noteのしくみ・使い方入門。コンテンツの売買ができるサービス

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コンテンツを売買できるサイト、note。
この1ヶ月、使ってみて、コンテンツを売る側、買う側を体験してみました。
そのしくみと使い方について解説します。
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※かね吉 一燈庵にて。DSC-RX100M3

noteとは

noteとは、クリエイターがコンテンツを売買できるサービスです。

売買できるコンテンツは、
・トーク→ちょっとした一言。140文字
・イメージ→写真
・テキスト→ブログのような感じ
・サウンド→音声
・ムービー→動画
の5種類。
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これを無料で公開することも、有料で公開することもできます。

noteで読む・買う側の使い方

noteを読む

noteでコンテンツ(記事)を読む場合、無料記事なら登録しないで読めます。
有料記事を買って読むには、登録が必要です。

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登録すると、コンテンツを書いている人をフォローできます。

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フォローすると、[タイムライン]にその人のコンテンツが流れてくるというしくみです。
[おすすめ]や[マンガ]、[コラム]といったコーナーもあります。

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右上のアイコン(三)をクリックすると、メニューが表示され、読む側としては[マガジン]や[ライブラリ]を使ってみましょう。
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[マガジン]とは、ノートをたばねることができる機能です。
お気に入りのノートを束ねたり、あとで読むノートを束ねたりすることができ、[ライブラリ]は、購入したノート、購読中のマガジンなどを見ることができます。
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スキをつけたノートというのは、「スキ」というnoteの機能に関連したものです。
Facebookの[いいね!]やTwitterの[いいね]のように、記事ごとに[スキ]をつけることができます。

[クリエイターのサポート]とは、100円、500円または自由にクリエイターに送金できるシステムです。
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noteでコンテンツを買う

noteでコンテンツを買うことができます。
有料コンテンツの種類は、3つです。

1 ノート
記事単体で売っています。
1記事いくらというものです。
私も売っています。

2 マガジン
複数のノートが入ったマガジンでまとめて売っています。
マガジンには、現状100個のノートを入れることができるので、最大100記事読めるわけです。
この中に入っているノートは、すべて読むことができますが、購入日以前の単体で有料ノートは、読むことはできません。
単体で有料のものは、購入日以後ならマガジンの代金に含まれます。

3 定期購読マガジン
月額いくらで課金されるマガジンです。
この場合も、購入日以前の有料ノートは読めません。購入日以後ぶにマガジンに入れた有料ノートは読めます。
定期購読マガジンの場合、初月無料です。
月末が課金のタイミングですので、2/1に購入すれば2/29まで無料、2/20に購入すれば、2/29まで無料となります。
いったん解約して再度購入すると、そのときから課金されますので注意しましょう。

なお、デジタル配信という性質上、返品はききません。

支払のしくみ

有料コンテンツを買った場合に支払方法は2つあります。
1つがクレジットカード。
もう1つが携帯キャリア決済(スマホ代金と一緒に払う)
です。
後述しますが、コンテンツ販売側としては、クレジットカードの方が手数料が安くなります。
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noteで売る側の使い方

noteで売る側の使い方をまとめてみました。

コンテンツ(記事)を書く

通常、記事を書くなら、[テキスト]を選びます。
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テキストノートを書くのはこんな画面です。
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画像のアイコンをクリックすると、ノートの表紙画像を入れることができます。
これは入れておいた方がいいでしょう。
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タイトルを入れ、ノート本文を書き出します。
+のアイコンをクリックすると、このように、画像、ノート(note)、Youtube、Twitterを挿入できます。
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Enterキーで1行あけて改行でき、Shift+Enterキーで1行空けずに改行できます。
文字を選択すると、アイコンが表示され、左から[見出し]、[太字]、[中央そろえ]、[引用]、[リンク]が設定できます。
1行空けての改行(Enterキー)でないと、うまく設定されないときがあるので注意しましょう。

右上の[キャンセル]を押すと、[下書き]に保存できます。
こまめに保存しておきましょう。

右上の[公開設定]を押すと、無料か有料かを選べます。

有料記事のアップ

ノートを有料にする場合は、価格を設定します。
設定できる価格は、100円から10,000円です。

マガジンに入れるときは、マガジンを指定しましょう。
ノートが無料でも、有料マガジンに入れれば、読むためには有料マガジンの購入が必要となります。
ノートが有料で、有料マガジンに入れれば、有料マガジン又はノート単体で買わなければいけません。

