好きな仕事だからこそ長時間やらない。複数の好きな仕事を持つのがおすすめ。

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「好きなことならいくらでもできる」といわれますが、私は好きなことだからこそちょっとずつやりたいと思っています。
好きな仕事と長時間仕事は別物です。
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好きな仕事でも、やりすぎると飽きる可能性

好きな仕事だから、いつまでやってもいい
好きな仕事だから残業続きでもいい
好きな仕事だから徹夜でもいい
などといったことをよく聞きます。

しかし、私は、「好きだから」というフレーズを免罪符にして長時間仕事することをさけています。

いくら好きなものでも、それをやりすぎると飽きてしまうからです。
好きなアイスでもこんなに積まれて、一度に食べなければいけないとなったら、きっと嫌いになるでしょう。
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長く熱意を持って働くには

ひとりで仕事をする期間は長く、35歳で独立して65歳まで働くとしたら30年です。
会社であれば、人事異動もあり、人も入れ替わり、新入社員も入ってきて変化がありますが、ひとりだとそういったイベントはありません。

なんらかの工夫は必要です。
ひとり仕事で怖いのは、「食べられなくなること」ですが、「食べられるようになって仕事に飽きること」もやはり怖いものといえます。
どんなに知識やスキルがあり、経験があっても仕事に飽きて熱意がなくなったら、パフォーマンスは下がるでしょう。
(逆に言えば、そこに勝ち目があります)

もちろん仕事の内容はいろいろとありますが、仕事の種類が1つしかなく、年柄年中働ければ、飽きてしまい疲れてしまい熱意がなくなる可能性があります。
好きな仕事をやるために、起業し、ひとり仕事をやりだしたのに、その仕事を嫌いになってしまうことを避けなければいけません。
趣味であれば、ガンガンやりすぎて嫌いになってしまった場合、やめることができます。
また、別の趣味をやればいいだけだからです。
仕事はそうはいきません。
飽きたからいって、そのときに新たなものを見つけるのは難しいでしょう。

「好きな仕事をやろう」という言葉がありますが、実は、「好きな仕事だったけど、今はそうでもない」というケースがあるような気がします。
仕事をやり過ぎて熱意がなくなってしまっているのではないかと思うのです。

複数の好きな仕事を持つ

好きな仕事だからこそ、ちょっとずつやれば、飽きません。
「もうちょっとやりたい」と思うくらいがちょうどいいのではないかと思っています。

ただ、それだけだと時間も余ってしまうでしょうし、必要なだけのお金を得られないかもしれません。

好きな仕事を複数持っておくとその問題は解決できます。

複数の仕事の柱を持つことは、「長く熱意を持って働く」ことにもつながるからです。
私で言えば、税理士の仕事も好きですし、書く仕事も好きですし、セミナーで話す仕事も好きですし、Excelを教える仕事も好きですので、どれか1つをずっとやっておきたい気持ちをありつつ、嫌いになりたくありません。
ブログも丸1日書き続けていたら、疲れて続けていけないはずです。

どれも長時間連続してやらないようにし、熱意を保つようにしています。
仕事が惰性になることもありません。

同じようなタイプの方であれば、複数の好きな仕事の柱をもつことをおすすめします。
(たとえ複数の仕事の柱があっても長時間労働はさけましょう)

 

 





【編集後記】

『ひとり税理士の仕事術』、昨日、重版の連絡をいただきました。
これで3刷です。
お買い上げいただいた皆様ありがとうございました!
Amazonでは依然として在庫切れ(発注も不可)なのが心苦しいところなのですが。。
Amazonの入荷をお待ちいただくか(定価以上での出品では買わないでください)、紀伊國屋・丸善等の書店で探していただけるとありがたいです。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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