「野球もしらんのか」
という方とはおつきあいできないし、仕事もいただけない可能性が高いです。

その反面、私が得意な分野を必要としていただける方には、貢献できます。
情報が偏っていることのメリットもあるのです。
もちろん偏っているといっても、法人税は知ってても、消費税は知らん!というのでは支障がありますけどね。
(ただ、法人税にだけにめちゃくちゃ詳しい人は、専門家向けには強いでしょう)

広い視野の情報も必要でしょうが、それでは他と違ったことができません。
F1でいうと、直線は速いけど、カーブが遅い車は、直線が多いコースで優勝できる可能性があります。
サッカーでいうと、足がめちゃくちゃ速いけど、スタミナがない選手は、短時間で試合終了近くの出場ならかなり活躍できるでしょう。

情報が偏っていて、知識やスキルが偏っていると、活躍できる場が少ないけど、ばっちり状況があえば、相性があえば、その貢献度は飛躍的にアップします。
専門家、プロフェッショナルに限らず、偏りは欠かせないのではないでしょうか。

現実に、「この人すごいな〜」という人は、偏りがあります。
(たまに偏りがないスーパーマンもいますけどね)

というわけで、今後も偏っていきます。
TV、ニュースは知りませんがご容赦いただければ(^_^;)

最初は不安かもしれませんが、徐々に偏ってみてください〜。

知らないことは聞けばいいですし、交換すればいいのです。
むしろ、偏ることで専門分野という武器を持つことが重要でしょう。

 

何に偏ればいいかわからない方は、友達にきかれること、よく質問されることをヒントにしてみましょう。

それが得意なことであり、他者の役に立てることだからです。
ブログで情報発信すると、より見つかりやすくなります。





【編集後記】
昨日は終日長崎でITコンサル。
朝は、ちゃっかり旅ラン。
坂を楽しみながら、眼鏡橋、平和公園などを12kmほど走ってきました。

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