『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』のメインテーマ「会社経営に必要な3つの数字」

『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』で挙げているように、会社の数字として重要なものは3つあります。
それは、お金、会計、税金です。
この3つのバランスをとることが必要とされます。
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当初は4つだった

『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』の構成を最初に考えたときに、会社の数字として重要なものは4つにしていました。

お金、B/S、P/L、税金の4つです。
秋ごろまではこの4つで構成しつつ書いていました。
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しかし、全体の構成が複雑になりすぎること、3つの方がおさまりがいいことから、最終的に3つの数字にしました。
B/SとP/Lを「会計」とまとめたのです。
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3つの数字の関係

お金、会計、税金のうち、最も重要なもの、かつ、社長が意識されているのがお金です。

「お金」がなくなると、会社を続けることはできません。
一方、会計の利益がマイナスでも、税金が発生しなくても会社は続きます。

「お金」は最重要視されて、しかるべきものなのです。

では、「お金」だけを意識していればいいかというとそうもいきません。
たとえば、今、会社に1,000万円の「お金」があっても、それをすべて使っていいとは限らないでしょう。

今後、どのくらい「お金」が増えるか(入金があるか)、どのくらい「お金」が減るか(支払があるか)を把握しておかなければいけません。

こういった情報は、「会計」から得ることができます。
「会計」、特にB/S(貸借対照表)に情報が載っているのです。

B/Sを見ると、これから「お金」になるもの、これから「お金」として出ていくものがわかります。
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「お金」の動きを把握するには、「会計」の知識も必要なのです。

さらに、お金が出ていく要因、しかも、社長があまり好まない形で出て行く「税金」。
この「税金」も常に意識しておくべき数字です。

そして、「税金」は、「会計」のうちP/L(損益計算書)の利益から計算します。

利益をあげるべく、会社は活動しています。

しかし、利益を上げると、税金も増え、大事なお金が減る。
・お金を増やそうと思うと、利益を増やさなければいけない

・利益が増えると、税金は増え、大事なお金が減る

・お金を増やそうと思うと、利益を増やさなければいけない




というループに陥ってしまいます。

3つの数字について、適度にバランスをとる必要があるのです。

誰が3つのバランスをとるか

では、このバランスを誰がとるのでしょう。

一般的に、
お金は社長、
会計は経理担当者、
税金は税理士
が担当します。
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それぞれがそれぞれの視点で担当し、連携がとれていないこともあるでしょう。

別々の方向をむいていると、数字は、単に「税金を計算するため」にしか使えません。

3つの数字を担当するのは、次のようなケースも考えられます。

・経理担当者が、お金、会計、税金すべてを見る
・税理士がすべてを見る
・経理担当者が会計とお金、税理士が税金を見る
・社長がお金、会計、税理士が税金を見る
・社長が会計、税理士がお金、会計を見る
など

もちろん、作業や書類の作成、日々の業務などは、経理担当者や税理士に任せてもかまいませんが、これら3つの数字のバランスをとるのに最も適しているのは、社長です。

社長は経営を、会社のことを、最も把握しています。
経理担当者や税理士にない視点をお持ちですし、数字に表れない情報や現場の状況もつかんでらっしゃいます。
それゆえに、3つの数字のバランスをとるのに、最も適しているといえるのです。

その3つの数字について把握していただけるように、本書を書きました。

ーーーまとめーーー
会社の3つの数字(お金、会計、数字)のバランスをとるのに、最適なのは社長自身です。
詳細な知識は必要なく、バランスをとれる程度の必要最低限の知識が必要とされます。





【編集後記】

昨日の確定申告の打ち合わせでは、ご自身のPCをお持ちいただきました。
e-Taxなどの解説をするためです。

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もちろんPC関係の相談も。
デスクトップの整理、メールの設定、ファイルの保存方法・保存場所、PCのスピードアップ、アイコンの整理などを実施し、いいのかわるいのか、税金より興味を持っていただきました(^_^;)
(確定申告も無事終了です)