法定調書合計表の提出

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昨日の夜に
法定調書合計表という書類
をすべて提出しました。
法定調書合計表とは,
前の記事で取り上げた支払調書を集計したものです。
この合計表には,
一定の基準に該当する源泉徴収票,
税理士等へ払った報酬や原稿料等の支払調書,
不動産の使用料の支払調書
を添付します。
要するに
1年間(2008年)に
会社が誰にいくら支払って,源泉所得税をいくら差し引いたかの
記録を税務署に提出するものです。
以前は,
控の返信用封筒を入れて,それぞれ税務署へ郵送
という流れでした。
合計表は一枚ですが,
支払調書は,場合によって数が多くなります。
これをすべてのお客様について行うので,
郵送だけで大変でした。
今は,
e-Taxで送付することができます。
データを入力し,
確認後,電子申告用のデータを作成します。
ここまでは各社ごとに処理をする必要がありますが,
その後は一括で処理することができます。
まず,税理士である私の電子署名を行い,
次に電子データを税務署に送信します。
送付する会社が何社あっても,
支払調書が何枚あっても
一括で送信することができます。
私の場合,お客様が100社あるわけでもありませんが,
それでもかなり効率的です。
この一括送信の際に
給与支払報告書(住民税のために住んでいる市区町村に提出するもの)
も同時に送信することができます。
ただし,給与支払報告書は,
一部e-Taxに対応していない市区町村があるため,
従来通り紙で提出しています。
意外にも東京都が対応していないのが残念です。
(墨田区のみ対応しています)
法定調書等と給与支払報告書は
1月末(今年は2/2)までに提出する必要がありますが,
こういったシステムの導入で効率化し,
時間を捻出することができることは
ありがたいです。
※参考記事
支払調書の仕組み


年末調整後の業務


スタートダッシュ~年末調整

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