独立後の方向性を変えたいときは、徐々に・確実に・走りながら

独立後、方向性を変えることもできます。
私も変えてきましたし、今も調整は続けているところです。
独立後の方向性の変え方について書いてみました。

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※豊洲にて Leica M10

独立後、方向性を変えたい

独立前から綿密に計画してスタートできる方は、ほとんどいません。
独立してからは食べていくことが至上命題となりますのでそれに向けてまっしぐらに突き進むことになるでしょう。
そしてなんとなく食べていけるようになってから、
・こういう仕事もしたいな
とか
・この仕事はあまりやりたくないな
とか
・ひとまず食べてはいけてるけど時間が全然ない
とか、方向性について悩むことが出てくるかもしれません。

やってみなければわからないのは独立も同じ。
「こんなはずじゃなかった」はありえます。

独立後の「仕事に困る」には、「仕事がなくて困る」と「仕事があって困る」があるわけです。

時期としては、1年後なのか2年後なのか、3年後なのか。
ときには10年後になるかもしれません。
人によって異なるでしょう。

それがいつであっても方向性を変えることは、不可能ではありません。
ただ、思っているだけでは方向性は変わりませんので、自ら行動を起こす必要があります。

とはいえ、劇的にガラリと看板を立て直すということはする必要はありません。

方向性を急に変える必要はない

方向性を変えようと思ったときに、じゃあホームページをリニューアルして、肩書もガラリと変えて、プロフィール写真も変えて、メニューも変えてと……一気にやろうとするとなかなか進みません。
急に変える必要はないわけです。

私も方向性を変えてきました。
時期的にもやもやしてきたのは、独立して2年目になる2008年から2009年頃。
仕事のご依頼を多少なりともいただけるようになりましたが、食べていけるという状態ではありません。
ただ、この方向性は限界がある、この方向性ではないかなという、もやもやはあったのです。
だからこそ、ちょっとずつ変えてきて、売上の構成も次のように変わってきました。

人を雇わずに税理士業だけなら、顧問として仕事ができるのは10社程度と考えており、それ以上の仕事ができなくなります。
それならばと思って、書く仕事や話し仕事を増やし、仕事量を大幅に増やさず、人も雇わず自分の知識やスキルを伝えていくという方向性を目指したわけです。

ちょっと変えてきて、その成果が出たかなと思うのは2013年から2014年。
2008年から動き出したと考えると5、6年かかっています。
方向性を変えるには、それぐらいかかる可能性もあるということです。
もちろんもっとうまくやる方法もあるのでしょうが。

そのときに私が方向性を変えた方法を、今もおすすめしています。

方向性を変えるなら、徐々に確実に走りながら

独立後の方向性を変えるなら急に変えようとせずに、徐々に確実に走りながらやって行くのがおすすめです。

目指す方向性のメニューをつくる

たとえば、目指す方向性のメニューを新しくつくるというもの。
値段を新しくするのか、対象を方向性にあうように変えるのか、方向性に合った内容を加えるのかと、さまざまな方法があります。

メニューを出すだけなら、今すぐでもできるでしょう。
「そんなメニュー出したって誰もこないよ」と思われるかもしれません。
そのとおり誰からもご依頼がなくても問題ないのです。
出すことが大事ですから。

メニューを出す、つまり、ネット上に、世界中の方から読まれる可能性があるところに値段と内容を出すことにより、自分の意識が変わります。
最初はそれだけで十分です。
意識を変えないと方向性は変えることができませんから。

その他、名刺、パンフレット、ホームページ、ブログなどあらゆる言葉を見直し、方向性に合うものを入れで行きます。
そして大事なのは方向性に合わないものを外していくということ。

方向性に合わないものを残しておくと、そこから方向性に合わない仕事のご依頼をいただいてしまいます。
売上が一時的に減ることを考えると外しにくいかもしれませんが、だからこそちょっとずつやるのです。
私も2008年から13年頃にかけて、徐々に外してきたものがあります。

方向性が違う仕事の依頼を受けたときに、「なんでこんな依頼がくるんだろう」と怒るだけではなく、自分に責任があると考え自分側を見直してみましょう。
書いてある言葉だけではなく、普段の言葉や思考がそういった方向性に合わないものを引き寄せている可能性も高いのです。

 

毎日やる

方向性を徐々にかつ確実に変えるなら、走りながら変えていくしかありません。
1か月仕事を全部止めて山小屋にこもって考えるということは現実的にできません。
日々を過ごしながら仕事を変えていかなければいけないのです。