ハッシュタグも設定できます。

有料の場合は、[有料エリア設定]で、どこから有料かを設定しなければいけません。
Shift+Enterで改行のところには有料ラインをおけません。改行(Enter)をしましょう。
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設定して、[公開]すると有料で販売開始されます。

・単体のノートを有料にする
・単体のマガジンを有料にする(無料のマガジンを有料に変更すること、有料のマガジンを無料にすることができません)
・月額課金の定期購読マガジンを作る(現状は、noteを運営する株式会社ピースオブケイクとの契約が必要です。私は1月はじめに訪問してきました)
・有料マガジンの中のノートそれぞれをばら売りする
といったことができます。

売上の確認・しくみ

売上は、右上のアイコン(三)メニューの[ダッシュボード]から見ることができる他、メールでも届きます。
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ダッシュボードで表示されるのは、
・アクセス状況
・売上管理→コンテンツごとの売上(手数料引く前)
・振込履歴
・購入者一覧
です。

 

売上は、前月末までの未振込額が1,000円以上の場合、毎月25日までに申請すれば、振り込まれます。
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その際の手数料は、次の通りです。
・決済手数料 クレジットカードなら売上の5%、携帯キャリア決済なら売上の15%
・プラットフォーム利用料 (売上ー決済手数料)の10%
・振込手数料260円

翌月に、手数料の額は分かりますが、内訳はわかりません。
1月の売上から引かれていたのは、売上の約17%。
すべてクレジット決済なら、5%+10%で15%、すべて携帯キャリア決済なら5%+15%で20%になるので、クレジット決済が多いのでしょう。

noteで販売してみて気づいたポイント

1月にnoteでノートを販売してみました。
これまで気づいたポイントを書いてみます。

・値付けの難しさ
noteにはすべて有料記事をアップしています。
この値付けは難しいです。
100円から10,000円の中で、適正価格をまだまだ探っています。

・価格は変えることができる
面白いのは価格を変えられること。
(変更した場合は、その後に購入する方から変更となります)
売れてきたから値上げする、実験的に上げてみるといったことができます。
今日も値上げしてみました。

ただ、売れないから下げるというのはやらないようにしています。
これは通常のビジネスと同じです。

・コンテンツを更新できる
コンテンツを更新して、買っていただいた方へ更新情報を伝えることができます。
これは面白いです。
ブログだとなかなかできません。
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・無料部分は大事
無料で表示する部分は非常に大事です。
ここで売れるかどうかが決まることもあるでしょう。
いろいろと工夫していますが、ひとまず目次を作ってみています。
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・売れる楽しさ
売れるとメールが来るようにしているので、ありがたいとともに楽しみもあります。
書いたものがお金になる最たるものは、出版ですが、ハードルが高いのは事実です。
個人レベルでこういった販売ができるのはすばらしいことだと思います。

・トップとの差を痛感
noteではトッププレイヤーとの差を実感できます。
100万、200万売っている方もいらっしゃいますので。
それでも1月には、2回(がんばれば4回)夕食に行けるくらいの収入はありました。
ありがたいです。

・基本はブログ、メルマガ
有料コンテンツは、ブログやメルマガなどの無料での価値提供が基礎になると思っています。
まずやるべきはブログやメルマガでしょう。

まとめ noteで販売してみよう

noteでコンテンツを販売してみましょう。
在庫を抱えるものではなく、初期費用もかかりません。
値付けの勉強にもなります。
何よりも新しいことを体験する価値はプライスレスです。

そして、noteでコンテンツ販売するなら、徹底して研究しながらやりましょう。
本を書くには本を読むことが大事なように、有料コンテンツを買ってみることも欠かせません。
noteの公式サイトのよくある質問は必読です。

 

スマホアプリもおすすめ

noteはスマホアプリもあり、使いやすいです。
iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/note-noto/id906581110?mt=8

Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=mu.note&hl=ja
売りたい方も買いたい・読みたい方もダウンロードしてみていただければ。

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【編集後記】

昨日は新宿シティハーフマラソン。
スピード不足で、ベストから大幅に落ちる結果でしたが、気持ちよく走れました。
国立競技場がスタート・ゴールというのが魅力だったこの大会。
国立競技場は取り壊されているので、かわりに神宮球場がゴールでした。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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