今そしてこれから仕事をしていく上で、AIとITの違いを把握しておきましょう。

※これは、AI by Sony α1 Ⅱ+50-150mmF2

「何もしてないのに」

パソコンやスマホ、タブレットなどを使って仕事をしていて、「何もしてないのに」ということもあるかもしれません。
思ったように操作できない、変わってしまう、なくなるというようなことです。
(私も昔そう思うことがありました。)

ただITでは、「何もしてないのに」ということは基本的にありません。
人が何かをしているのです。

ご自身がしていなくても、そのIT、ソフト、アプリをつくった人の思惑が反映されています。
使いにくいソフトがあるのは当然です。

一方で、AIは「何もしてないのに」ということがありえます。

ここが、AIとITの大きな違いの1つです。

AIとITの違い

AIとITの違いとして挙げられるのは、認識。
・画像認識
・音声認識
そして
・人が打ったテキストを認識
することができるのです。

認識して、仕事をやってくれます。
なんとなく、曖昧な言葉でも。

一方、人が意図したことを誤って認識してしまうこともあります。
「何もしてないのに」やってくれるとも言えるし、何もしてないのに余計なことをしてしまうともいえるのです。

昨日できていたことが今日できなくなるということもありますし、その逆もしかりです。
ある意味、AIはコントロールしづらいのです。

たとえば、私が今やっていることを、AIとITにわけてみました。
まずこのブログを書くのに、ネタを考える必要があります。
今回は、というよりも、今回も、自分で考え、AIは使っていません。

ただ、Excelのネタ帳を眺めることはしており、この部分はITです。
手書きと違い、自由に並べ替え、編集、削除ができます。

そのネタとともに写真を選びました。
Googleフォトで、「パソコン」と検索すると、それらしきものが出てきます。
AIとITということで、パソコンでAIを使っているところをイメージしました。

このGoogleフォトでの検索は、AIです。
画像を認識して、「パソコン」というキーワードと照合しています。
(画像をテキスト認識するところがAI、そのテキストとキーワードの照合がITともいえます)

その後、Googleフォトから画像をダウンロードし、AdobeのPhotoshopで開き、画像の傾きを調整しました。
この調整は、ITを使って自分ですることがほとんどですが、今回は、オート(自動)がうまくいったので、採用。
この部分はAIです。

画像のサイズを調整し、WordPress  にアップ。
ITの範疇です。

そして、見出しを決め、Macの音声入力で、しゃべったものをテキストに変えていきます。
これこそAIです。
ある程度認識してくれて、勝手にやってくれることもあれば、間違うこともあります。
ITを「相手」としてしまっているので困りものです。

ひとまず気にせず、最後まで話しました。
その後、変換したテキストに句読点をつけて改行するというアプリを使っています。

句読点をつけるというのはAI。
それなりに判定してくれます。

そして、句点(。)の位置で、改行。
これは、ITでもできることです。
(プログラミングや正規表現というもので置換)

今回は、テキストをWordに貼り付けて、「相手」を「IT」に置換しました。
この置換はITです。

ただ、AIは、「置換」を「痴漢」に……。
IT、自分で打てば間違えることはないでしょう。
このあたりがAIの怖いところです。
これもITで置換します。

そして、このテキストをWordPress の画面に貼り付けて、自分で修正しました。
タイピングで。
このあたりもITです。

まとめると、こうなります。
AI
・音声認識
・句読点の判断
・検索での画像認識
・画像の修正
IT
・入力(タイピング)
・操作(ショートカットキー、パッド)
・置換
・Excelネタ帳
・Googleフォト
・WordPress 

こう比べると、ITはコントロールが効くものです。
すべてをAIに任せると楽なようで、コントロールが効かないのです。
少なくとも今日の時点では、ITがメインでしょう。

 

IT主体+AI

ITを主体にAIを使うということです。
今後はどうなるかわかりませんが。

たとえば、このブログのネタは私が考え出しました。
AIに任していると、いいネタはなかなか出てこないからです。

そして、ネタが決まってから、AIに書いてもらうことはできませんが、それはやりません。
コントロールが効かないからです。
自分が書きます。

最後の、校正、文章のチェックにもAIを使っていません。
勝手に変えるからです。
余計な指摘があったり。

文章には味があるもの。
それを勝手に変えられると困ります。

校正、チェックで使っているのは、ITのWord(スペルチェック)。
コントロールが効くからです。
修正するかどうかも選べます。
(AIにもそういった指定はできますが)

このように、ITを主体にして、AIを所々使っていくと、バランスが取れるのです。
ITに苦手意識がある方は、AIに任せてしまうと、なおさらリスクがあります。
やはり、ITの基礎を磨いていきましょう。
・タイピング
・ショートカットキー
・マウス操作
・Excel、Word(パワポ)orスプレッドシート、ドキュメントでも可
・ブラウザ操作
・WordPress 
・プログラミング
などといったものです。

もちろん、AIにこういったITを聞きながら学ぶということもできます。

 



■編集後記
昨日は、銀座へ。
税理士仲間との会食。
予約してみたお店、なかなか、おいしかったです。

その後に、新宿。
新レンズを試して、仕事をして帰りました。

1日1新Kindle『1日1新』
新宿 デニッシュ スタバ
銀座 竹の庵
Nikon24-70mmF2.8 SⅡ 試用

■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
リビングの席を変えました。
横並びだったのを、娘だけ対面に。
なんだか新鮮ではありますが、娘が隣にいないのも寂しく。
パパも向こう側に行こうかと。