税理士試験合格発表後

  • URLをコピーしました!

昨日は税理士試験の合格発表でした。
税理士試験は11科目あり,そのうちの5科目に合格する(必修科目あり)と
税理士資格を取得できます。
(プラス実務経験2年が必要です。)
5科目合格した場合はネットで公表されますが,
それ以外の場合は郵送で合格通知が送られてきます。
都内だとたいてい当日に届きますが,落ち着かないものです。
昨日は友人の税理士もブログで記事にしています。
◆合格発表
結果発表の日
合格された方,おめでとうございます。
科目合格だった方は次の科目へ,
不合格だった方は,来年に向けて再スタートです。
今日はその再スタートについて,私が考えることです。

1 不合格の理由を考える
 「合格していたはずなのにだめだった」
 「もう少しだった」
 と不合格後の意見はいろいろとあるのですが,
 不合格には,何か理由があるはずです。
 
 具体的に試験問題のどこができなかったのか?
 勉強時間が不足していなかったか?
 など,不合格となった理由を意識することが重要になります。
 合格・不合格というのは,ゆるがない事実です。
 近年は,不合格の場合,試験の出来にランク(A~D)がつくのですが,
 まったく意味がありません。
 
2 悔しさをバネに
 月並みな言葉ですが,今の悔しさをバネにしなければいけません。
 なんとなく受験し続けることがないようにする必要があります。
 
 悔しさは,忘れてしまうものです。
 私も同様でした。
 ただ,私の場合は,税理士受験の前にそういう悔しさを味わっているだけです。
 不合格の試験は,中学受験,高校の選抜試験,大学受験,簿記3級,簿記1級・・・
 と数多くあります。
 それでもその悔しさをその都度忘れていて,しっかり勉強することができていませんでした。
 
 ようやく簿記1級の不合格の悔しさをバネにし,
 その後の公務員試験,税理士試験に合格しています。
 
 これにいつ気づくかが勝負ではないかと思います。
3 1/11(11分の1)
  税理士試験の勉強期間は,通常9月から翌年7月までの約11ヶ月です。
  今日から,年明けの学校の講座が始まるまでは約1ヶ月あります。
  この1ヶ月が持つ意味は非常に大きいです。
  あまりショックを引きずっている時間はありません。
  「受験生に正月はないのか?」というと,
  「ない」と思います。
  少なくとも私が受験していたときは。
  特に働きながら受験している方は,仕事も休みで,自分の勉強ができる貴重な機会です。
厳しいコメントかもしれませんが,実際厳しい試験だと思います。
しかし,税理士資格をとりたい,
特に独立して自分の考え,スタンスで税理士業務をやりたい方は
乗り越えなければいけない試験です。
また,受験生が税理士になりたいという思いを強めるような姿を
我々税理士が見せなければいけないと考えています。
===============================
 12/20(日) 確定申告勉強会 お申し込み受付中

【編集後記】
2月の祝日を利用して,実家の宮崎に帰ることにしました。
航空券が安かったこともありますが,
つい最近,とある本を読んだことが理由です。
こういった影響を受ける本に出会えることに感謝したいですね。

  • URLをコピーしました!