人を評価する面接と経営を評価する決算書等

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人を評価する面接と
経営を評価する決算書等。
似ているところは多いです。
その比較をしてみました。

過去
面接では,
これまで自分が何をやってきたか
どのような経験があるか
など,過去の実績を話します。
経営を評価する場合,
過去1年間では,売上がいくらで,利益がいくらだったか
黒字が何年間続いているか
前年よりも売上がどのくらい上がったか
など,数字で過去の実績を表現します。
これが,損益計算書です。
(キャッシュ・フロー計算書もその1つです。)

現在
面接では,
身だしなみや,話し方,マナーなどにより,
現在の自分の姿を表現します。
経営を評価する場合,
今,いくらキャッシュがあるか,
未回収の代金(=売掛金)はどのくらいあるか
借入金はどのくらいあるか
を数字で表現します。
これが,貸借対照表です。

未来
面接では,
これからやりたいこと
会社に貢献できること
自分ができること
などを話します。
経営を評価する場合
これから,業績がどのように推移するか
資金繰りがどのように変化するか
目標としている数値
などを数字で表現します。
これが,経営計画です。
経営に必要な要素
経営を数字で表現するには,
過去の実績
現在の状況
未来の計画
が必要です。
しかし,過去の実績を表現することにウェイトをかけすぎているケースがあります。
面接では,
これまで何をやってきたかも重要ですが,
これから何ができるかも重視します。
経営でも
これから何ができるか,何を目指すかを数字で表現する経営計画が重要です。

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