・著者と編集者,クライアントと税理士

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昨日は,『そのまま使える経理&会計のためのExcel入門』の打ち上げでした。
打ち上げをご一緒していただいたのは,担当の編集者さんです。
出版業界,税理士業界,過去のキャリア,読書観,スポーツなど,話題の尽きない楽しい時間を過ごすことができました。
日本実業出版社さんは,当事務所から徒歩7,8分。
打ち上げ前に,別の部署の方と打ち合わせを行いました。
今後は,また違った展開もありそうです。
今回の本,執筆に時間もかかりましたが,校正の段階で私の方からの手直しも多く,編集者さんには非常にお手数をおかけしました・・。
多くの部分で助けていただき,感謝しております。
何よりも,最初にブログを見てお声をかけていただかなければ,出版自体もありませんでした。
経理,会計のExcel本というのは類書がほとんどありません。
編集者さん曰く,「本が完成してみて分かりましたが,類書がないのは,作るのが大変だからでしょうねとのこと。
ましてや,書いたのが少々(?)マニアックな税理士だったのも拍車をかけたかも・・。
本が売れるのが最大の恩返しなのですが,こればっかりは箱を開けてみないと分かりません。

著者と編集者,税理士とクライアント

著者と編集者の関係は,クライアント(経営者)と税理士の関係に似ている気がします。
本を書くのは著者ですが,編集者のサポートやアドバイスにより,本の完成度が上がります。
今回,本を書くのが初めての私にとって,そのアドバイスは非常にありがたいものでした。
ちょっとした言葉でも,なるほど~と思ったり,疑問が解決したりすることも多かったです。
何よりも疑問や迷ったことをなんでも聞けたことが助かりました。
同様に経営するのは,経営者であり,税理士ではありません。
税理士は,あくまでサポートやアドバイスをする立場だと思っています。
ただ,ありきたりな言葉や通り一辺倒のアドバイスでは,意味がありません。
こういったことは常々気にしていることですが,今回,出版で「あ,こういうアドバイスは助かるな」「短くても気づきを与えてくれる言葉が重要だなぁ」という逆の立場を経験をしたおかげで,さらに本業にフィードバックできそうです。

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