・決算書が正しくなければいけない理由

現在,2月決算(→4月末が申告期限),3月決算(→5月末が申告期限)に関する業務を通常業務と並行して行っています。

いわゆる決算業務と言われるものです。
決算書を作成する際には「正しい決算書を作る」というのが最も重要となります。

決算書が正しくなければいけない理由には次の3つがあります。

決算書が正しくなければいけない理由

1 業績を正しく把握するため
自社の業績を正しく把握する必要があります。
例えば,実際は儲かっていない(=お金が残っていない)のに,儲かっている(=利益が出ている)決算書だった場合は,決算書が間違っているか,経営上何か問題があるかのどちらかです。
ご自身の感覚と違う決算書だった場合,その理由を追及しなければいけません。

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実際の業績と決算書にずれがあれば,その後の意志決定にも影響してきます。

2 税金は決算書を元に計算するため
税金は決算書を元に計算します。
決算書が間違っていれば,税金の金額も間違ってしまうことになります。
その結果,税金を必要以上に支払う,又は支払金額が不足するということになってしまいます。

3 利害関係者の判断材料のため
決算書のそもそもの目的の1つは,利害関係者への情報開示です。
利害関係者とは,取引先,投資家,金融機関などを示しますが,中小企業の場合は主に金融機関となります。
金融機関の融資に関する判断をゆがめないような決算書が必要です。
これは,決算書の作り方次第で融資の可否が左右されると言うことを意味します。

決算書の数字
決算書は100%正確に作っても,同じ数字になるとは限りません。
会計上,税務上の判断にはある程度の選択肢があるからです。
しかし,あくまで正確な決算書を作ることが前提であり,その決算書を基準として選択肢を検討するという流れとなります。
個々にいろんな事情がありますので,その事情に合わせて選択肢を検討します。

この選択肢の幅が,いわゆる「見解の相違」や「申告漏れ」となるケースもありますので,慎重に判断しなければいけません。

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