逆の立場から考える専門家としてのあり方

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専門家としてのあり方を考えさせられた出来事です。
先日,のどの調子が悪かったので,病院へ行きました。
しかし,一通り診察が終わった後,薬を処方してもらうことになる段階で
医者から
「どんな薬が欲しいですか?」
「この薬でいいですか?」
「3錠でいいですか?」
と逐一聞かれるのです。
診察で症状もある程度分かっているでしょうし,
私の希望(のどの痛みを抑えて,咳が出る前に治したい)は伝えてあります。
それに合った薬を出してもらうことを希望しているので,
「こういう症状だから,この薬を飲んでください」
というアドバイスが欲しいわけです。
なんだか不安になった一コマでした。
まあ,のどの痛みは治まりましたが・・・・。
専門家に求めることは的確なアドバイスと理由づけです。
これは,私自身,逆に税理士として求められていることだと考えています。
確かに税法や会計は選択の余地がありますが,
あまりにその選択をクライアントにゆだねすぎてもいけません。
かといって,理由も説明せずに自分の考えや知識を押しつけてもいけないわけです。
やはりコミュニケーション能力が必要だと改めて実感しました。

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税理士 井ノ上 陽一
1972年生まれ。大阪生まれ宮崎育ち東京在住。 ひとりビジネスを、時間・お金の両面でサポート。 ・株式会社タイムコンサルティング代表取締役 ・アイアンマン(スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km) ・著書に『AI時代のひとり税理士』『ひとり社長の経理の基本』、『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』、『ひとり社長の経理の基本』,『新版 そのまま使える経理&会計のためのExcel入門』ほか。 さらに詳細なプロフィールはこちら