業務の分散|個人の所得税の申告

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所得税は,
個人が1年間(1月から12月)に得た収入について
その翌年の3月15日(今年は3月16日)までに
税金を計算して,申告するという仕組みになっています。
税理士事務所がこの時期忙しくなるのは,
次のような理由で業務が集中するからです。
・すべての個人のお客様の申告期限が,3月16日である。
(法人は決算期を自由に選択できますので,
申告期限が法人によって異なります。)

・その時期に1年間の数字をまとめて処理する必要がある。
(法人は毎月処理するケースがほとんどですが,
個人は,まとめて処理するケースが多いです。)
通常の法人のお客様の業務もあるので,
集中するのは好ましいことではありません。
そこで,業務を分散するようにしています。
まとめて資料をいただくお客様は,
早めにいただいていたり,
半年に1度,資料をいただいていたり。
当然,毎月処理して打ち合わせをするケースもあります。
私の場合は,個人のお客様はそんなに多くありませんが,
意外と1月から3月16日までの間に分散できるものです。
税金を払う場合は,2月16日から3月16日まで
税金が戻ってくる場合は,1月1日から3月16日までに
申告すればいいのですが,
税理士が業務を行うのは,その期間に限らず,
早めに行っても問題ないですしね。
今日,明日にいくつか完了しますので,
その完了した申告書をもとに来月月初に打ち合わせを行います。

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