ITが苦手と思うなら、自分でつくってみるのがオススメです。
自分でつくれる時代ですから。
※愛用している自作アプリ by Sony α1 Ⅱ+35mmF1.4
世のITは使いにくい
世の中のITは使いにくいです。
私も使いにくいなぁと思うことはよくあります。
・なんでこんなところにボタンがあるんだろう
・警告うるさいなぁ
・なんでこの色にするんだろう
と、モヤモヤしています。
だからこそ、Excelを愛しているのです。
Excelもモヤモヤするところはありますが、自由度が高く、自分好みにつくれます。
そして、プログラミング。
自分でアプリをつくることができるのです。
ただ、ある程度の敷居があるのも事実。
それでも今は、生成AIを使ってプログラミングできる時代です。
合わないならつくってみましょう。
合わないならつくる
合わないならつくるというのがなぜいいのか。
たとえば、外で食べる料理が合わないということはないでしょうか?
・油っぽいなぁ
・なんでこれを入れるんだ
・味が足りないなぁ
とか。
自分でつくったほうがそれらをコントロールできます。
だからこそ私は、料理を自分でつくります。
自分に合ったものをつくれるのです。
同じように、ITも自分に合ったものをつくれます。
料理だと、もうちょっと味を濃く、この食材はいれないでといったこともある程度はできるでしょう。
ただし、そういったことを言うのは、気が引けるものです。
最初からつくり直しということもあり得ますし、特に味を薄くというのは簡単ではありません。
何より、そんなことをいったら気を悪くするでしょう。
それはお店でもそうですし、自宅でもそうです。
これはITも同様で、アプリに対して、ここをこうしてくれ、ああしてくれといっても、「ご要望ありがとうございます。社内で共有させていただきます」といわれるだけです。
何より、そのアプリをつくっている人(エンジニア)は頭が固い傾向にあり、そういう意見を聞くタイプではありません。
(これまでエンジニアの方と仕事をするということもありましたけども、絶対にもうやりません)
いい方もいるでしょうけど……。
ITも自分でつくったほうが速いのです。
ただ、それなりの敷居はあります。
料理で、もうちょっと塩味とか、ちょっと味を薄くとか、この食材は入れないでと気兼ねなく頼めるというのは、難しいものです。
一方、ITならそういったことが既に実現しています。
生成AI、バイブコーディングがあるからです。
バイブコーディング(Vibe Coding)でアプリをつくれる時代
バイブコーディング。
バイブは、雰囲気という意味で、コーディングとは、アプリをつくる言葉を書くこと。
こういったものを書く必要があります。
これまでは、これを学ばなければいけませんでした。
しかし、生成AIが登場してから、日本語で伝えれば、コーディングできる時代になったのです。
請求書からデータを取り出すということもできます。
これもこうやって日本語で伝えているだけです。
さらにアプリをつくることもできます。
たとえば、Googleの生成AI、 Geminiでこういったアプリをつくることができるのです。
レシートをスマホのカメラで撮ってデータ化できるアプリで、YouTubeにもアップしました。
最初はこのくらいのことしか入れていません。
このYouTubeに上げたバージョンは、さわりのところだけで、実際に使っているものは、さらに改善したものです。
・データは、日付、借方科目、貸方科目 金額 摘要
・借方科目は推測、貸方科目 役員借入金 摘要は、支払先・内容
・CSVでダウンロード
・1つの画像に複数のレシートでも認識
・複数の画像をアップロード
・スマホで写真を撮れるように
・カメラで複数回撮れるように
・ボタンの色を赤系で統一
・データ読み取りをもっと速く
・写真を撮影または選択 (複数可)の文字はいらない
・データ化をアイコンに
・PDFもアップできるように
結果、こういうものになりました。
自分で使うなら、余計な文字やボタンはいりませんから。
日本語で伝えるだけで、アプリができるのです。
YouTubeを見てぜひお試しいただければ。
自分に合ったものをつくりましょう。
そうすればITが使いやすくなり、苦手意識もなくなります。
合わないから苦手なのです。
■編集後記
昨日は、所用で出かけ、仕事をしつつ。
火曜日15時更新のnote週刊マガジンも更新しました。
■1日1新→Kindle『1日1新』
ココチカル まな板
Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS
かじめうどん
■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
日立で買ってきていたうどんを。
かじめという海藻が入ったうどん、おいしかったです。
娘はうどん好きなので、あちこちで買っていっています。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方