プロとアマの差がなくなった先にあるもの

ITの進化により、プロ=プロフェッショナルとアマ=アマチュアの差はなくなりつつありますし、すでになくなっているものもあります。
プロとアマの差がなくなった先にあるものを考えておく必要はあるでしょう。

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※確定申告サイト by Leica M10(ズミクロン50mmf1.4)

プロとアマの違い

プロとアマの違いは何か。
1つの定義でいえば、お金を受け取るかどうかというところでしょうか。
プロは、それをやることによってお金を得ていると考えることもできます。

これまでプロになるには、長い年月の修行を積むことこそが必要でした。
しかしながら新しい知識やスキルが生まれ、 IT によりそれらを身につけることが難しくなくなっています。
ITが好きで、いろいろと試している私は、それをプロ側でもアマ側でも感じているわけです。

プロとアマの差は、これからますますなくなっていくのではないでしょうか。

たとえばカメラでいえば、プロと同じものを手に入れることは難しくありませんし、オートで撮れるレベルも高くなっています。
デザイナーと同じソフトを使うことも難しくありませんし、AIでちょちょいとデザインできる範囲も広がっています。

もちろんすべての仕事でいえることではありませんが、プロとアマの差が縮まっている仕事があることは確かでしょう。
税理士という仕事も、資格がなければプロとして活動はできないとはいえ、プロと同じソフトを使うことはできますし、プロと同じ知識をネットで無料で手に入れることができます。

プロとアマの知識・スキルの差がなくなっていることは、プロ側としてもアマ側としても意識しておきましょう。

プロしか使えないものを使わない

プロとしては、私はプロしか使えないものを使わないようにしています。
一般の方も使えるようなソフトを使いつつ、一般の方が手に入れられるというような情報にふれるようにしているのです。
税理士専門のソフトを使わない理由は、無駄に高い、使いにくい、古いといった理由だけではなく、プロとアマの差を感じるためでもあります。

冒頭の写真にある所得税の確定申告書のサイト(確定申告書等作成コーナー)。
国税庁が運営しているサイトで誰でも無料に使えます。
これがよくできていて、一般の方でも確定申告ができる可能性が広がりました。

税理士に依頼しなければ確定申告ができないというわけではありません。
私がこのサイトを使っている理由の1つは、一般の方向けにつくられたソフトがどういったものであり、どういった使い勝手かを知るためですし、また自分が持っている知識スキルの出し方を考えるためでもあります。

計算はソフトが自動的にやってくれますし、画面の指示に従って数字を入れていけば払うべき税金はでてくるのです。
確定申告書を出す、納税するという義務を果たすだけであれば、さほど難しくなく、プロとアマの差はありません。
じゃあどこにプロとアマの差があるか。
それを突き詰めて考えるためにも、プロの方が汎用性のあるソフトを使うのはおすすめです。
「プロだからできる」と信じていた部分が、ITによりあっさりと覆されている現実もあるわけですから。

私は他の効率化でも、一般的にかつ手に入れやすいものでやるようにしています。
特殊なソフトをお金を払って買って効率化できるのではなく、無料で誰でも今すぐにでも始められるものを使った効率化のほうが、プロとアマの差がなく、そして広めやすいからです。

多くの方が使っているExcelをメインに効率化しているのも、その理由からでもあります。

これから IT がますます進化していき 、AI も絡んでくる以上、プロとアマの差はますますなくなり、皆無に近くなるのでしょう。
そうなったときに何を提供できるかというのは、考えておいて損はありません。

それには2つの方向性があります。
1つは、プロとアマの差がなくなり誰でもできることけど、手間がかかり面倒くさいからプロに任せるというもの。
もう1つはプロとアマの差が極限までなくなったとしても、それでも絶対的な違い・強みがあるというもの。

前者で勝負しようとするとう請負の作業が増えていくでしょう。
もちろん、今後も需要がある道ではあります。

後者で勝負しようとすると、その絶対的なものを見つけ出し、つくり出し、磨いていかなければいけません
これはアマと違いだけではなく、他のプロとの違いにもなります。

どちらもかんたんな道ではありませんが意識しておいたほうがいいでしょう 。

プロになりやすい時代

一方アマ側で考えると、プロとアマの差がない以上プロになりやすい時代ともいえます。
プロになるために長い年月をかけず、すぐにでも値段と内容を示してメニューをつくれば、プロになりうるわけです。

独立したばかりだからと、恐縮する必要はないでしょう。
むしろ長い年月の経験があったとしても、熱意が落ちていて努力を怠っていれば、プロとしての力はありません。
アマからプロになったばかりのほうが、熱意はあり 新しいことを導入する柔軟性もあります。
プロになれれば、お金を受け取ることができ、売上の柱にすることもできるわけです。
ITの進化によりプロとアマの差がなくなりつつあるのは、脅威であるとともにチャンスといえます。

同じ仕事をしている人を見ず、お客様を見て、堂々とプロを名乗りましょう。
「自信がない」
「はじめたばかりですので」
とは言ってはいけません。

今プロ側にいる分野は知識とスキルをどういった方向に磨いていけばいいか・今アマ側にいる分野は、プロになりやすいということを意識しつつプロになれないかを考えたいものです。

 



■編集後記

昨日は宮崎から東京へ帰ってきました。
午後は、自分の確定申告。
例年、1月4日からe-Taxでできるのですが、今年は土日の関係で1月6日でした。
帰りの機内のWi-Fiでは速度が遅く、e-Taxの更新ができないというトラブルはありましたが、まあ、着いてからやればいいので問題なく。

 

「1日1新」

確定申告2020(2019年分)
大江戸温泉 天丼
宮崎からクラスJで帰った

 

■娘(2歳)日記

昨日は、羽田からそのまま保育園へ。
ひさしぶりの保育園、最初は戸惑っていましたが、友達と会うとうれしそうでした。
帰りは「おともだちともっと遊びたーい」と帰りたがらず。