マクロは20%で80%の効果を生み出すー1/14マクロ入門セミナー開催しますー

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Excelでマクロを使うと、魔法のようになんでもできるイメージがありますが、決してそうではありません。
Excelでマクロを使っているのは全体の20%くらいと考えています。
※1/14、久しぶりにマクロセミナーをやります!
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マクロは20%だが、80%の効果

Excelですべての操作をマクロでやって、自動化している方も多いです。
ただ、そうなるためには多くの努力と時間が必要となります。

私は、そこまでマクロ一筋ではありません。
(私よりマクロを使える方はヤマほどいます)
Excelの機能でできることはExcelでやり、どうしてもExcelの機能では手間がかかる部分をマクロで補っているというイメージです。

目的はマクロの達人になることではありません。仕事を効率化し、質を高めるのが目的なのです。

 

割合としては、ざっくりと考えて20%というところでしょう。

ただし、効率化に与える影響は、Excelの機能が20%、マクロのが80%といえます。
80:20の原則はここでも当てはまります。
(全体の成果の80%は、20%の要素が生み出しているという法則)

年末に、ITコンサルティングの依頼をいただき、年末年始に準備しています。
会計データの取込に関するものです。
これに関しても、やはり基本はExcelの数式を使い、データをきれいに整理し、最後の仕上げとしてマクロを書きました。

ご依頼いただいたテーマは、毎月行うものです。
「毎月、人間がデータ数を確認してそのデータ数だけコピーし、会計データに取り込めるように保存する」
という作業をマクロで自動化します。
この作業が、Excelの基本的な操作では手間がかかる部分なのです。

 

 

マクロにしかできない機能

どういうことが、Excelの機能では手間がかかるのでしょうか。

例えば、
・必要のないデータを一括して削除
・複数のシートにあるデータを1枚のシートにまとめる
・複数のブック(ファイル)のデータを1枚のブックにまとめる
・ファイルに名前を付けて保存
・1枚のシートにあるデータから複数のシートを作る
などといったものがあります。

これらの操作は、人間が労力をかけてやればできてしまうものです。
ただし、「複数の」とあるとおり、データ量、つまり作業量が増えると人間の労力も比例して増えてしまいます。

マクロの一番の魅力は、データ量がいくら増えても人間の労力は変わらないことです。

「1枚のシートにあるデータから複数のシートを作る」というマクロをベースに、請求書作成、送付状作成、給与明細作成などを自動化しています。

最近、お客様に提供したのは、源泉所得税の改正についての外注先向け送付状作成マクロです。
一覧にした送付先データがあれば、ボタン1つですべての送付先への送付状が自動作成されます。
外注先がいくつあってもボタン1つで作成できます。

マクロが使えると、市販のシステムに頼らなくてすみます。
ちょっとした変更も自分でできますし、自分好みにシステムを作ることができます。
お客様に提供している次のようなシステムは日々改善させていただいています。
・月次決算システム
・日次決算システム
・給与計算システム
・ネットバンクから会計ソフトへの変換・取込システム
・Paypalから会計ソフトへの変換・取込システム
・年末調整用給与集計システム
・送付状作成システム

やはりマクロの割合は20%程度ですが、マクロがなければ作業量は80%増えてしまします。

 

 

半年ぶりにマクロセミナー開催します!

上記の事例のマクロをテーマに、マクロセミナーを開催します。

まったくマクロを触ったことがない方向けのセミナーです。
毎年、毎月、毎週、毎日といった繰り返し業務が多い方には必ず役に立ちます。

予定している内容は以下のとおりです。

1 マクロの基礎知識
用語の整理
使いやすくする設定
マクロで使うファイルの種類
マクロファイルの開き方

2 マクロの操作の基本
VBEの操作
マクロを書く場所を準備
マクロで必ず書くもの
【マクロ】数字を入力
Tabを使う意味
VBEの自動修正
マクロの実行方法
マクロのコピー
複数のマクロの実行
「コメント」を付けてわかりやすく
セルの参照

3 請求書作成マクロを書いてみよう
どういうマクロ?
Excelの機能とマクロ
マクロを書くときのコツ
マクロを文章で表現してみる
【マクロ】シートのコピー
【マクロ】繰り返し
【マクロ】シート名の変更

4 プラスアルファ
【マクロ】すべてのデータで作成
【マクロ】データを増やしてみる
【マクロ】選択したデータで作成
マクロを読みやすくするテクニック
ボタンの作成

4 演習
ゼロからマクロを書いてみよう

5 プラスアルファ
記録マクロとは
マクロの可能性
今後のトレーニング
マクロを流用するには

6 演習(課題)

日時は、1月14日(月・祝)の12:20から16:30、場所は神保町・大手町近くのセミナールームです。
締切は1月11日(金)の17:00、定員は6名となっております。

ぜひ活用いただければうれしいです。

詳細・お申込

 





【編集後記】

昨日は甥っ子+妹夫婦が自宅に遊びに来ました。
料理役の私はこういうときも料理役です。
メインはトマトと挽肉のカレー、甥っ子たちのリクエストに親子丼、アボガドとクリームチーズのサラダ、ボテトサラダ、ウィンナーを準備。
上の甥っ子は親子丼、下の甥っ子はカレーと意見が分かれましたが、喜んで食べてくれて一安心です(^_^;)

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