独立後ひとりで仕事をするならば、大きすぎる話には気をつけましょう。
夢と現実のバランスを取りたいものです。

※大きすぎるアーニャ by Sony α1 Ⅱ+50-150mmF2

 

「起業」ではなく「独立」

私は「起業」ではなく、「独立」という表現をしています。

なぜかというと、「起業」だと大きな話になりがちだからです。
資金調達、仲間と一緒に、渋谷にオフィス、1億目指そう!、◯人増やした!みたいな話になりがちであります。

昔は「起業」という言葉を使っていましたが、今は使っていません。
(逆に起業にはちゃらいイメージもありますが)

話が大きくなってしまうと、ひとりで仕事をして、時間とお金のバランスととるというところと、かけ離れる可能性もあるのです。
周りの方を見たり、勉強したり、話を聞いたりするときに、「起業」なのか「独立」なのかというカテゴリーは意識したほうがいいでしょう。

同じ職業、同じような仕事だから同業というわけでもありません。

同業かどうか

同業かどうか。
同じ仕事、職業、肩書であっても、まったく違う方向性というのはあるものです。

独立当初、税理士業界でも感じました。
・人を雇ってとってどんどん大きくする
・業務拡大につき移転
・法人化した
・1億円!
・契約が100件突破
など、といった話が出てくると、もはや同業ではありません。

同じようにしなきゃいけないと思わないようにしましょう。
自分だけが何か他と違うように気がしてしまうと、道を誤ってしまいます。

違っていて、いいじゃないですか。
その違いは、強みになり得ます。

大きな話と違っても、「恥ずかしい」と思わないようにしましょう。

 

恥を捨てる

恥を捨てる。
これを私は独立当初ができなかったので、大失敗をしてしまいました。
オフィスぐらいないと、人を雇っていないと、これくらい投資をしておかないと……恥ずかしいと思っていたのです。

・売上も多くないといけない
・仕事が多くないといけない
・忙しくしていなきゃいけない
といったことが自分の道になければ、恥ずかしいという気持ちは、持たないようにしましょう。

大きな話に合わせる必要はありません。
「オフィスはどこ?」「何人雇ってる?」「大変ですよねー」と。
自分と違う道で、どう判断されても気にしないことです。
それは恥ではありません。

先日、友人と3年ぶりに会って、「今も5件?」という話がありました。
私が、税理士契約を増やさないようにしていることを知っている、税理士ではない友人です。
もちろん、私は変わっていません。
この数字は、税理士業界では恥ずかしいと思われがちですが、私は恥と思っていないのです。

今もひとりですし、オフィスもありませんし、仕事量も多くありません。
独立して19年目でひとり……。
大きな話とは無縁ではありませんが、ちっとも恥ずかしくないのです。

むしろ自分の道に背くことのほうが恥ずかしいと感じます。
・続けたいものはしっかり続ける
・やめたいものはしっかりやめる
・周りになびかない
と。
私は売上でも仕事量でも忙しさでも勝負せず、時間、利益率、楽しさを重視しています。

ご自身の道を進みましょう。
大きな話はほうっておいて。

 

 



■編集後記
昨日は、タスク実行デー。
午前中にZoom個別コンサルティング。
お二人の方とそれぞれ営業、セミナー、税理士業などなど。
午後は、バスで出かけ、カフェ、スーパー。
原稿執筆、大阪・名古屋セミナーの出張手配も。

名古屋はいつものホテルが、その日だけ高く……。
何かあるんでしょうね。
別のネタになりそうなホテルにしました。
動物園にも近いホテルです。

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ミッキーのおっかなびっくりストーリー

■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
刺し身も最近好きで、いかの姿造りを買っていくと喜んで食べていました。
一番好きなのは、マグロです。
新潟に行ったときは、のどぐろも。
めったに食べられませんが。