預金通帳の信頼性と会計ソフト入力

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今日は,先ほどまで
個人事業として不動産投資をされている方の
相談を受けていました。
不動産投資は,購入した不動産を賃貸することにより収入を得るものです。
不動産投資に専念されている方もいらっしゃいますが,
会社に勤めながら,不動産投資を行っている方も多いです。
今回は会計ソフトの使い方も含めてのご相談でした。
会計ソフトの使い方は,やはりコツがあります。
その1つは入力する順番です。
会計ソフトに入力する順番
 私は,まず預金通帳を会計ソフトに入力することをおすすめします。
なぜなら,預金通帳は,信頼性できるからです。
通帳の残高が,例えば103,948円だったら,
口座には,必ず103,948円あります。
預金通帳を会計ソフトに入力した結果,
会計ソフト上の「預金」残高が103,948円になれば,
数字的には間違っていないことになります。
これが,現金の場合だと,
現金で支払った領収書をすべて入力しても,
その残高を確認する方法がないわけです。
もちろん,実際の現金残高を把握しているが理想ですが・・。
個人事業主の場合,本人が立て替えている経費などもあり,
現金残高を把握しづらいケースが多いです。
(法人の場合は,必ず管理します。)
そのため,預金通帳をまず入力し,
正しい残高を確定させ,
その後に,現金で支払った領収書等を入力します。
現金商売の場合を除き,
極力現金を使うことをなくすと,会計ソフトの入力も楽になります。
具体的には,
口座振替,振込又はデビットカードなどを有効に使います。
右と左の金額が一致する簿記の原則上,
信頼性の高いもの(=預金)があると,ずいぶん楽になるものです。
この辺のノウハウも勉強会ではお話しします。
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【編集後記】
昨日は,電源に泣かされる1日でした。
・勉強会中にプロジェクターの電源コードを踏んでしまい,
中断してしまったり。
・勉強会の写真を撮ろうとしたら,前日,ブログ用の写真を撮りすぎて,
デジカメの充電がなくなってしまっていたり。
・カフェで仕事をしようとしたら,iPodの充電が切れていたり。
iPodはともかく,プロジェクター,デジカメに関しては,
セミナー,勉強時のチェックリストをさらに強化しなければいけません・・・。
【読み終わった本】

エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」/河邑 厚徳
¥1,575
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「モモ」の著者,エンデの考え方を中心にお金について,論じられた本です。
お金の本来のあり方を考え,今の金融システムを変えるべき・・・
2000年に発行された本ですが,その後の経済を見抜いていたかのような内容でした。

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