意外と論理的な簿記

最近,
簿記を覚えたい
という話を聞いたり,
スタッフと話題になったり,
いつも拝見しているブログで記事となっていたり
ということがありました。
数字が得意ではないと,簿記ができないか
というとそうではないと思います。
(そもそも数字が得意という概念がどうかという問題もありますが)
税理士試験の科目は「簿記」といいますし,
税理士のほとんどは文系です。
簿記の仕訳も
言葉がほとんどですし,
取引をどうやって仕訳で表現するかという点では,
非常に論理的なものだと思います。
例えば,身近な家計で考えると,次のようになります。
・給料が振り込まれた。(簡略化するため所得税や住民税,健康保険は考慮しません)
 1 預金に振り込まれたから,預金が増えた
 →預金 /

2 なぜ増えたかというと,給料だから
  →預金 / 給料収入
・携帯電話代が引き落とされた。
1 引き落としということは,預金が減っているから,
 →    / 預金

2 何に使ったからというと,携帯電話代だから,
 →携帯電話代 / 預金
※この「携帯電話代」は「電話代」でも「通信費」でもいいです。
どんな名称にするかは自由ですか,細かくしすぎるとかえって
把握しにくくなります。
・カード払いで食事をした。
1 カード払い・・・の処理が分からない。
もし現金で支払ったとしたら,
 →      / 現金
  → 食事代/ 現金

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2 1の例を考えると,
→ 食事代/ 
となり,
カード払いは,今は未払で来月引き落とされるから,
 → 食事代/ 未払金(カードでも可)
このように数字を使わない状態で考えると
ほとんど仕訳は完成してしまいます。
簿記は私も当初は非常に苦労した覚えがあります。
私より先に実務を経験した友人から
「実務では瞬時に仕訳ができるようにならないといけないよ。」
と言われ,
非常に不安に思っていました・・・。
まあ,なんとかできるようになりましたが。
だから,簿記に関する不安や悩みを解消する活動も
行っていきたいと思っていまして,
前述の例のように,
自分のお金の流れを見ながら,
簿記の仕訳→決算書の作成を行うワーク形式のセミナー
も企画しています。

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