misocaからダウンロードしたデータの活用方法ー弥生会計へ取込・Excelで集計ー

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クラウド請求書管理サービス「misoca」は請求書データをダウンロードできます。
これを利用してExcelで売上管理・分析ができます。
追記:Misocaは弥生に買収され有料となり使いにくくなりました。

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CSVファイルのダウンロード

misocaの請求書一覧ページにある[CSVダウンロード]をクリックすると、
スクリーンショット 2013 08 04 11 09 29

 

条件を指定して2種類のファイルをダウンロードできます。
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弥生会計への取込

1つが[弥生会計方式]というデータです。

これを選ぶと、次のようなテキストファイルをダウンロードできます。
スクリーンショット 2013 08 04 11 11 17

 

Excelで開くとこんな感じです。
このデータは、弥生会計にデータを取り込む形式で作られています。
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弥生会計の仕訳日記帳を開き[ファイル]→[インポート](Alt→F→I)で取り込むことができます。
請求書を見ながら、会計ソフトに入力しなくてもいいのです。
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ピボットテーブルで分析

もう1つのデータは、請求書のCSVデータです。
このデータをExcelで開くとこうなります。
スクリーンショット 2013 08 04 11 10 05

いったんExcelファイルとして保存(F12)すると、通常のExcelファイルとして加工できます。
ピボットテーブルを使って、加工してみましょう。

まず、データをテーブルにします。

■関連記事
簡単!きれい!ミスが減る! 何かと便利なExcelの[テーブル] | EX-IT

 

 

 

 

テーブルにしたほうがピボットテーブルを使いやすいからです。

データ内のセルのいずれかにカーソルを置き、Ctrl+Tを押すと、
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テーブルに変換されます。
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さらに、[挿入]タブの[ピボットテーブル]をクリックし、
スクリーンショット 2013 08 04 11 13 28

右側のフィールドで、[請求日]、[請求先]、[金額]をクリックすると、次のような表ができ上がります。
(Excel2003以前では操作や画面が異なります)
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日付を右クリックして[グループ化]を選択し、
スクリーンショット 2013 08 04 11 16 17

[月]を選んで[OK]を押すと、
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日付を月ごとにまとめることもできます。
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右側のボックスで、[行]にある[請求日]を矢印のようにドラッグすると、表がかわります。
みやすいように自由に変更してみましょう。
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ピボットテーブルをもとにグラフを作ることもできます。
スクリーンショット 2013 08 04 11 18 10

CSVデータには、税込金額しかありませんので、消費税抜で処理している場合は、[税抜]の列を作り、数式(=int(D2*100/105))で計算してください。
(税抜金額もダウンロードできるとうれしいですね。)
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新しいデータを追加したときは、再度ダウンロードしてExcelデータへ追加します。

期間を指定して丸ごと入れ替えてもいいでしょう。
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データを追加してもピボットテーブルは自動更新されません。
ピボットテーブルを右クリックして、[更新]を必ずやってください。
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更新後の表です。
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税抜金額で集計するとこうなります。
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サンプルをおいておきますので、使ってみてください。
EX-ITサンプル misoca→ピボットテーブル

 

なお、会計ソフトへの取込と分析の両方をやるなら、弥生会計方式のデータをピボットテーブルで集計すると効率がいいです。

テキストデータをExcelで開き、[データ]タブの[区切り位置]でカンマで区切り、さらに1行目へ項目(日付、金額等)を入れるようにしてください。

集計はSUMIF関数を使う方法もありますが、ある程度スキルが必要ですし、表を変化させることができません。

そのため、ピボットテーブルの方をおすすめしています。

 






【編集後記】
昨日はカフェや自分のオフィスで終日執筆。
眠気と闘いながらも、かなり進みました。

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