ちょっとずらせば、すいているところはある。独立後のポジションの見つけ方。

  • URLをコピーしました!

独立後は、ポジションが大事です。
人気のポジション、強敵がいるポジションではなく、すいているところを探しましょう。

IMG_0002

※朝の大崎駅ホーム iPhone XS

ちょっとずらせばすいている

今朝、保育園へ送りに行った後、電車で移動しました。
いつも、それなりにすいている電車が混んでいます。
(それでも座れますが)
途中の駅では、降りた人が長蛇の列。
車両を降りても動けないくらいの人です。
エレベーター、階段をも待っているようでした。

おそらく私が乗ったときは、ピークを過ぎていたのですが、それでもホームに人があふれかえってたのです。
月曜ですし。

そして、目的駅。
ここでも長蛇の列でした。
ひ、他人事じゃなかったな・・・と。
前の電車、ひょっとするとその前の電車に乗っていた人も並んでいたのでしょう。
エスカレーターの前には、車両にして、4両ほど人が並んでいました。
「こんなんなら、帰ろうかな・・・」とも。
(今日は、特に予定があるわけではなく、スタバ&コワーキングスペースで仕事をするために出てきたので)

その列に並ぶ気にならず、こっちならすいているかもと、ちょっと歩いてたらすいてました。
IMG_0002

特定の車両、位置がこんでいたのでしょう。

「ちょっと動けばすいてる」
「ちょっとずらればすいてる」
こういうことって結構ありますし、見つけるのが好きです。

レジや店でもいえますし、独立後のポジションでもそう考えています。

ポジションもすいているところを

独立したということは、後発です。
私は今でも、そう思っています。

理屈から言うと、昔から独立していて、そのポジションに座っているほうが有利です。
腕はともかく、認知度があります。
スイッチングコスト(お客様が変更する手間や変更しにくさ)が高い業界はなおさらです。

後発組はそこを覆さなければいけないのですが、そうそううまくいきません。
長蛇の列、満員のところに入っていって、自分の思うよう動くことなんてできないのと同じです。
サイヤ人のように、ふん!と一掃できれば別ですが、そうもいきません。
こんでいるところで戦おうとすると、安くしなければいけないことも多いです。
独立後、ひとりでやろうとするなら、安く多くはできません。
となれば、すいているポジションを探して、そこで活動するのが1つの方法です。

「そんなポジションなんてない」
「もうやりつくされている」
「飽和状態だ」
と思うかもしれませんが、どの業界も、ポジションの穴は必ずあります。
私はそのポジションを探してきましたし、今も探し続けているところです。

・ネットをあまり使っていないなら、ネットを使う。その逆もアリ。
・何か他のものと組み合わせる
・性別で違いを出す。世の中は男性的価値観なので。その逆を出す。
・地域。東京では普通でも地方では先駆者になれる。
・海外の事例を国内で活かす
・ITを組み合わせる。意外と空いている
・新しいスキル、法律を組み合わせる
・他がやっていないこと、やりたくないことで、自分がやりたいことを探す
・難しいことをやる
・年齢。その年齢で他にいなければポジションをとれる
などといった切り口があります。

私だと、

・経理×税理士
・Excel×税理士
・ブログ×税理士
といったポジションを当初とりました。
それぞれ先駆者はいましたが、その先駆者とはちょっとずらしたつもりです。
そのポジションをとったときはすいていても、そうでなくなることもあるので、今でもちょっとずつずらしていっています。

理想は、それなりにずっとすいているポジションです。
それなりに歴史のある業界で、すいていたということはそういうポジションである可能性もあります。
とはいえ、油断はできず、努力はかかせません。

そんなポジションを探し続けましょう。
私が独立をすすめている理由の1つは、ポジション次第で、後発でも十分戦えるからです。
年功序列、早く独立したほうが強いなんて、独立後の世界にはありません。
業歴〇年とかしらんがなという精神でいきましょう。

偉大なる先駆者を尊重しつつも、倒すくらいの気概がなければ独立後は食べていけません。

すいているポジションの見つけ方

すいているポジションを見つけるには、次のようなことがおすすめです。

徹底した業界研究

業界を徹底して研究しましょう。
まずはそこからです。
自分が狙うポジションで検索してみる、本を読んでみる、セミナーに行ってみるなど研究し尽くしましょう。

そうでないと、すいているかどうかわかりません。

同じ業界だけではなく他のまったく違う業界の研究も必要です。

興味がある業界を研究してみましょう。

自分の業界にとりいれることができれば、そこはすいているはずですし、自分の業界をひいてみることで気づくことがあります。

少数派を恐れない心

すいているポジションをとると、少数派になります。
ときには業界にとってタブーであることもあるでしょう。

なによりも、少数派というのは落ち着かないものです。
列に並んでいたほうが楽なこともあります。
しかし、独立後のポジションをみつけ、お客様に貢献するためには、少数派を恐れていては意味がありません。
答えは業界の多数派よりお客様にあるはずです。

ちょっとずつ慣れていきましょう。
私もこう見えて最初は、「だ、だれもやっていないしなぁ・・」と思っていた時期もありました。
今、昔の私に出会ったら、しかります。

 

小さくたくさん試す

そのポジションがどうかは、試してみないとわかりません。
歩いてすいている場所を見つけるのと同様に。
小さくたくさん試してみましょう。
ダメならこっそりなかったことにすればいいだけです。

書いてみる、メニューを出してみる、お客様に提案してみるなど、試していきましょう。
お客様の声をきく、お客様を観察することも大事です。

この機動力と柔軟性は、独立したばかりのメリットですし、後発のメリット、ひとりのメリットといえます。
そしてその機動力と柔軟性を持ち続けられるのも。

 

 


■編集後記

昨日、iPhone XSが壊れました。
ライトニングケーブルが刺さらなくなり、内部の何かが壊れたような感じです。
AppleStoreを予約し、新宿へ。
無事交換してもらえました。
が、お店の指示で、今までのiPhoneを先に初期化したため、データ移行ができず、iCloudの2段階認証もできず(MacもiPadも持っていなかったため)、復元はできず。
これまたお店の指示で、AppleWatchからSuicaを削除したため、Suicaも使えず。
切符を買って帰るはめに。
こんなに切符を買うのがめんどくさくとは……。

■昨日の1日1新
※詳細は→「1日1新」

Apple新宿 ジーニアスバー
新宿 VEGI STAND
娘と皇居前

■昨日の娘日記

昨日は、妻がランニングレッスンを皇居で受けている間、娘と。
近くで見てようと思いましたが、人見知りが激しくなっていた娘がコーチを怖がったので、遠くに。
皇居前の芝生(入れるところ)や砂利に喜んでいました。
私の子供のころは、砂利なんて普通でしたが、娘からするとはじめてで、音や小さい石がめずらしかったようです。

  • URLをコピーしました!