【読書】16歳の教科書~なぜ学び,なにを学ぶのか(ドラゴン桜公式副読本)

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8月のアタリ本2冊目。
セラピスト税理士さんのブログで見て,即購入した本です。
以前から気になっていたのですが,記事にしてくださったのを見て,
まだ読んでないのを思い出しました。
ありがたいです。

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~/7人の特別講義プロジェクト
¥819
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16歳へ向けて,「なぜ学び,なにを学ぶのか」について
次の7つの項目に分けて,書かれています。
1時限目 国語
2時限目 数学(計算問題)
3時限目 数学(図形問題)
4時限目 英語
5時限目 理科
6時限目 社会
課外授業 心理
非常に学ぶべきことの多く,ビジネスにも使える本です。
印象に残った点から3つ挙げます。

1 
”問題を前にしても,「わからない」と投げ出すのではなく,とりあえずバットを振ってファウルにしておく。”
2時限目の数学(計算問題)より。
これは,ビジネス上の問題解決の際にも同じことが言えます。
見送っていては何もうまれません。

2
”物理学には間主観性という考え方がある。
 間主観性とは,主観と客観の中間。”
5時限目の理科より。
例えば,原子や電子を観測する場合の「観測する側」と「観測される側」の関係を
考えるときなどにこの考え方が登場するそうです。
この考え方があると,上司や部下の立場で考えてたり,お客様の立場に立って考えられる
ということでした。

3 
”なんのために生きていくか→クレジットを高めるため
クレジット=他人からもらえる信頼,共感,信任の総量”
6時限目の社会より。
社会は藤原和博さん(元・杉並区立和田中学校校長)が担当しています。
これは大人になってからも肝に銘じておくべきことだと思います。
この社会の項目は一番のオススメです。
自分が16歳くらいのころに各教科(「心理」除く)について考えていたことと
比較すると面白いですね。
私が16歳くらいのころ,次のようなことを考えていました。
国語
→勉強してもしなくても点数が変わらない。漢文は好きだが(三国志等の影響),古文はいまいち好きでない。
  国語を勉強しなくても困らないと思っていた。
数学
→答えがある一方でいろいろな解き方ができるのが好きだった。
 何のためにやっているかというと論理的な思考を養うためかなぁと漠然と考えていた。
英語
→好きな方ではあったが,これで将来英語を話せるようになるとは思っていなかった。
 受験のためと割り切っていた。
理科
→最も嫌いな科目。数学が好きだったが,理系に行かなかったのは,理科が嫌いだったから汗
 文系で生物を選択したが,やはり興味が持てず,苦手科目。
社会
→世界史を選択し,教科書の内容を自分なりにいろんな視点からまとめることが好きだった。
基本的に好き嫌いで判断し,ほとんど意味など考えていませんでしたね・・・。
16歳のときには,18歳(大学受験)が勉強のゴールと思っていましたし。
まさか,23歳(公務員試験),27歳以降(税理士試験)と,
こんなに人生に勉強の機会があるとは考えもしませんでした(笑)
そして,仕事を始めてからも勉強が必要であり,勉強すれば仕事も充実するということも・・・。
だからこそ,大人が読んでも学ぶべきことがある本です。
パート2も買いました。
また異なる視点から書かれているので,楽しみです。

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書2 「勉強」と「仕事」はどこでつながるのか/6人の特別講義プロジェクト
¥880
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2009年8月のアタリ本
1冊目
【読書】わかりやすく<伝える>技術 池上 彰
2冊目
【読書】16歳の教科書~なぜ学…
3冊目
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4冊目
【読書】選ばれるプロフェッショナル 

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