夢がある仕事は儲からない

派手な仕事がすごいなあという仕事でも、儲かるとは限りません。
儲かることもあるのかもしれませんが。

※本は楽じゃないっすよ　by　Sony α1 Ⅱ+16-35mmF2.8Ⅱ

出版は儲かる？

本を出すというのは夢がある仕事であり、私もそう思っていました。
確かに夢はあります。
・書店に本が並ぶ
・本だからこそ知っていただける
・理論的には無限大に売上の可能性がある
というものです。

しかしながら現実はどうかというと、印税の条件は様々ですし、こちらがお金を払って出すような出版もあります。
本を出したからといって必ずしも儲かるというわけではありません。

冷静に考えるのであれば、本の金額×10%×出版部数というものが印税の目安です。
本の金額が2,000円で、出版部数が3000部で10%であれば、60万円ということにはなります。
しかしながら、これが10%ではなく8%になると48万円。

3000部までいかなくて、2000部になると40万円
と、その金額は減っていきます。

ましてや……。

本は1日で書けるものではなく、それなりの期間と、そしてプレッシャーもあります。
それに見合う金額かどうか、価値があるかというのは考えておきたいものです。

本を出せば、問い合わせがたくさん！というのも実際はどうか。
私だけかもしれませんが、そうでもありません。
知っていただけるのは事実ですけどね。

私はこちらからお金を払う（自費出版）はなしかなと。
それだったらKindle出版で出しますし、実際そうしています。
（Kindle出版はもっと儲かりません）

講演は儲かる？

講演の仕事、たとえば、全国各地で話すという、夢がある仕事です。
大勢の方の前で話すこともできます。

ただ、その条件はまちまちであり、予算というものに左右されます。
やりとりも多く、その時間もかかるものです。
講演も、代理店・紹介会社を活用すると、その手数料もかかります。
それをどう考えるかです。

もちろん、よい条件の講演もあるでしょうし、講師によっても条件は違うこともあります。

また、講演の場合、誰がお越しいただくかというのは選べません。
自分が何者かというところから始めなければいけないので、その負担感はあります。
好きなことを好きなように話せないこともあるのです。
（私はそういった場合は受けませんが）

私は、売上が少ないとしても、自主開催セミナーでブログやメルマガを通じて来ていただく方法が好みです。
もちろん講演のご依頼があったら検討はさせていただきますが、お断りすることもあります。
そして、自主開催セミナーが講演よりも売上が多いとなる答えはおのずと決まってくるものです。

取材は儲かる？

取材していただき、雑誌や新聞に載るということも夢があるものです。
しかしながら、その報酬が見合うかどうか。
取材という名目で無料の場合も多いですし、1万円の場合もありますし、お菓子というときもありました。

もちろん、こちらも知っていただくという目的のために、報酬を度外視してというのもありでしょう。
その後の波及効果が見込めるなら無料でもいいという考え方もあります。

ただ、取材には注意しなければいけません。
取材で気をつけなければいけないのは、おもしろおかしくされる場合もあるということです。
私も失敗したこともあります。
いや、こんなこと言ってないし……と。

取材の文章はチェックしたいものですが、それなりの負担ではあります。
取材はよっぽどのものじゃないともういいかなーと。

取材によって知っていただくことはあきらめて、営業は自分のメディアでやればいいかなと思ってはいます。

そして、こちらがお金を払うという取材もあるので、気をつけましょう。
芸能人・著名人が取材に来て、こちらが数万円払うというしくみです。
その分、宣伝効果があるということですが、そういうところの取材を受けてしまうと、知っている人は知っていますので、効果もないかもしれません。

取材はよく吟味しましょう。

なんだかんだ営業は自前でするのが一番です。

夢のある仕事は儲からないこともありますが、それでもやってみたいならやってみましょう。
そして、夢と現実を両立させることもできます。
出版、自主開催セミナー、税理士業、カメラマン、そして、ネットからご依頼をいただけるというのは描いていた夢です。

現実を見つつ、夢はあきらめずに、両立を目指しましょう。

午前中にZoom個別コンサルティング。
ホームページづくり、営業などについて。
午後は、上野動物園→チ。展。
タイミングを逃していて、チ。展、6/1までだったのでなんとか。
結構な人で、内容も充実していました。
また見返そうかと。

■1日1新→Kindle『1日1新』
チ。展
百花繚乱　ブルーレイ
ガンダム45周年記念CD

■娘(8歳）日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
リコーダーを手に入れてうれしそうです。
パパもやったことがありますが、完全に忘れています。
一緒に演奏しようとAmazonで頼んでみました。
できるかどうか。まあ、思い出すでしょう、多分。