帳簿チェックの方法

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お客様を訪問した際、
まず、前月の数字を確定させる処理を行います。
数字が確定した後の打ち合わせがメインですので、
あまり時間をかけずに、
正確な数字を確定させる必要があります。
私は、
事務所の経理(スタッフ担当)も含め、
自分が入力した場合も
請求書等を参照しながら、
次のような方法でチェックをしています。
1 B/Sを見る。
B/Sで現金、預金を残高と一致させます。
次に、他のB/S科目を見て、
おかしな動きがないかをチェックします。
一目で分かるのは、マイナスになっている残高。
可能な限り補助コードをつけ、
その異常値が見つけやすいように設定しています。
2 P/Lの推移表を見る。
P/Lの単月ではなく、
年間の推移を見ます。
他の月と比べて、異常値があれば、
入力が間違っている可能性があります。
中には、コレまでと違う科目で入力されているケースも
ありますが、これでだいたい判明します。
この場合も、補助コードがあると、精度が高まります。
3 消費税のチェック
消費税のコードが正しいかをチェックします。
4 特殊事項を見つける。
1から3で正しい処理をした後、さらに異常値があれば、
なぜ増えたか、減ったかを
検証します。
5 資料の作成
その後の打ち合わせに使用する資料を作成します。
定型のもの+特殊事項を深くほりさげたものです。
修正箇所があれば、担当の方に必ずフィードバックします。
こんな流れで帳簿(会計ソフトの入力内容)
をチェックしてます。

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税理士 井ノ上 陽一
1972年生まれ。大阪生まれ宮崎育ち東京在住。 ひとりビジネスを、時間・お金の両面でサポート。 ・株式会社タイムコンサルティング代表取締役 ・アイアンマン(スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km) ・著書に『AI時代のひとり税理士』『ひとり社長の経理の基本』、『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』、『ひとり社長の経理の基本』,『新版 そのまま使える経理&会計のためのExcel入門』ほか。 さらに詳細なプロフィールはこちら