現金のみのところもいまだ多いもの。
どう対抗していくか、なぜ対抗するかです。

※金閣寺にて by Sony α1 Ⅱ+50-150mmF2

京都はCash only

京都には、最近4回来ています。
2024年京都マラソン、ライブと個別コンサルティング、2025年レッサーパンダと美術館。
それぞれ明確な目的があり、観光らしい観光はしていませんでした。

今回、2025年夏は家族で観光がメイン。
そのときに感じたのは、現金のみ、キャッシュオンリーが多いなということでした。

金閣寺の入場料、その他カフェ、仁和寺、龍安寺、そしてタクシー。
これまでも京都でタクシーに乗っていましたが、今回は3回乗ったタクシーすべて現金でした。
(翌日はすべてGoPayだったので、その日は、たまたまかもですが)

タクシーの運転手さんに聞くと、京都だからというわけではなく、機械が苦手だったり手数料が嫌だったりするから入れてないんじゃないかなと。
その運転手さんはそろそろ入れようかと思っているという話でした。

京都は、日本人よりも海外からの観光客が圧倒的に多いです。
海外はどうかわかりませんが、旅行先で現地の現金を準備するというのはいまだに常識なのかもしれません。

今回は家族で来ており、現金払いは妻にお願いしているので、私は一切払うことはなく。
(妻に感謝です)

現金のみというのは、なかなか変わらないものです。

変わらない世の中

全国を旅していて現金が多いなあと感じたのは四国。
電車も現金のみの場合が、ありました。

それ以外の地域はキャッシュレスが進んでいるなあという印象だったのですが、まだまだ見聞が狭いかもしれません。
以前、山形の銀山温泉で詰みかけましたが。

雪山で知らない人から300円を稼ぐのが難しかった話 -「独立後に稼ぐ」とは-

現金のみで文句が出ないのかどうか。
どちらかというと、今の日本だと現金が使えないというクレームのほうが多いでしょうね。

「現金のみですいません」というような感じもありません。
現金のみですが何か? 現金もっとらんのかい!という感じです。

現金を持っていないということは払えないということですので、お客様じゃないということなのかもしれません。
コロナのとき、現金の受け取りは、接触ということで避けられてはいました。
その頃を経ても現金のままということは、今後も変わらないでしょう。
またあのようなことが起こらない限り。

京都の神社仏閣だから現金のみだということかもしれませんが、神社仏閣でもPayPayが使えるところは結構あります。
お賽銭、おみくじがPayPayだというところも、特別なことではないかと。

現状、現金のみのところがある以上、それに対してどう対処するかというのは考えておかなければいけません。

まず私は現金のみのところであれば利用しないという選択をします。
よくセミナーをする会場の近くに懇親会ができるようなところがあるのですが、そこは現金のみ。
最初に行ってからそれを知り、以来利用しないようにしました。
それなりに美味しかったのですが、めんどくさいので。

自販機も現金のみのものでは買いません。
コンビニだったらキャッシュレスなので、そこで買うということも多いです。

現金を使わなくていいのであれば、その手段を選びます。
キャッシュレス、PayPayやカード、Suicaがあれば対応できるものです。
お気に入りの動物園である富山市ファミリーパークへのバスは独自のキャッシュレス。
これはしかたなく現金で払っています。

動物園は、駐車場が現金というところも多く困るところです。
駐車場に止められないと動物に行けないので。
かといってタクシーにするというのも不便ではあります。

ひとりでタクシーに乗るときにはキャッシュレスかどうかというのは確認して、現金のみだと乗りません。

動物園の入場料はキャッシュレスがまあまあ進んでおり、スマホで事前に買うこともできます。
実家宮崎のフェニックス自然動物園は駐車場が現金ですが、年間パスポートを買えば駐車場が無料になり、現金を使わなくてすむのです。
年間パスポートを買えばキャッシュレスにできるので、買っています。
こういう風に回避することもできるのです。

アプリを入れれば、会員になれば、LINEを登録すればキャッシュレスにできるなら、その手間は惜しみません。
ただ、今日行った奈良のスーパーのように、その店独自のアプリは……。
もう行くことはないでしょうし。
(他の理由で、そこでは買い物しませんでした)

公営のプールはキャッシュレス、ほぼキャッシュレスになりましたが、コインロッカーに100円がいるというところもありますし、20円がいるというところもあります。
こういうところも致し方ありません。
完全キャッシュレスにするためにジムのプールを契約するというのもありですが、自宅の近くにプールがないので、致しなくコインロッカーを使っています。

