・決算→申告のスケジュール

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昨日は午前,午後と2件の打ち合わせがありました。
どちらも決算に関するものです。
午前中は2月決算,午後は1月決算のクライアント。
○月決算というと,通常○月末日に事業年度(1年)が終わることをいいます。
その事業年度が終わる月を決算月といい,原則として決算月から2ヶ月以内に税務署に税金の額を申告し,納付します。
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青い矢印は1月決算。3月末日が申告期限です。
赤い矢印は2月決算。4月末日が申告期限です。
さらに紫の矢印は個人の場合。個人は3月15日が申告期限です。
法人よりも期間が少し長くなります。
決算数値の予測
例えば,2月決算の場合,今日(3/28)時点では何もできることはありません。
もう決算は終わっているからです。
だからこそ,数ヶ月前から決算の対策を練ってきました。
昨日の打ち合わせでは,決算数値や納税額がその予測どおりとなっているかの確認を行っています。
結果は・・・ほぼ予測どおりでしたにひひ
3月は日程調整の関係でやや遅めとなりましたが,だいたい決算月の翌月中旬に決算数値と納税額はだいたい確定します。
あとは税理士側の書類作成を残すだけとなります。
3月決算のクライアントも同じようなスケジュールで進行しています。
ただ,年の中途でのご依頼だとスケジュールがずれ込むことになってしまいます。
1月決算のクライアントについてはそのパターンでしたので昨日申告となりました。
今期からは通常のパターンに戻ります。
新しい期は始まっている
なぜこのようなスケジュールで進めるかというと新しい期はもう始まっているからです。
2月決算だと3月1日から新しい期が始まっています。
2ヶ月後の4月末日まで決算にだけ取りかかっていては業績確認などが2ヶ月遅れになり,負担も大きくなってしまいます。
2ヶ月というのは,業績確認が2ヶ月後になってもいいというわけではなく,単に税金の申告までの期間でしかありません。これが転じて,毎月の数字が2ヶ月後にしか出ないというケースがたまに見受けられます。
経営にスピード感が求められる中,この2ヶ月の遅れは大きいです。
何よりも決算が終わらないと落ち着かないですしね。
早期の決算,経営に精神的・物理的な負担をかけない決算・申告が理想的です。
もし,「毎年ぎりぎりまで決算が終わらなくて・・・」という場合は,顧問税理士等に相談してみるといいとも思います。
経理体制等何か根本的な問題があるかもしれません。
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【編集後記】
今月末でメルマガの配信システム,受付システムを解約しました。
(メルマガ等は継続します。システムだけです。)
今日付ですべて使えなくなるので,自前のシステムに移行しなければいけません。
日程的にやや厳しかったのですが,思い立ったときに解約した方がいいと思いましたので・・・。
あと2時間くらいで終わりそうです。

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