長年使っているExcelマクロ。
この「マクロ」とはどういうものかを解説してみました。
マクロとは
Excelには、次のようなプログラムで動かす機能があります。
プログラムで指示すると、Excelが自動で動いてくれるのです。
このプログラム言語をVisual Basic for Applicationといい、略称でVBAと呼ばれています。
例えば、次のようなファイルがあります。
請求書のデータを一覧にしたものです。
作成したい請求書の番号を指定して[請求書発行]というボタンを押すと、

このように請求書番号ごとに請求書が作成されます。
(マウスで指定する方法も考えています)
いちいちコピー、ペーストを繰り返さなくてもいいのです。
100枚でも10,000枚でも間違えることなく短時間で、請求書を作成できます。

9月30日発売の『使える経理帳票 Excel2010/2007/2003』では、請求書作成を関数を使って行う方法を掲載しています。
シートをコピーし、シート名を変更すれば請求書が完成するテンプレートです。
このようにマクロは大量のデータを短時間で処理する場合に非常に便利です。
データ数が少なければExcelの関数でも対応できますが、大量のデータになると、ファイルも重くなり、ミスの可能性も高まります。
Excelの機能のみを使うときとマクロを使うときをケースによって使い分けています。
マクロを使っているのは、請求書作成、給与計算、タスク管理などです。
複数のシートやファイルに分散しているデータを1つのシートにまとめる場合などにもマクロを使っています。
私のマクロ歴
私のマクロ歴は意外と長く、Excelと同じく14年ほどになります。
Excelを覚え始めたころ、マクロもなんとなく使いはじめました。
最初の仕事が統計関係のプログラムを組むものだったことも影響していると思います。
2冊のExcel本にも、ほとんど記載していません。
Excelと同時に取り扱うにはボリュームが足りない、Excelに比べて敷居が高いという考えがあったからです。
ただ、改めて考えると、Excelと同時にマクロも学んだ方が理解がすすむかもしれません。
今後、経理や会計に特化したマクロのセミナー開催や教材作成も考えています。
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ずいぶんと寒くなってきて心配なのは、土曜日のレース。
屋外のプールを1.5km泳ぎ、10km走るのです(^_^;)
泳ぎ出せばなんとかなるかなぁと思っていますが・・・・・・。
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