確実に進めるのであれば1日に30分、30分が無理なら10分でも、方向性を変えるために時間を使いましょう。
もしブログをやっているのであれば、方向性を変えるにはふさわしい場ですので、そこに出す言葉を変えていきましょう。
記事にちょっとずつ出していくということができます。
・やりたい仕事の内容をちょっとだけ記事に書いてみる
・お役に立ちたい人に向けての記事を書いてみる
・本音をちょっとずつ出してみる
という実験ができるわけです。

タイトルに入れるのがこわければ、文章の中にしれっと忍ばせましょう。
私は今でもそうしています。

ブログを書いていなかったら方向性を変えることもできませんでしたし、方向性を変えたいという自分に気づかなかったでしょう。
書いていると、「あれ、なんか違う」「自分はこう思っているのか」と気づくものですので。

目指す方向性が定まらない場合も多いでしょうし、むしろ方向性を定める必要はありません。
こっちの方向かな?と仮決めして、ちょっとずつ進むことが大事なわけです。
そのちょっとずつのスパンとして「毎日」(または平日毎日)はわるくありません。

 

今の仕事を一覧にして見直す

「方向性を変えたいけど、時間がない」というのは最も怖いことです。
考えることも動くこともできないなら、方向性は変えられません。
一時的に夜や土日を使うことをしながら時間をつくっていきましょう。

その方向性に向けての勉強も必要なわけで、時間は絶対確保したいものです。

もし時間をつくりたいのであれば、今やっている仕事をずらりと一覧にして並べて眺めてみましょう。
・どの仕事に時間がかかっているか
・どの仕事でどのくらいの売上があるか
・どの仕事にストレスを感じているか、方向性と合っていないか

などをチェックします。

本当はやりたくなく、時間がかかっていて売上もそれほどでないというものをやめれば時間もできますし、ストレスもなくなるというメリットがあります。

ただ、多くの場合、本当はやりたくないもので時間がかかるものというのは売上も多いものです。
具体的にその仕事を減らすといくら減るのか、減った場合、今のお金はどうなるかを考えなければいけません。
ざっくりとでも具体的に考えるというのが大事です。

そして、売上を確保しながら方向性を変えること、ましてや売上を増やしながら方向性を変えることはできないと考えておいたほうがいいでしょう。
方向性を変えるとき、売上は減ります。

目指す方向性の仕事が入ってきてから、方向性に合わない仕事を減らしていくのは理想ですが、あくまで理想です。
減らすほうが先と考えておきましょう。
むしろ、売上が年間100万円減るなら、方向性を変えるために100万円を投資すると考えたいものです。
私が方向性を変えた時期も、100万円、200万円単位で投資しています。

そうはいっても、その仕事とのつながり、人とのつながりでなかなかその仕事をやめにくい、断りにくいというのもあるでしょう。

ただ、なぜ自分の方向性を変えたいと思ったか。
その方向性を変えた先で、本当に自分を必要としてくださる方に出会い、お役に立つためではないでしょうか。
自分が方向性を変えないことにより、そういった仕事ができず世の中に提供できなくなるわけです。
「自分を本当に必要としてくれる方と出会い、貢献する」というのは方向性を変える際の決断をするときに、十分な大義名分になります。

 

人生の方向性を変えるために独立を選んだ方もいらっしゃるかと思います。
独立すると状況がガラリと変わりますので、それまでと方向性を変えることはできるものです。
むしろ独立すれば方向性は変わるので、方向性を変えるのはそれほど難しいことではありません。
ただ独立後に方向性を変えるのは、それよりも難易度は高いものであり、しっかりととりくまないとなかなかできないものです。
もちろん独立後に方向性を変えなくてすむのが一番ではあるのでしょうが 。

方向性を変えるには、徐々にやっていけばいい、ただし、確実に毎日走りながらやっていきましょう。
人生の中で「本当はこうしたかった」というものは、できる限りなくしていきたいものです

 



■編集後記
au Payの20%還元が昨日いっぱいということで、何かないか考えましたが特になく……。
近場で食事して終えました。
中古カメラ店でau PAYが使えればよかったのですが……。
来週からまたスタートするので、ちょっとだけ考えようかと。
無理に買わないようにしつつ。

 

■昨日の1日1新
※詳細は→「1日1新」

近くの居酒屋へ3人で
au PAY

 

■昨日の娘日記

昨日は公園へ。
好きな遊具がある公園へ行き、思いっきり遊びました。
ちょっと遠いのでベビーカーで。
夜は、近くの居酒屋へ。
個室かつカラオケがある部屋で、カラオケも楽しんでいました。