有料の仕事と無料の仕事があるときに、有料の仕事は当然全力でするでしょう。
その一方で、無料の仕事はどのぐらい手を抜けばいいでしょうか。
※開催した無料セミナーの動画 by Nikon Z9+50mmF1.2

無料なら手を抜けるか

有料の仕事と無料の仕事は、何かしらの差をつけたいと思うのが通常でしょう。
そうしないと、時間・お金的に損をするからです。
無料だとここまでしか話さない、無料だとその時間でしかやらない、無料だと本気を出さないといったものが考えられます。

しかしながら、無料でも本当に線引ができるでしょうか。
モノを提供するなら別として、サービスであれば、なかなか難しいものです。
誰かを雇っていれば、その人に任せるという方法もありますが。
(そのほうがいいサービスの場合もあるでしょうけどね)

無料の仕事でも、手を抜くというのは難しいわけです。
そもそも無料の仕事とは、どういう位置づけでするのかについて考えてみました。

無料の仕事の位置づけ

無料の仕事をするケースとして考えられるのは、
・サービスとして次の仕事につなげるため
・何かのお礼として
・無料で依頼された、知り合いだから、友人だから、お世話になったから
などといったものがあります。

有料の仕事に結びつくものもありますが。そうでない場合もあるということです。

じゃあ有料の仕事に結びつくなら、無料でも全力で提供するか。
そこで手を抜いてしまうと、仕事につながらないかもしれません。
全力ということにはなるでしょう。

何かのお礼で無料という場合もあります。
昨日開催した『改訂版 税理士のためのRPA入門 ~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~』の出版記念セミナーは無料でした。
お買い求めいただいた方に特典として提供したものです。
これは、本代に含まれるという考えもできますが、純然たるお礼で無料としました。

じゃあ、どの程度手を抜いたか。
全力で話しています。
手の抜きようがないからです。
有料でも同じことを話します。

無料で提供するときに手は抜けないもの。
意図して無料にしましょう。

意図して無料に

前述の無料の事例はこういったものでした。
1 サービスとして次の仕事につなげるため
2 何かのお礼として
3 無料で依頼された、知り合いだから、友人だから、お世話になったから

1 サービスとして次の仕事につなげるため

2 何かのお礼として
のように意図して無料にするのはいいでしょう。

全力でも提供できます。

ただ、
3 無料で依頼された、知り合いだから、友人だから
は、難しいものです。

もちろん、仕事につながる可能性もありますが、「意図して」ではなくなります。
無料の仕事は、少なからず、時間とお金を失います。
時間は当然として、普通に仕事をしていたら、たとえば10万円の売上になるところを無料にすると、マイナス10万円、お金を失うということです。
メニューの値段が高ければ、無料の仕事をたくさんしても、もとが取れる可能性があります。
無料の仕事が9個、1個が500万円というような。
そうでないなら、無料の仕事で、時間とお金を失うことのほうが多くなるでしょう。

また、意図して無料にしない、特に無料で聞かれた、相談があったということがあれば、モヤモヤします。
このモヤモヤも時間とお金を失うものです。

遊びではなく、仕事としてするなら、意図して無料にしましょう。
どっちみち手は抜けないのですから。

なお、このブログをはじめとする発信も意図した無料です。
(気をつけたいのは、発信を無料でやっているから、無料で聞いてもいいよねと思う方も一定数います。しっかりガードしましょう。それとこれとは別ですからね)

 



■編集後記
昨日は、RPA本の出版記念セミナーを開催。
動画を編集し、録画参加の方にもお送りしました。
その後、家族で新施設の見物。
私は整体へ。
渋谷で合流してお茶して帰りました。

1日1新Kindle『1日1新』
MIYASHITA CAFE
トヨタアリーナ
『改訂版 税理士のためのRPA入門』出版記念セミナーの開催

■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ハロウィンの衣装を買いに、渋谷へ。
今年は、悪魔にするそうで。
ぱ、パパは何にしようか……。
最近ごまアイスが好きで渋谷のカフェでも選んでいました。