仕事上、大量のデータから特定の条件にあったものを抽出しなければいけないことがあります。

私の仕事でいうと、会計データから次のようなデータを抽出します。

・あとで質問しておきたいもの
・税務上、ちょっとグレーなもの
・なんらかの明細を作るために必要なもの

こういうときにも、やはりExcelが使えます。

メルマガ読者の方から質問がありましたので、記事にしてみました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【今日のテーマ】

・?なデータをフィルターで抽出する

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

例えば、こういうデータがあり、?と思うものに、「1」をつけていきます。
つけるのは、なんでもいいです。

ここで、オートフィルターというExcelの機能を使います。
上部のメニューから選択してもよいのですが、データを選択して、Ctrl+Shift+Lというショートカットキーを使うと速いです。

フィルターで、「1」のみを表示させます。

結果として、要注意経費リストが完成します。

私は、会計ソフトのデータをExcelに変換して、このような処理をすることが多いです。
金額に[10万円以上]というフィルターをかけたり、科目でフィルターをかけたりすることもあります。
会計ソフト上にも検索機能はありますが、若干使いにくいため、細かい加工もできるExcelを重用しています。
色を付けたり、線を引いたりすることもできますからね。

なお、フィルターを切り替えるときや全データを表示したいときは、Ctrl+Shift+Lでいったんフィルターを解除し、再度Ctrl+Shift+Lでフィルターを付けた方が速いです。
いちいちメニューのフィルターを選択したり、個々のフィルターで全データを表示させるのは時間がかかってしまいます。

=========================

【編集後記】

昨日、発売されたMacBookAir。
たまたま通りかかったので(笑)、買ってきました。
買ったのは11.6インチ、128GB。
新しいOSとともに、いろいろ試しているところです。

過去記事一覧(直近365)

■著書
『改訂版 税理士のためのRPA入門 ~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~』
『税理士は「話せなくても」うまくいく ―独立がより楽しくなるコミュニケーション思考―』
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方