・アイデアが数字として表現されるステップ

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決算書では,会社の業績が数字として表現されます。
決算書にあらわれるのは,あくまで数字として表現できるものです。
数字として表現できないものは,決算書にあらわれません。
例えば,経営者にいいアイデアがあり,市場に出せば絶対に売れる物を持っていても,実際に売らなければ数字として上がってくることはないです。
そして,売れるということは,他者に認められ,受け入れられることを意味します。
数字=成果
「数字がすべてではない」という考え方もありますが,数字=成果を残さなければいけないのが現実です。
数字といっても2種類の数字があります。
それは,資金(キャッシュ)を表わす数字と資金(キャッシュ)でないものを表わす数字です。
例えば,100万円の契約を取り,業務を完了した後,請求書100万円を発行します。
この取引は,決算書上では,「売上」100万円として表現されます。
しかし,手元にはまだ100万円が入ってきていません。
この入ってきていないお金を「売掛金」と表現します。
現実的には,その100万円が入金され,「売掛金」が「預金」となって初めて,数字=成果となるわけです。
数字として表現されるステップ
数字につながる,つまり決算書に数字として表現されるステップを次のように考えています。
アイデア,商品,ノウハウ

形にする(販売する)

受け入れられる

モノやサービスの提供→数字

入金される→数字
※モノやサービスの提供と入金が同時の場合もあります。例)現金売上
数字として表現される前にいくつかのステップがあり,数字として表現されてからもステップがあります。
新しいもの次々と生み出す会社は,アイデアなどを数字につなげる流れがスムーズでなおかつ,高回転のような気がします。
私自身もまだまだ足りない要素です・・・。
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【編集後記】
昨日美容院へ行ってきました。
美容院は,髪が伸びてきてからあわてて行くことが多いので,今回からスケジュールに組み込んでみました。
前回(1月6日)に行ったときに,次回の予定をスケジュールに入れています。
実際に予約するのはオンライン予約が可能になる1週間前です。
「この日は美容院」と決めてスケジュールを組んでいたので,気分的に楽でした。
次回もすでにスケジュールに記入していますニコニコ
【読み終わった本】

利益は「率」より「額」をとれ!―1%より1円を重視する逆転の発想/坂口 孝則
¥1,575
Amazon.co.jp

バイヤーの方が書いた利益に関する本です。
利益を上げる方法はさまざまであり,やみくもに売上を上げるだけでは利益は上がりません。
時には利益率が低い商品を選ぶ必要もあります。
ユニクロ,マクドナルド,ソニー,パナソニック,セブンイレブンなどが事例をして物語調に語られており,利益が上がる場合,上がらない場合のケーススタディとして役立ちます。

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