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新しい仕事のはじめ方【note 週刊井ノ上陽一】

by 税理士 井ノ上 陽一

新しい仕事を始めるときにどう考え、動いているか。
2025年5月から始めたnote週刊マガジンを例に、まとめてみました。
週刊 井ノ上陽一|note
※新しい仕事note by Nikon Zf+24-70mmF2.8

 

新しい仕事のメリット・デメリット

 

独立後、新しい仕事をする場合、次のようなメリットがあります。

・自分の刺激になり、モチベーションになる
・新たな価値提供ができる
・売上の柱を増やせる可能性がある

独立後はそれなりに長いもので、飽きてしまってはいけません。
刺激を入れるという意味で、新しい仕事を始めるのもいいでしょう。

また、お客様に対して新たな価値提供というのは常に考えておきたいものです。
それが、売上の柱になる可能性もあります。

売上の柱にするためには、先行者利益を取りたいもの。
他の人がやっていないことをやるということも考えましょう。

一方で、新しい仕事には、デメリットもあります。
それは、それなりに負荷がかかるということです。

新しい仕事はリスクもありますし、時間もかかりますし、何よりもそのメンタルの壁を崩さなければいけません。
もちろん、リスクがなければリターンもありませんし、メンタルの壁なんて壊すためにあるものですから、デメリットでないともいえます。
ただ、空振りをすることもあれば、うまくいかないこともあるでしょう。

私も新しい仕事がうまくいく、いかないというのはあります。
今回新しく始めた仕事は。noteでの週刊マガジン(定期購読)です。
週刊 井ノ上陽一|note

これが成功しているかどうかというのは、まだ何ともいえません。
2025年5月からスタートし、今月は多くの方にご登録いただきましたが、1ヶ月ごとに解約もできるので、今後は何ともいえません。
新しい仕事を始めたときには、ご祝儀というものがだいたいあります。
最初にやるセミナーですとか、最初に出す本といったものは、ご祝儀のようにうまくいくことが多いのです。

それを続けられるかどうかというのは、また別の話ではあります。
このnote週刊マガジンを、現状、こういった設計にしました。

 

note週刊マガジンの設計

もともと2020年から5年間続けていた週刊メルマガがあります。
このときのコンセプトは、私のこれまでを振り返る連載や、発信の裏話、この1週間の活動や、今後考えているところ、特集として直近ではどんなものにお金を使っているかというものでした。

私のこれまでを1997年から振り返りつつ、どんなことを考えていたか、そして今はどうなのかというところを連載にしていたものです。
これはこれでよかったのですが、ちょっと切り替えようかなと思うことがありました(運営元について)。
他の方法で週刊メルマガを探していたのですが、なかなか技術的に難しいところがあり、noteにたどり着いたわけです。

メルマガという形式からノートに変えるのには、紆余曲折がありましたが、結果的に5月6日からスタートしました。

現状は、こういったコーナーがあり、雑誌のようなイメージで読めるようにしています。
・特集
これまでは値付け、私の商談歴、そして今週号は錬金術の予定です。
そのときに感じたことを特集として取り上げようかと。

・営業、効率化、コミュニケーションという独立後に大事な3要素の連載
今後変える予定はありますが、この3つがいいかなと。

・今のモード、今後の予定
今どんなこと考えているか、今後どういうことをやろうとしているかというところを書いています。
ブログやYouTubeなど他の発信は、今後どうするということはあえて書いていません。
企業秘密でもありますので。
一応それぞれのメディアでそこでしか話さないということを決めているので、noteが特別というわけではありません。

定期購読制ではありますので、月々1980円、1ヶ月ごとの契約もできます。
毎週火曜日更新で、契約いただいている月の記事は、その月のいつ購読開始しても、すべて読めるようになっています。
毎週ですので、4から5の記事は読めるということです。

たとえば、5月に契約していて6月に解約すると、5月の記事だけが読め、5月はご契約いただかず6月にご契約いただくと、6月分だけが読めるようになっています。
このしくみを私は欲していたのです。
後から登録してそれまでのものが読めるとなると、後から登録したほうが有利になってしまうので、そこは避けたいなと。
noteのコミュニティ機能というものであれば、無料でできますが、そういったしくみは定期購読のみです。

定期購読だと、こちら側のコストが月500円かかるのですが、望むようなしくみをつくることができました。

そんな感じで新しい仕事を始めたわけですが、最初にバシッと決めたわけではありません。

 

新しい仕事の始め方

新しい仕事を始めるときに、最初にバシッと決めないようにしましょう。
そのほうがスタートしやすくなります。

よく考えないと動けないタイプというのは、独立後はありえません。
動いてなんぼですから。

じゃあ、私がよく考えていないのか、適当にやっているのかというとそうではありません。
やりながらじゃないとわからない部分も多く、動きながら考えています。

現状に満足せず変化できます。
そういった過程で、「何だこんなものか」と思われたら、そこまででしょう。

今回のnoteも、最初に決めたのはこれだけです。
・タイトルは「週刊 井ノ上陽一」
・営業 効率化 コミュニケーションの軸
・毎週火曜日 1980円

その他は細々とした体裁や、特集記事を入れるというのも、やりながら考えました。
タイトルは思いつきで、昔「週刊◯◯(人の名前)」なんていうのがよくあったので、それにしようかなと。
特別なタイトルを決めてもよかったのですが、汎用性があるものがいいかなと思ってそうしました。
あえて力を抜いた次第です。

また、システムとして初月無料にできるのですが、やりませんでした。
これまでの経験からで、初月無料だと、たとえば100人にご契約いただいて、30人、解約というようになることが多いのです。
それならば、70人にご契約いただいて、読み続けていただいたほうがいいかなと。
もともとの週刊メルマガでもそう変えました。

このように、ある程度は決めて走り出して徐々に変えてやっています。
連載という方式も変えるかもしれません。

こういった方法は、他の新しい仕事も同じです。
ちょっとずつこうしたほうがいいかな、こっちのほうが喜んでいただけるかなと、有機的に変えていったほうがいいんじゃないかと、すべてのサービスで考えています。

考えすぎずに走り出していきましょう。
走ってみると、もうちょっとこうしたほうがいい、こっちの道のほうがいいかもなどということが見えてくるものです。

このスタンスは、有料のサービスであっても無料サービスであっても変わりません。
そもそも、有料か無料かどうかというのは、ご自身で決めること。
私が決めているのは、ブログは無料、ノート週刊マガジンは有料というものだけです。

有料だから特別なものを出す、無料だからここまでしか書かないというのはやっていません。
便宜上値段をつけているだけです。
有料に力を入れすぎる、無料で手を抜きすぎることはないようにしてみましょう。

有料だから「普段は書けないことを書く」というのは、やっていません。
秘密に課金するのは、限界もあるからです。

この辺りの考え方は、5年間の有料メルマガの運営の結果、導き出したものではありました。
もちろん、このブログを無料で続けているという結果でもあります。

考えすぎないようにすれば、新しいことも始めやすくなるものです。
そういった体質に自分を変えていくためにも、新しい仕事をいろいろと増やしていきましょう。



■編集後記
昨日は、朝から河口湖に。
ホテルに到着し、荷物を置いて、ライブ会場へ。
ちょっと屋外で寒さが心配でしたが、そうでもありませんでした。

ホテル付近で見かける富士急ハイランド。
絶好系だらけで、見ているだけで無理です。
ホテルから見える富士山はきれいでした。

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■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
友達が遊びに来るので、朝から片付けを。
パパも会いたかったのですが、いたしかたなく。
来たころにアレクサでビデオ通話し、2人とも話しました。

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