売る側・買う側にとってのレシート

何かモノを買ったときにもらうレシート。
買ったモノと,その金額が記録されています。
使いようによっては,非常に有効なのですが,
売る側,買う側,それぞれに事情があります。
それぞれにとってレシートがどういう意味があるか考えてみました。
売る側にとってのレシート
お店や店員さんによって,レシートに対する対応が異なります。
マニュアルで統一している場合もあれば,個人の判断にもよるものもあるでしょう。
1 普通に渡す
 おつりと同時,又はお札のおつりと同時に出します。
2 渡さない
 おつりのみ渡すタイプです。レジから出てきたレシートはそのままにしています。
3 おつりがあるときのみ渡す
 おつりがあれば,レシートと同時に渡し,ないときは渡さない。
 こういうスタンスの方もいるような気がします。
4 捨てる
 コンビニやカフェで見かけるのが,その場でぐちゃぐちゃにして捨てる方。
 「レシートが欲しい」と言うと,かなり慌てます。
 念のため,その場では捨てなければいいのに・・と思いますが。
5 そもそもレシートが出ない
 さすがにレジを打たない店は少なくなりました。
 レジを打っても,なぜかレシートが出ないお店があります。
 経費削減なのかもしれません。
 売上をごまかすためとは思えませんが・・・。

買う側にとってのレシート
買う側にとっては,次のパターンに分かれます。
1 ビジネス上の経費のためにもらう
 金額,店名,内容等が記録されているレシートは,経費の証拠となります。
 このレシートや領収書がなければ,原則として,経費となりません。
 そのため,必ずレシート又は領収書をもらう必要があります。
 
2 家計簿のためにもらう
 家計を管理する際もレシートは重要です。
 金額や内容が記録されているので,その記録を有効に使うと,
 家計を管理しやすくなります。
3 必要な場合だけもらう
 金額が大きいもの,経費になるものを選別して,もらう,もらわないと決める場合も
 あります。
4 もらわない
 必要がない方の場合は,当然この選択肢となります。
 
サービスとしては
売る側,買う側,様々なパターンがありますが,
接客サービスとしては,どう対応するのがベターか迷うところです。
私もアルバイトで店頭に立つことが多かったのですが,迷いました。
レシートを必ず渡せばいいかというと,必要ない方には迷惑でしょうし。  
レシートが必要ない方のために,捨てる箱をレジに準備しているお店もありますね。
ただ,経費の証拠としてレシートを使う方にとっては,
レシートは金券に相当する価値があります。
買う側がそうであるかどうかは判断がつきません。
そういう観点から考えると,基本的には渡すべきという考え方になる気がします。
私の場合
私の場合は,経費のためにも,家計簿のためにも必ずもらいます。
レシートを,その場では財布に入れますが,翌朝にはすべて財布から出し,
経費分はクリアファイルに保管し,家計分は,その場で会計ソフトに入力して捨てます。
家計分のレシートは保管しておく必要もありませんし。
実感として,4割くらいの割合でレシートをもらえないことがあるので,
少々ストレスを感じますが,しかたないのでしょうね。
============================
 12/20(日) 確定申告勉強会 お申し込み受付中

【編集後記】
昨日は,甥っ子と遊ぶ日でした。
EX-IT|
上の甥っ子がはまっているガンバライド。
仮面ライダーのゲーム?です。
カードを使う意外と戦略的なものでした。
なんとか勝てましたが。
4歳にしては内容を理解しているのがすごいです。
大人気でしばらく行列に並ばなければいけなかったのは
参りましたね。
【読み終わった本】

直感のブランディング ― 「普通」の人が「特別」を生みだした7つの物語(ストーリー)/デイヴィッド・ヴィンジャムリ
¥1,890
Amazon.co.jp

アメリカでうまれた7つのアクシデンタルブランドについて書かれた本。
アクシデンタルブランドといわれるのは,
普通の人が,「アクシデント(偶然)」をきっかけに構築したブランドだからです。
身近なこと,ちょっとしたことがブランドになるという事例,ブランドの築き方など
参考になりました。

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話/マネー・ヘッタ・チャン
¥1,050
Amazon.co.jp

1話完結で
儲け話や国,会社に欺される物語が8つ書かれている本。
「信じるとは」,「騙されるとは」について,物語で軽快に表現されつつ,
その本質を突いた本でした。