時間の使い方を考える上で、自分の時間の使い方が好きかどうかという視点も大事です。
※宮崎空港にて Pixel 3
独立前の時間の使い方は、好きじゃなかった
限られた時間とはいいつつも、日々なんとなく過ごしてしまいがちです。
こうしてる間にも、その限られた時間は刻一刻と過ぎてしまいます。
なんだかんだそれなりの時間があるのでイメージとして捉えにくいというのもその理由でしょう。
だからこそ、今の時間の使い方が好きかどうかを考えるのが大事だと思っています。
たとえば、昨日の時間の使い方は、好きかどうか。
嫌いな時間の使い方をしていないか。
今日のこれまでの時間の使い方は好きかどうか、この後の時間の使い方を好きになれるかどうか。
「好きか嫌いか」だと考えやすくイメージしやすいのではないでしょうか。
独立している方は、独立前の時間の使い方が好きではなかったという場合が多いでしょう。
私はそうでした。
残業はありませんし、やらない主義でしたが、平日は朝9時に出勤し17時まで仕事をしなければいけません。
眠くても座ってなければいけませんし、ちょっと早めに仕事を始めて早く帰るということもできませんし。
目の前の仕事も楽しいものばかりではなく、会話も楽しいものではなく。
やり方を変えることも簡単ではなく、何かやるにしてもある程度の報告は必要です。
限られた時間を使うのであれば、自分がやってみたいと思うことは試してみたいというのが独立した理由の1つでした。
そして、独立してからは、果たして自分の時間の使い方を好きになれるか、自分の時間の使い方に愚痴を言っていないか。
時間の使い方は考えすぎても考えすぎることはありません。
時間は、自分が好きになるように使えばいい
独立して最初から、好きな時間の使い方ができていたわけではありません。
・夜に自宅で仕事をし、だらだらと長く働いてしまう
・スマホやネット環境を整えていつでも対応できるようにしたら、いつでも仕事の終われる感覚に
・電話が鳴ったらすぐ出て対応し、それが終わるとメールが来ていて、返信していたら来客があり……
・早起きをして朝の時間を有効に使おうとしても、結局は、9時から17時が、4時から17時になって仕事が間延びするだけ
・土日は関係なく、疲れたら休もうとしたら、胃が痛くなり検査に
・土曜日に打ち合わせをしたいというご要望があり、自分の時間のパターンが崩れる
・メールをすぐに返さなきゃ仕事がなくなるかもという恐怖心から、気が気でない
・入力しても入力しても終わらない仕事があり、残業代なくても残業しなければいけない状態に
時間術の本を読み漁り、時間管理のツールを試しつつ、時間の使い方を日々研究しながら今に至っています。
そんな中感じたのは、時間の使い方にも好き嫌いがあること。
私からすると、時間に追われるのは好きではありませんが、ある程度時間に追われるのが好きな方もいらっしゃいます。
どちらがいいわけではなく、好みです。
早起きが好きな方もいれば、夜のほうが集中できるという方もいますし、重要なことは先にやるのが好きな方もいれば、重要なことは雑務が終わってからやるのが好きな方もいます。
私は、早起き派ですし、重要なことは先にやる派です。
集中力が続く方もそうでない方もいて、私は集中力がないので、同じことをずっとすることもできず、集中力が途絶える=何かに遮断されるということは好きではありません。
さまざまなノウハウがある中、自分が好きな時間の使い方ができればいいのではないでしょうか。
他人がやっているから・多くの人がやっているからというのは、関係ないものです。
たとえば、長く仕事をするのも、自分が納得していて好きであればそれで問題ありません。
長く働けるのも独立後のメリットです。
もし「長く仕事をするのが好きではない」なら、それをしないように全力で阻止すべきでしょう。
・好きな時間の使い方を増やす
・嫌いな時間の使い方を減らす
という2方向から攻めます。
自分の時間の使い方が好きになるような工夫
自分の時間の使い方を好きになるような工夫をしていきましょう。
早起き
自分がやると決めたことを確実にやるという時間の使い方が好きです。
早起きして決まったことをやると確実にこなすことができ、リズムをつくることができます。
(タスク管理、メモ整理、データ整理、経理、メルマガ、ブログ)
こういった整理整頓を朝やるのは、その後の時間の使い方を穏やかにしてくれるものです。
そして、完全に1人の時間を朝一番に確保できるというのは、好きな時間の使い方の1つでもあります。
また、早起きする習慣があれば、夜遅くまで起きてられないので、夜だらだらと外で飲みたくない、寝る前はゆっくり過ごしたい私に合っているのです。
仕事の入り口を整備
時間を使う大半は仕事です。
ということは、時間の使い方が好きになるなら、好きな人・仕事をすることが欠かせません。
そういった仕事の依頼をいただくために、仕事の入り口を整備しています。
メニューを出し、こういう仕事をしたいと積極的に出しているのはその一環です。
納期が厳しすぎる仕事、やりとりが煩雑な仕事、お役に立てない仕事、苦手な仕事を受けてしまうと、好きな時間の使い方はできません。
やらないことリスト
好きではない時間の使い方をしたら、やらないことリストに加え、徹底してやめるようにします。
最近もありました。
リストに入れて毎日見るようにしておかないと、つい同じことをやってしまいます。
そうすると、いつまでたっても時間の使い方を好きになれません。
夜に仕事をすると、そのときはスッキリして眠れるのですが、翌日になんだか疲れが残るので、私はやらないルールにしています。
気が進まない仕事を受けてしまうと、それを悔やむ時間も無駄ですので、こういう仕事は受けないというルールにし、嫌いな時間の使い方をしないようにしているのです。
時間の使い方は生き方でもあります。
自分の生き方を好きになるようにするには、日々の時間の使い方を好きになる積み重ねです。
もちろんそうはいってもという場合はありますが、完全にあきらめてしまったら、生き方も時間の使い方も変わらないわけですので、理想を掲げてちょっとでも近づいていきましょう。
ブログを日々書くというのも好きな時間の使い方です。
■編集後記
昨日は、自分の会社の申告書を最終チェック。
今日、提出、納税します。
EmEditor
■娘(2歳)日記
買ってみたかき氷機を気に入っています。
「パパのかき氷」と。
ママが食べると、「それ、パパのだよ」と。
■著書
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