Apple Watch Ultra 3をつけてトライアスロンに参加してみました。
使い勝手について書いてみます。

  ※村上トライアスロン スタート直前 by Nikon Zf+24-120mmF4

Apple Watch トライアスロンモードの進化

トライアスロンやマラソンでは時計をつけて参加しています。
目的は
・記録を残して後で分析し楽しむため
・レース中のペースや心拍をチェックするため
というものです。

どんな時計を使うかによってその目的を果たせるかどうかが変わってきます。
これまでガーミンやCOROS(カロス)というものを使ってきました。
今回はApple Watch Ultra 3、そして、比較のためにCOROS PACE2をつけています。

村上トライアスロン(スイム1.5kmバイク180kmラン40km)を無事完走しました。
時計というよりも、Apple WatchのOSでのトライアスロンモードが便利です。
これまでよりも細かく設定ができるようになっています。

私が設定したのは
・スイム 20分ごとにアラーム(振動)
・バイク 心拍が150以上になるとアラーム(振動)
・ラン 1kmごとにアラーム(振動)
というもの。

これができれば充分です。
あまりアラームを多くしてしまうと、何のアラームが鳴ってるんだっけということになりますので。

スイムで、20分というのは、私の目安が、750mで20分だからです。
今回のスイムは、750m2周で1.5km。
アラームが鳴る前に1周終わればいいペースということです。


ただ、1周が終わる前に、アラームが……。
750mに20分以上かかったということです。

海の中でも時計を確認できなくはありませんが、タイミングと海のきれいさによります。
今回、村上の海は濁っていました。
雨の影響かどうか分かりませんが。
それもあったのでアラームが助かっています。

バイクで心拍数150にしているのは、心拍数をこれ以上上げないようにするためです。


心拍は上げすぎてしまうと、ランできつくなりますので。
特に坂道で心拍が上がらないようにしていました。
たまにアラームが。

ランの場合は、1kmごとにどのぐらいのタイムで走っているか。
どちらかというと最初に飛ばしすぎないようにチェックしています。

今回はペースが上がりすぎていることはなく、むしろちょっと遅いくらいでした。
バイクの練習量が少なかったので、そのダメージがランにあったような気も。
30℃近くになったという言い訳もあります。

こういったものをチェックでき、そして、何よりもApple Watchは、スイム、バイク、ランの計測を自動切替できるのが魅力です。

 

Apple Watch Ultra 3 自動切替の精度は?

Apple Watch Ultra 3は、トライアスロンのスイム、バイク、ランをその動きに応じて自動的に切り替えてくれます。
(Apple Watchも同様です。また他にもそれができる時計はあります)

通常の時計だと、
スイムスタート、スイムゴール、バイクスタート、バイクゴール、ランスタート、ランゴールと、6回時計のボタンを押さなければいけません。
時計によってはスイムとバイク、バイクとランの切り替えの時間(トランジション)は、前後に含めて、4回押せばいいということもできます。
(私が使っていたCOROSは、これができません)

Apple Watchは、この自動切り替えができるのです。
スイムとバイクの動きの違いを読んでいるのでしょう。
これをさかのぼって修正しています。

たとえばスイムが10時に終わったとして、それを判定するのは10時1分ごろであり、そうすると1分前にさかのぼってスイムが終わったと記録してくれるのです。
バイク、ランも同様です。
練習時も、計測のスタートボタン押さずに走り始めると、さかのぼって、ランの時間を記録してくれます。

スイムスタートと、ランゴールの2回だけボタンを押せばいいので楽です。
では、ちゃんと切り替えられているか。

公式記録とApple Watch Ultra 3の記録を比べると、こうでした。
合計はほぼ同じ。
切り替えのタイミングで、ちょっと違い、ランは4分の誤差。

もちろん電波状況にもよるのでしょうが、まずまずの精度です。

なお、手動切替もできます。

このApple Watch Ultra 3 とスポーツウォッチの違いを見てみました

 

Apple Watch Ultra 3 とスポーツウォッチCOROSとの違い

記録しているタイムで見ると、カロスは手動で押すためやはりズレがあります。
ゴール後、すぐにボタンを押したはずですが、2分の差があるのは謎です。

途中は押し間違いがあり、データを修正しています。

COROSはPACE2というモデルを使い、声で教えてくれるということがありません。
Apple Watchは声で心拍やタイムを教えてくれるのも便利です。

また、Apple Watch Ultra 3モバイル通信もできるので、今回試してみました。
レース中、家族にメッセージを送れるかどうか。
ただ、計測中は、Siriが認識せず、声で操作はできませんでした。
できると便利なのですが。

Apple Watch Ultra 3とCOROSを比べると、COROSが圧倒的に軽いです。
さらに、Apple Watch Ultra 3は大きく、ちょっと気になります。
落ちないかと多少心配も。
しっかりつけていますが。

ただ、液晶が見やすいという特徴はあります。

電池の持ちは、今回の距離だと問題ありません。
Apple Watch Ultra 3 は電池の持ちもいいので、さらに安心です。

自動切替が便利なので、今後はApple Watch Ultra 3 かなと。
普段使いもできますし。

なおApple Watch は、Ultra の必要があるかどうか。
電池の持ちは違いますが、どちらでも大丈夫かと。

私は普段使いも重視してUltraにしています。
電池が持ち、見やすいので。
細かいデータは、スポーツウォッチのほうが上ですが、Apple Watchを使っているなら、トライアスロンで使うのもおすすめです。

トライアスロンもぜひ。
楽しいですよ。



■編集後記
昨日は、新潟・村上で、朝ラン、YouTube。
朝食後、チェックアウトして、村上駅から山形・鶴岡駅へ。
レンタカーで、加茂水族館、道の駅3つ、カフェなどを巡って、庄内空港から帰ってきました。

1日1新Kindle『1日1新』
家族で加茂水族館
庄内観光物産館
村上から鶴岡 特急いなほ

■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
引き続き、新潟・村上のホテルで朝ごはん。
温泉たまご、おかゆを喜んでいました。
その後、電車で山形・鶴岡へ。
娘は初山形です。
加茂水族館では、クラゲ、バックヤードツアー、アザラシショーを。
ここのクラゲもおすすめですが、アザラシもおすすめです。
クラゲラーメンを食べて、道の駅、公園などを経て、帰ってきました。