Googleの検索精度が落ちた今、わからないことがあったら、どうすべきか

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何かを調べるのにGoogle検索するは1つの方法です。
ただ、このGoogle検索、最近、精度がますます落ちてきたような気がします。
そんな中、どうすればいいかについて書いてみました。

※Google検索 by Nikon Z fc+26mmF2.8

Googleの検索結果は信用できるか

Google検索は、無料ですぐに調べることができる便利なものです。
ただ、その検索結果が信用できるかどうか。
以前、その信頼性が疑問視されたこともありましたが、今も私は疑問です。

特に最近は、その精度が落ちてきたと感じます。
Googleとしては、Experience, Expertise, Authoritativeness and Trust(経験、専門知識、権威性、信頼性)という品質ガイドラインがありますが、これが機能しているのかどうか、疑問なのです。

検索すると出てくる結果は、
・これ経験しているか?ライターがちゃちゃっと書いてるよね。
・専門知識って感じでもないなぁ
・権威性ってここが権威あるかなぁ
・どこも同じことが書いてある、逆に信頼できない
ということがあります。

個人のページが検索結果に出てこなくなり、「公式サイトっぽい」ところがよく出てくるのです。
私の感覚では。

たとえば、税金のことに関して調べると、会計ソフト会社や他の会社(カード会社、税理士紹介会社など)、市役所関係も出てきて、答えらしきものはありません。
(このブログが出てこない負け惜しみは差し引いて)

しかもそれらのサイトが頻繁に出てくるので、経験、専門、権威、信頼があると見られているのでしょう。
検索の工夫がますます必要になってきています。

じゃあ、AIに聞けばいいかどうかです。

ChatGPTはGoogleの代わりになるか

AI、ChatGPTに聞けばいいのか。
Googleの代わりになるのかどうかというと、そうではありません。

一定の範囲であれば、ChatGPTは便利ですが、限界はあります。
これが今後改善するかどうか。
AIの特質からすると限界は必ずあると思っています。

たとえば、「独立すべきか」という質問だとこういう答えです。

まあ、よく見る答えです。
既存のデータベースから導き出しているので、こういったものにならざるを得ないでしょう。

もうちょっと具体的に聞いてもこんな感じでした。

これがアドバイスとして有効かどうか。
私はそうでもないかなと思います。

そして、こういった「一般的」な答えは、前述したGoogleの検索結果でも見られるものです。
現状は人が書いているのでしょうが、熱がないAIのような文章はすでに蔓延しています。

これが、今後は(すでに始まっていますが)AIが書いた検索結果が増え、そしてそれをGoogleは、見分けられるかどうか。
GoogleのAIがその先をいけばできるのでしょうが。

最初にChatGPTをさわったときに、「ああ、よく見るやつだな」と感じました。
検索結果によくある文章だったからです。
ついでにいうと、ヘルプやチャットに問い合わせたときに返ってくる回答にも似ています。

ChatGPTにもGoogleにも頼れないかなと。
そんな中で、ヒトはどうすればいいのか。
私がやっていることをまとめてみました。

Googleに頼れない今、やっておきたいこと

GoogleやChatGPTへの質問力、言語力も大事ではあるのですが、どんなにそれを磨いても出てくるものが役に立たない可能性もあります。
そもそもGoogleやChatGPTに頼りすぎてはいけないものです。
他人であれAIであれ、自分ではないのですから。

自分の頭で考えるというのが今そしてこれまでも、これからも大事にしていることです。
Googleの検索結果でどう書いてあろうと、「公式サイト」に載っていようと、ChatGPTが瞬時に答えようと、それが自分に合っているとは限りません。
100人中100人にあてはまっていても、自分に合わないとダメですから。

それをやってみて確かめる、行動するしかありません。
「あとは行動するだけ」とよく見聞きしますが、実際に行動しているヒトがどれだけいるか。

私は、IT大好きですが、意外と(?)Googleで検索していません。
値段や場所などを調べることはありますが、意見は求めていないのです。
検索結果は毒されていますから。
PRだったり、サクラだったり、知り合いだったり。
これにAIが書いたものも加わり、さらに検索精度は落ちていきます。

行動するようになれば、検索や他人に頼らずにすむようになるのです。
もちろんアドバイスを求めるのはアリですし、私も求めることはあります。
その頻度、その後の行動力が大事かと。

また、自分の強みを持つことも大事にしています。
強みはお客様のためになることでもあり、自分を守るためのもの。
特定の分野に強くなれば、検索結果を正しいかが判断できます。
少なくとも「怪しいかどうか」はわかるものです。

強み、専門分野はお持ちでしょうから、その分野で検索したりChatGPTに聞いたりして、どういう状況かを把握しましょう。
そして、類推します。
「専門分野での検索結果が当てにならない」→「自分が学ぼうとする分野、新しい分野でも検索結果が当てにならないのでは」と。

強みを磨けば磨くほど、類推の効果も増します。
(磨くだけだともったいないかと)

新しい分野やわからないことだと、他人やGoogleをうのみにしがちです。
私は税理士業で国税庁や検索結果を見ているので、他の分野もそういうものだという明らかな線引があります。
ましてやTVや新聞は信用しません。

相手がプロであっても、有名人であっても。
プロにもいろいろあることは、ご自身の専門分野でご存知でしょう。

Googleの検索精度がますます落ちること(改善する可能性もありますが)が予想される中、自分の軸をつくっていきましょう。
(このブログも鵜呑みにせず)

P.S
今日の話は発信側としても考えたいもの。
検索上位を目指すことが大事なのか、一般的なGoogle検索結果やAIと道を同じくするのかです。



■編集後記
昨日は、午前中に個別コンサルティング。
税理士業を中心に。
その後、娘とイヤリングのワークショップへ。
新レンズを持って。
カフェ、買い物をして帰りました。

夕方は、前日に撮影したダンス発表会の写真整理。
1600枚ほどの写真を整理して、844枚に。
総勢77名、5チームなので、なかなかのボリュームになりました。

1日1新Kindle『1日1新』
イヤリングづくり
Nikon 85mmF1.2
いちごジャムづくり

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
朝はオムレツを。
「ふわふわー」と喜んでくれました。
パパのオムレツ、形はちょっと崩れますけど。

個別コンサルティング後、石を選んでイヤリングかブレスレットをつくるワークショップへ。
娘が選んだのはイヤリング。
石はアメジスト(紫が好きなので)、パーツはちょうちょを選びました。
よりかわいいものもあったのですが、最近のテーマは「おねえさんぽく」。
かわいくてもこどもっぽいのは嫌だそうです。
細かい工程でしたが、無事つくることができました。

その後カフェ。
絵本を読めるカフェで気に入っています。

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