忙しくなりすぎて、仕事を断らざるを得ないというのは避けたいものです。


※行列ができ、忙しすぎるのは設計ミスであることも by Leica M6+35mmF1.4

 

人を増やすという解決策?

独立後、忙しくなりすぎたとき、もしその仕事が人を増やして解決するのであれば、人を増やすというのも解決策になるでしょう。
しかしながら、ひとりで仕事をしている以上、人を増やすということが解決策にならないこともあります。
他に替えが効かない仕事をしていれば、人を増やしても解決はできません。
それ以外の事務的な仕事をお願いするということはできなくはないのですが、人を増やしてしまうとお金もかかりますし、それなりの手間もかかります。
辞めてしまうというリスクもあるものです。

独立後、ひとりでやると決めたのであれば、人を増やすという解決策は考えないようにしましょう。
そして、いっそのこと人を増やしても解決しないような仕事をしたいものです。

とはいえ、忙しくなりすぎて仕事を断るというのは避けたいもの、
それ以外の理由で仕事を断るようにしましょう。

仕事を断る理由

仕事を断ることは私にもあります。
しかしながら、これまで、「忙しいから」「仕事がいっぱいだから」「やる時間がないから」ということで断ったことはありません。

断る理由は「お役に立てないから」というものです。
十分お役に立てないと判断したら全力でお断りしています。

何か嫌だなとか気が済まないなというものも、十分お役に立てないということになりますので、断る理由の1つです。
仕事を断るのは悪いことではありません。
むしろ十分お役に立てないと思いつつ仕事を受けてしまう方が悪いことです。

ご依頼いただいた方のためにも、毅然として仕事は断りましょう。

ちゃんと断っておかないと、仕事が増えすぎて忙しくなり、仕事を断らざるを得ないということにもなります。
同じ「断る」でも大きな違いです。

忙しくなると、本当に望む仕事でお役に立てる仕事でも断らざるを得なくなります。
仕事を断らなくてもいいようにしておきましょう。

そのためにも、仕事の設計が大事です。

仕事の設計

仕事の設計とは、どんな仕事をしていくかをあらかじめ考えておくことです。
ビジネスモデルともいい、視野を広げて、コントロールすることでもあります。

ひとりでやっている以上、人手が少ないのは事実。
人手が必要な仕事はしないようにしましょう。

流れされるがままに仕事を増やしていると、人手がかかる仕事ばかり増えて忙しくなりすぎるということになります。
私は人手がかかる仕事をメニューに入れていません。
独立当初は致し方なく入れていましたが、今はやっていないのです。

税理士の仕事でもレシートを預かって入力するというのは、多少なりとも手間がかかります。
私はそういった仕事が苦手ですし、十分お役に立てません。

データでいただいてそれをチェックして税務申告をするというのは、人手がかかるものでもありません。
私自身が判断しますので、誰かに頼めるというものではないのです。

お客様との打ち合わせが終わり、方向性や税金がほぼ決まった後、それをソフトに入力するというところは人にお願いできるかもしれません。
ただ、結果的にそれをチェックするのであれば、あまり変わらないかなと。
かといって私がチェックせずにすむような人材を雇えるとも限りませんし、ずっとその方がいてくれるとも限りません。
だからこそお願いせず、自分でやっています。

税金の相談であったりコンサルティングであったり、経理のしかたを教えるというような仕事であれば人手がかかりません。
私だけですむ話です。

その一方で、多くの方にお役に立てるような仕事もしています。
1対1ではなく、1対多でサービスを提供するセミナーや書籍、そしてこのブログを始めとする発信があれば、多くの方に提供できるのです。

特に無料の発信は、それで問題が解決すれば私に依頼しなくてよくなります。
結果的に私は忙しくならないのです。

まあ、人気がないので忙しくならないという理由もありますが……。

継続的な顧問契約を一定以上受けないようにしているのもその一環です。
コンサルティングや出版であれば、いつでも受けられる可能性があります。

値付けにも気をつけましょう。
安すぎると仕事は増えます。
「安く多く」というのは時間もかかるものです。

値付けをきちんとしておけば、仕事量もコントロールできます。

いくらでも受けられる仕事、いくらでも売上が増えるような仕事もやっていきましょう。
私の場合、いくらでも受けられる仕事というのは、動画販売やnote週刊マガジン、出版などです。
売上が増えても私の手数は変わりません。
ひとりで仕事をするのであれば、加えておきたいメニューです。

こういったメニューも含めてご自身の仕事を設計しましょう。
設計が間違っていると、効率化で解決はできません。
どんな設計をするか、どんな仕事をするかで、すでに勝負は決まっています。
ば、万博も設計時点で……。

もし設計を変える、方向転換したいのであれば、一時的にでも仕事をお断りしつつ減らしつつ、その方向転換の時間をつくり設計し直したいものです。
設計から変えるのは、痛みが伴うもの。
私も独立当初に経験しました。

ただ、その痛みを避け、設計し直さないでいると、現状は変わりません。
忙しくて仕事を断らざるを得ないという現状は……。
設計がうまくいってないのであれば、早いうちに決断しましょう。

 



■編集後記
昨日は、埼玉のこども動物自然公園へ。
自宅から2時間、躊躇していましたが、一度行っとかないとと。
結果、行ってよかったです。
暑いので、レッサーパンダの展示は限られていましたけど、レッサーパンダインスタ仲間もできましたし、いい写真撮れたので。
ただ、iPhoneが割れ……。
保証があるので、その足で新品に交換してきました。

1日1新Kindle『1日1新』
埼玉県こども動物自然公園
iPhoneの保証利用
レッサーパンダ リンちゃん

■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
夜はドラゴンボールの続きを。
ブウ編の最終局面。
あいかわらず、サブタイトルがネタバレなので(時代なのか)、パパがスキップして、配慮しつつ。
これが終わったら、ドラゴンボール超があるので、まだまだ楽しめます。
翌日発売のドンキーコングの紹介動画も観て、一緒に期待を膨らませていました。