【11/12-1】税を考える週間サイト①

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 国税庁の「税を考える週間」サイトのクイズ(e-Tax編)についてです。
  まず、前提として所得税の確定申告を電子申告する場合に必要なものは、次のものです。
   
  ・申告する本人又は顧問税理士の電子証明書(例として住基カード)
  ・その電子証明書を読み取るカードリーダー
  ・電子申告を開始するという届出
  次に具体的にクイズの内容と解説です。

Q1 e-Taxで所得税の確定申告をすると何が省略できる?
  
 「省略できる?」の前に何をしなければいけなかったのかということだと思います。
    
 通常確定申告する場合は、源泉徴収票や、医療費の領収書、生命保険料の控除証明書などを添付しなければいけません。
 これまでは、電子申告をする場合もこれらの書類の添付は必要でした。
 電子申告はインターネットで行い、その他の書類は、郵送で提出する必要があったのです。
 前回は、税務署によっては、郵送提出用の封筒が配布されましたので、実質無料で郵送が可能でした。今回からどのようになるか注目されていたところです。
 
 今回からは、これらの提出の必要がなくなります。
 
 しかし、個人で3年間保存し、税務署から提出や提示が求められた場合は、提出・提示をしなければなりません。
 提出を求められたときになくしていた場合、その申告が認められずに、最悪追加で納税という可能性もあるかと思います。
  
 
2 e-Taxで所得税の確定申告をすると最高いくらの税額控除を受けることができる?


 これは、当ブログでも何度か取り上げたものです。

 平成19年と平成20年は、電子申告を行うと、5,000円税金が戻ってきます(安くなります。)

 ただし、冒頭に書いた本人の電子証明書(住基カード)に1,000円、カードリーダーに6,000円くらいかかります。

 カードリーダーは、税理士事務所のものを使ってもらうと、差し引き4,000円税金が戻ってきます。(5,000-1,000)

 電子証明書は、他の用途にも使用できますし、4,000円?と思われる方も多いかもしれませんが、他に方法で4,000円取り戻すのはなかなか大変なので、利用する意味はあります。

 なお、サラリーマンの方で年末調整をして、確定申告の必要がない方も、この税額控除は使うことができます。

 平日に住基カードを取りに行くのが大変ですが・・・・。

 続きは明日の記事で。

 
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