売上の柱を複数持つ場合の組み合わせ効率

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独立後、複数の売上の柱を立てるのであれば、組み合わせ効率というものは考えておきましょう。

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※ポテトフライを食べる娘  by Leica M10

焼きそばとポテトフライ

昨日とある屋台でポテトフライを買いました。
娘にも食べたがっていたので。

ただ長蛇の列で、それなりに並びました。
途中私には別のものを買いに行き、戻ってきても、列がなかなか進んでいません。
普通だったらもういいやとなるのですが、娘が欲しがっている以上、致し方なく並んでいました。

なんでこんなに列が進まないんだろうとみていると、その屋台は焼きそばとポテトフライと甘酒が商品。
なんか組み合わせ効率は悪そうです。
ポテトはその場で揚げていましたが、焼きそばは事前につくっているようでつくり置きがありました。
ただつくり置きがなくなると鉄板で焼かなければいけません。
ポテトを揚げる、焼きそば炒めるとなると組み合わせの効率は悪いかなと。

複数のメニューを提供するなら、組み合わせ効率って大事だよなぁと思った次第です。

複数の売上の柱をつくっている私は、組み合わせ効率を結構考えています。

 

売上の柱の組み合わせ効率

独立後に人を雇うのであれば、複数の売上の柱を立てやすいでしょうがい、ひとりでやる場合は、その複数の仕事をやるのはすべて自分です。
時間は限られていますので組み合わせ効率を考えておかないと、複数の売上=仕事をこなすことができません。

組み合わせ効率をよくする1つの方法は、似通ったものを売上の柱にすることです。
ポテトフライなら、もう1つ揚げ物であるメンチカツを選ぶような。
ただ同じようなものであっても手間はかかるのはかかります。
1+1で2の手間が1になることはなく、せいぜい1.8くらいでしょう。

違いをつくり、本当の意味での組み合わせ効率を狙うなら、異質なもの=まったく違うものを組み合わせるのがおすすめです。
1つの仕事の延長上だと、違いがつくりにくくなりますし、効率はそれほど上がりません。

 

オススメの組み合わせ

私がやっているおすすめの組み合わせは次のようなものです

売るタイミングを変える

お客様と対面して仕事をする場合、それをやっている間は他の仕事はできません。
どんなに複数の売上の柱があったとしても、売上はそのときにしか立たないわけです。
となるとひとりのお客様と対面している間にも売上が上がるような、申込をいただけるようなものは組み合わせ効率がいいことになります。

ポテトフライを揚げてお客様に提供している間に、どこかで売上が立つというようなしくみです 。
書く仕事をやっていれば、別の仕事をやっている間に売上が立つ可能性があります。
売上が立たないとしてもホームページやブログがあれば、ポテトフライを揚げている間に見て検討していただける可能性があるのです。
商談も商品説明もする必要はありません。
もちろんネットで何かを売っていれば、それが売れるということもあるでしょう。

また店が休みのとき、店を閉店した後、開店する前にも売上が立つような仕事があると組み合わせ効率がよくなります。
誰もお客様がいない間や早朝や夕方以降に、書く仕事や話す仕事をやることができれば、効率はよくなるものです。

タイミングを変えるという意味では、自分で時間をコントロールできる、目の前にお客様がいなくてもできる仕事があるというのは大きなメリットになります。

そして何よりもお客様に迷惑をかけないというのが大きなメリットです。
売るタイミングがすべて同じだとお客様をお待たせてしまいます。

 

2回以上売る

1つの仕事をやったことから得た知識やスキルを、もう一度を提供することができれば、組み合わせ効率はよくなります。
たとえばポテトフライの絶妙な揚げ具合や塩加減を学んだのであれば、それを提供することで、もう1度、売ることができるのです。
屋台の運営方法やはじめ方、資金繰りや確定申告などをネタにすれば、いくらでも提供できるものはあるでしょう。

そしてそれらを提供するということは、自分も勉強になり、さらにリターンがあります。
2回どころか3回4回5回とぐるぐるぐるぐる売ることができるのであれば、組み合わせ効率は飛躍的に上がります。

私は自分がやってることを書いて、書いたことを話して、話したことをまた書いて、書いたことをまたやっているだけでしかありません。
ただし、何をやるか、話すかというのは自分で方向性を決めています。
その理由の1つは、組み合わせ効率が悪いからです。
方向性が違う仕事は受けていません。

といってもお断りしているわけではなく、そういった方向性が違う仕事の依頼はほとんどいただきません。

量をコントロールする

組み合わせ効率を考えるときに大事なのは、量をコントロールすること。
それぞれの複数の売上の柱の量が少なければ、何だって組み合わせはできます。
たとえばランチタイムだけ屋台をやって、あとは別の仕事をするということをやれば、何をやっても組み合わせ効率はよくなるでしょう。

独立すれば1つの仕事に時間を割きすぎる必要はありません。
自分で量をコントロールしながらやりたいことをやればいいわけです。

もちろんすべての仕事がすぐに仕事売上に結びつくわけではありません。
だからこそ分散が必要なのです。
・今食べていくための仕事。
・ゆくゆくはやめたいけど、ニーズがあり目の前にある仕事。
・今後やっていきたいけどすぐには売上にならない仕事。
などといった分散ができます 。

自分がやりたい仕事をやるというのも、組み合わせ効率をよくしますので、その方向性にちょっとでも舵を切っておくというのも欠かせません 。

やりたい仕事があるなら1日に30分でも手掛けていきましょう。
ちょっとずつでも手掛けることで、やりたくない仕事、組み合わせ効率が悪い仕事も見えてきます。

組み合わせ効率がよいものを最初から完璧に選ぶというよりも、組み合わせ効率をちょっとずつよくしていくというイメージです。

複数の仕事をやってみたい、こういう仕事もやってみたいというのがある方はぜひ試してみていただければ。
転職しなくても、生まれ変わらなくても、複数の仕事はできます。

 



■編集後記

昨日は葛西臨海公園の水族館へ。
ランで行ったことはありますが、水族館ははじめてでした。
東京都が運営しているので700円なのはうれしいところです。

 

11新」

葛西臨海水族園

 

■娘(2歳)日記

昨日は水族館で、サメ、カクレクマノミ、ペンギンなどを観ていました。
「イルカは?」と必ず聞かれますが。
よく行く水族館にはいるので。

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