中小企業の会計ルール

大企業の会計になると証券取引法等のルールがありますが、
中小企業の会計については、
「中小企業の会計に関する指針」
というものがあります。
日本公認会計士協会、日本税理士会連合会、
日本商工会議所、企業会計基準委員会が制定した指針です。
平成17年8月に制定されてから、
毎年改正があります。
この指針の適用は義務づけられているわけではありませんが、
中小企業の決算書を社会的信頼性の高いものにする
ことが目的です。
やはり中小企業においては、決算書が
税務署に税金の申告をするためのものとなりがちですしね。
経営上、自社の状況を正しく把握することが決算書の
目的だと思いますし、
そのための基準としても、
この「中小企業の会計に関する指針」は
活用することができるのではないかと思っています。
金融機関などでは、この指針の適用をチェックしたリストにより、
金利の優遇を行っているところもあります。
経理上の判断基準としても使えるかと。
ただ、まだ認知度は低いです。
一昨日の神田法人会「簿記・経理講習会上級コース」
の講師をした際に
この話題に触れ、知っているかどうかを聞くと
数十名の方でほとんど知っている方はいませんでした。
・・という出来事のあと、タイミングよく(?)
この指針についての執筆の依頼を
昨日いただきました。
締め切りは近いのですが、
少しでも内容を知っていただけるように
いいものを書きたいと思っています。
ブログでも今後取り上げる予定です。