プログラミングを学ぶ意味・プログラミングが役に立つ条件

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プログラミングが必要、プログラミングが役に立つと言われていますが、その条件はあると思っています。

※カフェにて Pixel 3

 

プログラミングを学ぶ意味

 

プログラミング教育がはじまり、プログラミングへの注目度は上がっています。
かつては、プログラマーのものだったプログラミングを、普通の人が使う環境も整ってきました。

最も身近なのは、Excelマクロ(VBA)。
多くの方が使っているExcelで、Alt+F11を押せば、プログラミングを書く画面が開きます。
Excelを持っていれば、無料です。
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もちろん、書けるようになるには、それなりの学習と実践が必要なわけですが、そんなに遠いものでもありません。

じゃあ、プログラミングを学ぶ意味があるのかどうか。
勉強好きなほうであり、いろいろと手を出している私が考える学びは、「使う知識・スキルが優先」というものです。
使わないなら、学びも進みませんし、定着しません。

英語でそれは思い知りました。
だからこそ今は使うものを優先、というよりも使うものしか学んでいません。
(教養や一般知識と言われるものは別として)
プログラミング言語でも、Rubyという言語を学びましたが、使っていないので、そこでとまっています。
逆に、Excelマクロ、Python、RPAなどは使っていて役に立つので、学び続けているわけです。

プログラミングを学ぶ意味があるのか。

という問いの答えは、「使うなら意味がある」というものになります。
学びたいものがたくさんあり、時間も限られている以上、学びの優先順位をつけ、学ばないものを決めるのも大事です。
ただ、「使えるのかどうか」ということを、事前にかつ正確に知ることができるのかどうか。
非常に難しいでしょう。

となると、「使える可能性があるかどうか」で判断するしかありません。
使える可能性、役に立つ可能性があるなら、さわりだけでも学んでみるというのが大事ではないかと思っています。
100%使えることが基準の方もいれば、120%を望む方もいるでしょう。
私の場合は、10%あれば十分かなと思っています。

では、プログラミングがどれくらい使えるか、役に立つかということで、私が役に立っている事例をまとめてみました。

 

 

プログラミングが役に立っている事例

 

こういったところで役に立っています。

・Excelに入力した自分の経理データを集計して、集計結果を表示するのをショートカットキーで操作(ピボットテーブルを更新し、シートを切り替えるマクロ)
・Excelの推移表で実行すれば、その該当科目の元帳で残高確認
・ダウンロードしたデータ(Paymo、AmazonPay、Amazonなど)を仕訳データにして、1つのシートにまとめる
・特定のシートへの切り替えを
・Excelの請求書データから請求書をつくり、PDFにする。複数のデータにも対応。それをメールで送ったりWebゆうびんで送ったりすることを自動化
・Excelの複数のシートまたはブックにある、お客様の経理データを1つのシートにして、CSVデータとして保存し、会計ソフトへ取り込み
・Excelにあるお客様の売上データを集計して、集計表を表示する操作をボタンクリック1つで実行
・Excelにあるお客様の各社員経費データを集計して、給与振込に使うことを自動化。各月の経費データを繰越するのを自動化。
・Excelの給与データを、各給与明細へ転記。PDFで保存。1つのシートにまとめる、年末調整用データに加工することを自動化
・Excelにある顧客データから、IDとパスワードを読み取り、ブラウザのe-Taxにログインして手続き(メッセージボックス確認、転送手続き、源泉所得税納付→メール)
・Excelのデータを、税務ソフトへ転記することを自動化(申告書、内訳書、概況書、財産評価)
・Excelのデータを、ブラウザ上の国税庁確定申告書等作成コーナーへ転記
・ネットバンクにログインして、入出金明細を表示
・メールに添付されている請求書PDFから金額を読み取り、ネットバンクにログインして支払先、金額を入力
・ネットバンクにログインし、ペイジーで支払

独立までの時代(8年6か月)でも、それぞれの職場で役に立ちました。
プログラミングを使っていることは内緒にしていたことも。
いうとめんどくさいですし、仕事がふってきますから。

以前はマクロでやっていたけど、今はExcelの機能(VLOOKUP関数、ピボットテーブル)でやっているというものもあります。
プログラミングを書くかどうかの基準は難しく、Excelのスキル、整理スキルにもよるものです。
ファイルを複数にせず、1つのシートにあれば、プログラミングはいりません。
複数にする意味があるとき(社員ごとに使う)、複数になっちゃっているとき(新規に受注したときにその状態だった、その形式でないとデータがダウンロードできないなど)というときにはプログラミングを使う必要があります。
そうしないと、ひたすらコピペ、入力をしなければいけません。

