値付けでやってはいけないこと

値付けは、よくご質問いただく相談です。
私もひたすら工夫し続けています。
この値付けでやってはいけないかなぁと思うものをまとめてみました。

※いろんな値付け　by　Sony α1 Ⅱ+300mmF2.8

曖昧な値付け

値段が曖昧だというのは避けましょう。
「10,000円〜」というものだと、何円になるかわかりません。

また追加料金が実質的にかかるというものも避けたいもの。
たとえば1万円と出ていて、買ってみると、実はさらに5,000円がかかるというようなものです。
それだったら最初から1.5万円と出しておくべきでしょう。

税込みなのか税抜きなのかわからないようなものも避けたいものです。
というよりも、税抜きで安く見せるという小細工はやってはいけないかと。
会計ソフト会社でよく見かけます。

値段にどこまで含まれるか、曖昧なものもやめましょう。
無料と有料の線引きもきちんとしておきたいものです。

そして、値段が出ていないのも、曖昧のうち。
値段は先に出しておきましょう。
ぶっちゃけ値段は大事ですから。
どんなにいいものでも限界はあります。

自分のテンションが上がらないくらい安い値付け

安くしたいというのは山々ではありますが、自分のテンションが上がらない値付けはしないようにしましょう。
お申し込みがあっても、「ちっ、そっちかー」というようなものは最初から出さないようにしたいものです。

安くしたいのであれば、そうできるものにしておきたいもの。
手数がかかるのに安くしておくと自分がしんどくなります。

メニューとして並べるのであれば、いつお買い求めいただいても構わないもの、お買い求めいただいてうれしい値付けにしておきましょう。
せっかくお買い求めいただいたのに、お客様に申し訳ないことです。

慣れていないから、最初だから、独立したばかりだから……と安くするのもいいのですが、テンションが上がらない値付けをしても意味がありません。
そもそも、慣れている、何度もやっている、独立後◯年たっているからといって、いいものとは限りませんから。
それこそテンション、モチベーションが落ちていることも多いもの。

なら、勝てるはずです。
堂々と値付けしましょう。

自信がない高い値付け

値段は高くしたほうがいいのは事実です。
しかしながら、その値段が、
・自分も納得行っていない
・自分だったら買わない
・自信がない
というものなら、やめておきましょう。

結果的にそういった値付けをしても売れません。
（経験者談）
仮にお買い求めいただいたとしても、一時的なものです。

とはいえ、これまでに出したことがない値段をつけてはいけないというわけではありません。
今まで5万円でやっていたところを10万円という値付けをしてもいいのですが、その値段でお買い上げいただいても、それ以上の価値を出せるという自信は持っておきたいものです。

仮に値段をアドバイスいただいた場合も、納得がいかないなら、その値段にしないようにしましょう。

ただ、自信といっても、
・まったく自信がない→✗
・ちょっと高いかな→◯
くらいで考えたいもの。
多くの場合、安く値付けしがちですので。

そして、値付けの鍛錬としておすすめなのは、たくさんの商品を出すこと。
かといってメニューを増やしすぎるのもよくありません。
動画、セミナー、Kindleなどといった単体の作品を出していきましょう。
値付けを試行錯誤しながら。

 

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■編集後記
昨日は終日自宅に。
税理士業を中心に、週刊note執筆、Zoom個別コンサルティング、Zoom面談、Zoom打ち合わせを。

新パソコン（SSD）にe-Taxソフトをインストールするのに手間取りました。
このトラブル、いいかげん対応したらいいのにと思いますが。
自分での記事で助かり、なんとか。

■1日1新→Kindle『1日1新』
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■娘(8歳）日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
最近は運動にハマっています。
Switchで。
体力、筋肉をつけたいそうで夜に。
パパは先に寝ていますが。