コインロッカーといえば、キャッシュレスのところも増えていてうれしい限りです。

今後京都を観光するときにはしかたなく現金を準備しなければいけないということにはなりますが、現金のみが多いならもういいかなという感じはしています。

現金を使わなくて済むなら割高でもいいのですが、意外とそういうサービスはありません。
近くのスーパーは現金だと3%引きというのがありますが、一切無視しています。
3%+でキャッシュレスだったらそれでいいやと。

渋谷のフードコートで、キャッシュレスだとちょっと高くなるというものもありましたが、私はあえてそっちを選んでいました。
なんでキャッシュレスだと高くなるのか。手数料がかかるからかもしれません。

現金を持ち歩くのが面倒くさいのですが、最近は小さいお気に入りのカードケースを買って、そこに現金を渋々入れています。
今見ると1000円札が2枚、500円玉が1枚、100円玉が1枚入っていました。

ただ、現金払いは避けるようにしています。
その理由は時間です。

Cash onlyへの対抗する理由は時間

私は大昔から現金を使うのが好きではありません。
めんどくさいので。
税理士としてお伝えする経理の効率化の王道は、現金を使わないというものです。

現金は、その記録がデータとして残りません。
払うときにも手間ですし、その現金を準備するためATMでおろすというのも手間です。
受け取る側も手間だと思うのですが……。

他にも現金は
・お釣りが出たらかさばる
・自動券売機や食券機で札を入れたら戻って来る
・現金のみなのに、「おつりのないように」や「1000円札が不足しています」、1万円札を出すと嫌な顔をされる
などなど、ストレスは尽きません。

こういったストレス、そしてかかる手間が、現金を避ける理由です。

現金払いのみの店はすべての方(利用者)が現金で払うので、それぞれ支払いの手間もかかります。
行列になる可能性も高いということです。
(キャッシュレスでも時間がかかる場合もありますが)

現金のみで受け取る理由として、そのほうがすぐ入金できて資金繰りが助かるということもあるのでしょうが、かけがえのない時間をお互い浪費することを考えると、現金以外の選択肢はあっていいかと。
(こういう話には、「ご年配の方が……」というものがつきものですが……また別の話なので、今回はなしにします)

お釣りを準備したり現金を見つけたりという手間と比べると、キャッシュレスの方が圧倒的に手間は減ります。
ただ、現金のみのお客様を逃すということになるので、その判断の覚悟は必要でしょうね。
少なくとも日本は現金払いでも文句をいわれることはないので問題はありません。
現金にもキャッシュレスにも対応するというのがその折衷案でしょう。

現金は間違いなくキャッシュレスよりも時間がかかり、「お金を払う」ということにかかる時間も、人生の時間を投下するものです。
現金払いの犠牲の大きさを、払う側として考えましょう。

そしてキャッシュレスで払うときにもSuicaが速いか、PayPayが速いか、そのポイントカードを出すことは必須かどうか。
日常の1コマで、コンマ1秒を削る意識を持ちたいものです。
モバイルオーダー&ペイだと最も速くなりますし、セルフレジだと自分の速度で払うスピードを極限まで上げられます。

PayPayでスキャン読み込みだと、こちらでスピードを上げられますが、店員さんが読み込む場合は、時間がかかる場合も。
店によって私は変えています。
Suicaもレジと連動しているものだと速いのですが、店員さんが打ち込むものだと遅いですし、Suicaの利用明細書にはんこを押すようなところだとタイムロスです。
タクシーだとPayPayの場合、カメラでうまく読み取れないことが多く、手間がかかるので、GoPayで払うのが速く払えます。

クレジットカードは、スマホでApple Payに設定しているものでタッチ決済しています。

キャッシュレスのポイントだけではなくスピードも考えて払いましょう。
そのスピードを考えると、現金はないかなと。
支払いの時間にも命を使っていることを意識していきましょう。

 



■編集後記
昨日は、家族で京都へ。
ホテルに荷物を預け、金閣寺→仁和寺→龍安寺と。
夜は、相続のZoom打ち合わせを現地で。

1日1新Kindle『1日1新』
家族で金閣寺
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
コープきぬがさ

■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
早朝から京都へ。
がんばって早起きしました。
金閣寺では、まずマンゴースムージー。
花より団子だねと伝えました^^;
仁和寺、龍安寺ときじそば、お茶をしつつ、1文字写経やおみくじを楽しみつつ。
ご飯を買ってホテルに。
ホテルで探索しつつ、一緒にYouTubeしつつ。
ご飯は、うなぎをメインに。

夜は、ドンキーコングを。
ドラクエもすすめていました。