 

 

プログラミングが役に立つ条件

 

プログラミングが役に立つ条件は、3つあります。

 

・つくる役割があるか

なにかをPCでつくる役割があるか、そういう仕事かどうかです。
何もつくらない、つくりたくないなら、プログラミングの余地はありません。

また、お金があれば、プログラミングは必要ないのです。
人を雇って任せることができますし(ひたすらコピペ、入力)、システムを入れることもできます。
ただ、高額なシステムを入れたから解決するとは限りません。
高いだけで使えないシステムはやまほどあります。
これは、そのシステムをつくっている人だけが悪いわけではなく、使う人とつくる人が一致しないことによる悲劇です。
もちろん、意思が統一されていればいいのですが。
使わない人と、つくる人だけが話し合っているなんてことはよくあります。

使う人とつくる人の融合。
これが、自分でプログラミングする意味です。
そうすれば、自分の要望はわかりますし、好みも反映できます。

 

ひとりとプログラミングの相性がいい理由は、使う人とつくる人の融合です。
(お客様に提供する場合は、工夫が必要ですが)

また、プログラミングをすること自体にはお金がそれほどかかりません。
Excelマクロだって、Pythonだって、RPAだって無料で使えます(条件あり)。

追加投資が必要ないのは大きなメリットです。

・繰り返しやるか

繰り返しやる仕事があれば、プログラミングが役に立つ可能性があります。
多くの方は繰り返しの仕事があるのではないでしょうか。

毎日、毎週、毎月そして毎年。
その繰り返しの仕事があれば、プログラミングを学ぶ意味が出てきます。

プログラミングにより、繰り返しの仕事を効率化できるからです。
100回でも200回でも1万回でも繰り返してくれます。

毎年繰り返す仕事にも注意が必要です。
年に1回だからといって効率化の手綱をゆるめることはあってはいけません。
そもそも繁忙期とは、年に1回の仕事に追われているのではないでしょうか。
(または複数の繰り返し仕事)
その繰り返しに人生の大事な時間を取られることをやめたいのであれば、プログラミングが役に立つ可能性はあります。
学ぶのには、それ相応の時間は必要ですが。

効率化は、仕事を1つ減らしてでも、売上を減らしてでもやる価値はあります。

・めんどくさく思うか

そして大事なのはめんどくさいと思うかどうかです。
他人がめんどくさいと思っていて、自分がめんどくさくないこともありますし、他人がめんどくさくなくて自分がめんどくさいこともあります。
自分基準でめんどくさいと思うかどうかで、プログラミングが役に立つかが決まるわけです。

私は、データがあるのに入力したり、同じことを繰り返すことがめんどくさく、好きではありません。
大嫌いです。

そのめんどくさく感じることが、たとえ1分でも確実にゼロにできるなら、2秒や3秒にできるなら、ボタン押すだけやキーを押すだけでできるようにしたいと考えるなら、プログラミングが役に立つ可能性があるでしょう。
めんどくさいことを繰り返していても蓄積はありません。
プログラミングなら、その知識やスキルの蓄積があります。

ましてや、めんどくさいことが、お客様に喜ばれればそれでも価値はありますが、いくら手間をかけても喜んでいただけません。
(手間=お客様の喜びと感じていたら、危険かもです)

プログラミングを知っていると、めんどくさく思うかどうかの基準は下がります。
自分でできる範囲が広がりますので。
その分、既存のシステムやソフトに腹が立つことも増えますが。

「使いにくいな」「なんでこうなんだろう」と思ったら、プログラミングで解決できる可能性があります。
古いシステムや考え方が古いソフトを使っている(使わざるを得ない)なら、プログラミングが役に立つ可能性は高いです。

プログラミングを学ぶ、実践するのも手間がかかり、かんたんではないので、正確に言えば、
「その他のめんどくさいことをやるよりは、手間をかけてプログラミングを学びたい」
ということが大事でしょう。

 

プログラミングやろうかなと思う方の参考になれば。

 

 


■編集後記

昨日は、午後にExcelマクロプログラミング入門セミナーを開催。
手をガシガシ動かしていただきました。

■昨日の「1日1新」

田町 越後屋
とあるところのしょうもない手続

■昨日の娘日記
ファー付きのコートを買って、おとといから着ています。
だっこしていると、そのファーを「ワンワン」と喜ぶので、二重にうれしいです。

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