「効果/難易度」で見るExcelスキルベスト10

「Excelのスキルでどれから覚えた方がいいですか?」と聞かれることは多いです。
私が考える「身につけるべきExcelスキル」をランキングで分析してみました。
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効果が高いスキルベスト10

身につけたときの効果が高いスキルをランキングにすると次のようになります。
難易度、効果ともに5段階で評価しています。

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1位は、ピボットテーブル、VLOOKUP関数、マクロです。

4位の「データ整理のテクニック」は、自分のデータの整理、整理されていないデータを整理することを含みます。
Excelはきちんと整理されたデータを作ることが重要です。
不規則なデータや空白行があるデータ、複数のシート、複数のファイルにまたがっているデータは処理が難しくなります。
自分でもデータ整理のクセをつけるとともに、もし不規則なデータが来たときにそれを、関数やフィルターなどで整理するテクニックが求められます。
半角を全角にしたり、特定の文字を置換したり、空白を埋めたりするものです。

7位の「コピーのテクニック」は、ショートカットキーやマウスで操作するものといいます。
コピーは意外と奥が深く、使う機会が多いものです。
Ctrl+DやCtrl+Rのショートカットキー、フィルオプション、貼り付けオプションなどいろんなテクニックがあります。

 

 

「効果/難易度」ベスト10

上記の表を「効果/難易度」(「効果」を「難易度」で割ったもの)の数値で並べ替えてみました。
身につけるまでの効率と考えてください。

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ショートカットキーが1位です。
覚えればすぐ使えるようになります。

効果が5のスキルは、やや難易度が高いものが多いですね。

ピボットテーブルは、難易度が低く、効果は高いのですが、やはり敷居が高いようです(^_^;)

 

 

執筆・セミナーの方向性としては

「Excelを広めたい」「Excelを使って欲しい」と考えている私としては、執筆・セミナーの方向性は2つあります。
1つは効果が高く、難易度が低いスキルを伝えて、すぐに効果を出していただく方向性、もう1つは、効果が高いけれど、難易度はやや高いスキルを習得するお手伝いをする方向性です。
書籍では両方を含めています。

今受付をしているセミナーは、ピボットテーブルが前者、マクロが後者です。

ご自身でExcelスキルを身につける際にも「効果/難易度」の数値を参考にしてください。

 

【参考記事】(Ctrlキー(Macではcommandキー)を押しながらクリックすると新しいタブで開くことができます)

ピボットテーブル

マクロ
その他

 

 

 

 

 

 





【編集後記】
昨日、打ち合わせで行ったお店は、自分の好みで組み合わせてパスタを食べることができました。
麺、ソース、肉又は魚などから1品、野菜などから2品組み合わせます。
結構楽しいですし、麺もお店で作っているのでおいしいです。
http://gastonandgaspar.com/

 

 

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『税理士は「話せなくても」うまくいく ―独立がより楽しくなるコミュニケーション思考―』
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
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ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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