わかっていてもついつい<先延ばし>、<先送り>をしてしまうものです。
その原因と対処法に関する本でおもしろいものがありましたのでご紹介します。
”先延ばしの最大の原因は疲労”
『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』は、先延ばしとモチベーション研究の第一人者である著者が、先延ばしの原因とその対処方法について、DNA解析、脳科学、心理学の観点から書いた本です。
その中にこんな一節がありました。
”疲労は先延ばしを生む最大の原因だ。あなたのエネルギー貯蔵庫の容量に限りがあることを忘れてはいけない。”
エネルギーがないから、仕事をこなすことができず、結果先延ばしをしているというのです。
その対処方法として、
・空腹にならないようにする
・週に何日かはエクササイズ
・規則正しい睡眠
といったものが挙げられてました。
HPとMP
疲労をためない、エネルギーを空にしないというのは私も常々意識しています。
ゲームでHP(ヒットポイント)とMP(マジックポイント)という言葉がよく使われています。
HPは、体力、MPは魔法を使う力、つまりは精神力と考えると、現実の生活にもこれがあてはまるのです。
「体は疲れていないけど、精神的に疲れた」
という状態があるように、体と心のエネルギーがあり、それぞれの貯蔵量は常に意識しておかなければいけません。
どちらが欠けても、目の前の仕事をこなす効率は下がります。
スポーツの時にも同様のことを考えています。
トライアスロンでもマラソンでも、体は動くけど気持ちがついていかない、精神的に充実していても体が動かないということがあります。
スポーツはHPとMPを鍛えるためにも最適です(^_^;)
HP、MPを維持するために
本書に書いてあるように、疲労をためないようにするには睡眠と食事が重要だと思います。
私も睡眠と食事の優先順位は非常に高いです。
睡眠は6時間から7時間、ある程度一定の時間帯にとり(22時〜4時又は5時)、夜更かしはせず、食事も3食、ほぼ決まった時間帯にとります。
これはHP(体)のためだけではなく、MP(心)のためにも重要なことです。
ちょっと気分が乗らない、嫌なことがあった、というときも睡眠と食事でリセットします。
食事だけで考えても、1日に3回リセットしてエネルギー補給する機会があるわけです。
HPだけを考えていれば、単に空腹を満たすだけで十分です。
ただ、MPを考えると、おいしいものを食べる、待たされていらいらしない、嫌な人と食べないなども考慮すべきでしょう。
20年近く料理を作ることが日課なのも、このMPを補給するためです。
今はともかく、会社員の時は、帰宅してご飯を作って食べるというのがエネルギーの補給につながっていました。
「おいしいものを食べて元気を出そう」というのは理にかなっているとおもいます(^^)
仕事術やテクニックよりも、睡眠と食事で疲労をためないようにすることが重要です。
もちろんタスク管理にも欠かせないことです→8/3タスク管理塾
昨日、トライアスロンチームの仲間と、神奈川県のヤビツ峠へ。
バイク練習のためです。
険しい峠を全部登り切ることはできませんでしたが、湘南、茅ヶ崎辺りを走ることができ、充実したトレーニングができました(^^)
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